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テクニカルガレージRUN GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)使い方も熟考しフィッティングも高まるコンプリート【Heritage&Legends】
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いい意味でメニューはあってもないようなもの
GSX-R1000Rのスズキ100周年記念カラー(’21年型)に、テクニカルガレージRUNが手を入れた1台。操作系や足まわりを軸に軽量化や操作性、そして質の向上を車両トータルで図る“テクニカルガレージRUN・ヴァージョンアップコンプリート”の手法が使われている。
車種ごとに適合し、ほぼボルトオン対応できるアフターパーツも増えた今、それらを揃えて装着しただけではないかと見る向きもいるだろうが、ヴァージョンアップコンプリートの本質はそこにはない。パーツ...
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ACサンクチュアリー Z1000Mk.II(カワサキ Z1000Mk.II)RCM所有歴から得られた経験を新たな車両依頼に生かす【Heritage&Legends】
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作り手やパーツの進化を十分に反映してオーダーする
ACサンクチュアリーのコンプリートカスタム、RCM(Radical Construction Manufacture)。このMk.llはRCM-596というシリアルナンバーが付けられた、新しめの1台だ。グレー/ブラックベースのモノトーンの中にコントラストを加え、フロントキャリパーはラジアルマウント、マフラーはチタンメガホンと、ルックスを重視しながらもその中に高い機能を融合させる。そこからはスマートな現代カスタムのような感覚も見てとれるが、そこ...
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飯田レーシングファクトリー GS1200SS(スズキ GS1200SS)整備の延長でカスタムを施し落ち着きとまとまりを得る【Heritage&Legends】
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ノーマルもよく知った上で変化も楽しんでいく
20年近く前にバイク用品店の駐輪場で見た、上下黒レザーウエアに身を包んだライダーと、その黒いGS1200SSに魅入られたというオーナー・島田さん。後にリターンライダーとなり、現行車を手に入れて乗ったものの数カ月で手放し、心にあったGS1200SSを入手したという。これはそのGSの、現在の姿だ。入手からはどうしたのだろう。
「生涯の相棒と考えましたから良いメンテナンスをしたいと、GS1200SSに詳しいショップを探しました。そこで飯田レーシングファク...
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テクニカルガレージRUN バンディット1200S(スズキ バンディット1200S)コンプリート化=内容一新で素性を効果的に引き出す【Heritage&Legends】
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今行える油冷車への推奨仕様でパッケージングする
スズキ750〜1200cc系油冷の最終モデルとなったバンディット1200/S。ここに紹介する1200Sはファイナルモデルでなく、レギュラーモデルがベースだ。元々はショップ作り置きの販売車として仕立てられたものだが、通常の販売車でなく、テクニカルガレージRUNでバージョンアップ・コンプリートとして作られたと言えば分かりやすいだろう。言い換えれば、TG-RUNが考える油冷車への推奨仕様とも言える。TG-RUN・杉本さんにその主なところを聞いた。
「...
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アクティブ YZF-R7(ヤマハ YZF-R7)ボルトオンパーツでワンランクアップを実現【Heritage&Legends】
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ちょうど良いのひとつ先を目指す提案車
270度クランクのDOHC4バルブ688cc並列2気筒エンジンや鋼管ダイヤモンドフレームにφ41mmフロントフォークやリンク式リヤ・モノサス、3.50-17.5.50-17サイズのホイールを組み合わせたミドルスポーツ、MT-07。このプラットフォームを生かしてフルカウルを組み合わせ、フロントフォークを倒立化、フレームのセンターブレースをアルミ化するなどしたスーパースポーツがYZF-R7だ。
送り出したヤマハも「“あなたのための”スーパースポーツ」とキャッ...
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アエラ Z900RS(カワサキ Z900RS)一貫した物作り思想で乗りやすさを求めたパッケージ【Heritage&Legends】
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輸入車用パーツで培った精度や機能、品質を応用する
AELLA(アエラ)は京都・カスノモーターサイクルのオリジナルパーツブランド。カスノモーターサイクルはヤマハの契約ライダーとして長く活躍した糟野雅治さんが主宰するバイクショップで、AELLAはそんな糟野さんのフィロソフィを基に、’91年にスタートした。
これまで自社がディーラーにもなっているドゥカティやBMWなど輸入車向け製品の開発・販売が主体だったが、2017年末のデビューから爆発的人気を得た国産モデル=カワサキZ900RSに着目し、同車向...
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飯田レーシングファクトリー GS1200SS(スズキ GS1200SS)クラシック&レーシーイメージに軽さと乗りやすさを作る【Heritage&Legends】
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油温にもコンパクトさにも配慮し好ルックスも獲得する
シングルシートスタイルや丸目デュアルヘッドライトによって’80年代初頭の耐久レーサーの雰囲気を持たせたGS1200SS。この車両はそのGS1200SSだが、5本スポークのゲイルスピードTYPE-GP1Sホイールやフロントのサンスター・ネオクラシックディスク+ニッシン4ピストンキャリパーなどでその耐久の雰囲気を強めた印象がある。
オーナーによれば「クラシックさを残しつつレーシーに」がコンセプトということで、それは前述のように既に満たされている...
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アルファインダストリーズ×オートバイ GPZ900R(カワサキ GPZ900R)ウエアブランドとコラボで作る“らしい”Ninja【Heritage&Legends】
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カスタムの今も反映するべく多くの協力も得て作業進行
’23年の東京モーターサイクルショー、2輪専門誌の老舗・オートバイ誌ブースに展示されたGPZ900Rカスタム。じつはこの車両、フライトジャケットのMA-1など、ミリタリー系&ストリートウエアを展開するアルファインダストリーズと、そのオートバイ誌のコラボレートによって作られたものだ。GPZ-R登場の1984年からほどなくの1986年に公開されたアメリカ映画「トップガン」。そこに主演のトム・クルーズがフライトジャケット(G-1またはCWU-36/...
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MOTOTECH GSX750S(スズキ GSX750S)油冷&ユニットプロリンクサスで大幅進化した3型カタナ【Heritage&Legends】
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手元のパーツで組んだとは思えない高い完成度と巧みな手法
1100でも750でも、空冷カタナへの油冷エンジン搭載は、手頃な高出力化の手法として活用されてきた。この3型750カタナも一見同様に思えるが、少し事情が違う。ガレージモトテックの杉山さんに内容を聞こう。
「まず、3型カタナ(GSX750S3)に乗られていたお客さんがバイクを降りられて、持っていたパーツやフレームごと車両を当店で譲り受けて保管していたんです。その後、Team KAGAYAMAがカタナでTOTハーキュリーズに参戦する時(20...