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カスタムファクトリー刀鍛冶 GSX1100S(スズキ GSX1100S)TOTハーキュリーズを走る中でさらに進化する油冷カタナ【Heritage&Legends】
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GSX-Rディメンションに好きな形と油冷エンジンをドッキング
「今回はいくつかの変更を行いました。フレームは作り替えて外装も変わったし、操作系も換えていますね。でも、それぞれがうまく機能した上に噛み合ってくれて、3位という結果と58秒台(58秒972)というラップタイムも達成できました」
こう言うのは、カスタムファクトリー刀鍛冶の石井さん。ツクバサーキットで行われるテイスト・オブ・ツクバ。そのハーキュリーズクラス用に油冷エンジンをオリジナルフレームに積み、GSX1100Sルックをドッキングさせ...
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オオノスピード GSX1100S(スズキ GSX1100S)フロント19インチ仕様で“上がり”バイクに仕立て直す【Heritage&Legends】
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これからの金属パーツの試作用テストベッドにもなった
「新車から乗られているオーナーさんの車両で、2006年頃に前後18インチホイール仕様で作ったんです。そこからでももう15年以上経ちましたし、オーナーさんも歳を取ったので、改めて“上がり”バイクに仕立て直してほしいと。それでリフレッシュするのに合わせて、今の空冷カタナ定番の純正φ37mmフォーク&フロント19インチホイールにしたんです」と、オオノスピード・大野さん。フロント19インチだと履けるタイヤが限られてくるはずだが、そのあたりはどうだった...
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スズキ「GSX1100Sカタナ」1981年|80年代を代表する1台! 独創性に満ちた記憶に残る名車【絶版名車解説】
スズキ「GSX1100Sカタナ」特徴
圧倒的な個性でライダーを今なお惹きつける名車
1980年、ドイツ・ケルンで開催されたIFMAショーで世界中に衝撃を与えたモデルこそがスズキGSX1100Sカタナ。工業デザイナーのハンス・ムート率いるドイツのターゲットデザイン社が、その名の通り日本刀をイメージしてデザインした、未来的、先鋭的なスタイルが大きな話題となった。
スズキは1979年に、空冷DOHC4バルブユニットでトップレベルのパフォーマンスを実現したGSX1100Eを投入していたが、スタイリングがオーソドックス過ぎて市場の反応は今ひとつ。よりインパクトのあるデザインが求められていたのだ。シ...
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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキ GSX1100S)前後18インチ化とステム変更でより理想型に近づく見本【Heritage&Legends】
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必要条件をクリアしさらにバランスを高め選択肢を拡大
GSX1100Sカタナというモデルの価値を理解し、今ストリートで楽しむ。そのために不可欠な部分にアップデートを施す。これはカスタムでの話ではなく、ノーマルスペックの車両であってもだ。前後18インチ化したコンプリートカスタムの“フルメタル・ハガネ”はじめ多くのカタナを手がけてきたテクニカルガレージRUNでは、その経験から、そうした提案をしてくれる。具体的にはフロントブレーキ(マスター/キャリパー/パッド/ディスク)、前後サスペンション(フロン...
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カスタムファクトリー刀鍛冶 GSX1100S(スズキ GSX1100S)当時のレーサー的な外観に多くの今流要素を盛り込む【Heritage&Legends】
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定番メニューを生かす仕様選択や提案にも注目
「カタナ現役当時(’82〜年)のレーサーをモチーフにした18インチ車両です」と、製作者の刀鍛冶・石井さん。フロントブレーキキャリパーをフロントフォーク前側に置くリーディングマウントにしたり、スイングアームを当時最高の4ストレーサーのひとつと言えたモリワキ・モンスター風にアレンジする。メガホンマフラーの採用やシートレール立ち上げ部の補強もそんなひとつだ。
ところでシート下に目をやると、なんとオイルクーラーがある。
「オーナーさんがツインクーラーにして...
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ブライトロジック GSX1100S(スズキ GSX1100S)オーソドックス・イズ・ベターの見本的18インチカタナ【Heritage&Legends】
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車両を軽く感じられ、飽きないから長く付き合える
しばらくは17インチと18インチが混在していたカタナ・カスタムだが、このところの主流と言えるのは、前後18インチのようだ。この車両もその18インチスタイルで作られている。
「このくらいの構成がオーソドックスな感じだと思います。前後17インチのフルカスタムでももちろんいいんですけど、普通にやるのならこれかな」
ブライトロジック・竹中さんはこのカタナの全体感をこのように教えてくれる。確かに見た目も各部仕様とも、普通。言い換えればどこかが突出したよう...
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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキ GSX1100S)サーキットも走れるGTという方向に振ったコンプリート【Heritage&Legends】
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純正ルックで乗るのに不可欠な部分を補完する
フロント19インチの星型キャストホイール、ツートンのシート。左右出しのメガホンエンドマフラーも備えるなど、カタナのノーマルらしさをしっかりと残したこの車両。テクニカルガレージRUNによる近作で、冒頭のように外装やハンドルほか多くのコンポーネントが純正のままだ。だが、押し回しすると明らかに純正と異なり軽く、かっちりとした動きが感じられる。どんなオーダーを受け、どう作られたのかを同店・杉本さんに聞いた。
「“ノーマルイメージをできるだけ崩さない”という...
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オオノスピード GSX1100S(スズキ GSX1100S)ポジション変更と再整備でいつでも乗れる快適カタナへ【Heritage&Legends】
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本質はそのままに専門店のノウハウで楽しみを大きくする
50歳を超えてからもGSX1100Sカタナに楽しく乗れれば……。この車両はオーナーが手放しそうになっていた車両に対して、専門店からの提案と作業を施すことでそのテーマをきっちりクリアしたものだ。元々重く、エンジンは質実だがシャープでない印象、ブレーキは効かないし曲がらないという印象が出やすいカタナ。その前後ホイールベアリングを高精度のシールタイプにして、キャブレター同調を完全に取り、エンジンを適正位置に組んで適正トルクで締め付けすることで、...