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クラスフォーエンジニアリング ZX-14R(カワサキ ZX-14R)新作軽量ホイールとともに240リヤタイヤを魅せるデモ車両【Heritage&Legends】
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ファットタイヤを履いた印象を実際に見せる役目も持つ
空冷Zから現代のハヤブサやNinja ZX-14Rまで、いわゆるUSスタイルのカスタムを次々と紹介&提案してきたクラスフォーエンジニアリング。その最新デモ車となるZX-14Rだ。同店が扱うアメリカのホイールブランド、RCコンポーネンツ製の鍛造ホイール「Laguna」(ラグーナ)を履くのが最大の特徴だ。デモンストレーションはどのような位置づけにしているのか、同店・横田さんに聞いた。
「ウチの場合、デモ車は作ると“ほしい”という方が現れて、この車...
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K-2プロジェクト ZX-11(カワサキ ZX-11)1200エンジンでの乗りやすさから素性の良さを伸ばす【Heritage&Legends】
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フラッグシップの速さと軽快さを明確に強化する
’84年の登場当時に世界最速を標榜したNinja、GPZ900R。その最速路線は後継各車にも受け継がれ、’93年のZZR1100/ZX-11・D型で完成に至る。堂々たるフラッグシップ。それでいながら街乗りにも使える軽快感を備えていたため、支持が厚かった。
K-2プロジェクトが手を入れたこのD型ZX-11は、その速さと軽快さの両方が明確に伸ばされているようだ。そのポイントを知れば、ニンジャ系モデルへの効果的な手の入れ方も見えてくるのではないだろうか。...
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アニーズ KZ1000LTD(カワサキ KZ1000LTD)憧れのMk.IIデザインをLTDベースで具現化する【Heritage&Legends】
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余裕の排気量でいつでも乗り出せる気軽さを楽しむ
古くは2010年頃、テイスト・オブ・ツクバで同爆仕様や不等間隔爆発仕様といったチューニングを施したZレーサーをモンスターEvoクラスに出走させたこともあり、現在も全国のZオーナーに頼られるサポートショップ的存在でもあるアニーズ。この車両は岐阜県養老郡で建築業・ヤスフク建築を営み、また当地の静かな住宅街に建つライダーズカフェ、ドルチェカフェ R/Uのオーナー(Dolce Cafe R/U)でもある、安福 守さん/梨絵さんご夫妻のご主人、守さんのも...
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メローズ GSX1000S(スズキ GSX1000S)カタナをスーパーバイク仕様GSに仕立てるマニアック改【Heritage&Legends】
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オーナーも製作側も凝りに凝りに凝って独自性も高く
’70年代終盤から’80年代序盤にかけてのAMAスーパーバイクで大活躍した、2バルブのヨシムラGS(赤に白ライン)。それをモノトーンで仕立てた印象の1台。だが、ベースはGSではない。GSの後継、4バルブのカタナ、しかもレースホモロゲーション用に3000台をあえて作ったというGSX1000Sだ。手を入れたのがメローズ・中川さんと聞けばそれも納得か。
「オーナーさんの発案で、1000のカタナをネイキッドルックでバーハンドル仕立てにしようと。全体の...
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トリニティガレージ ナカガワ ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)フルR-Shot#Mで高出力をスムーズに生かすエンジンが軸【Heritage&Legends】
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いいエンジンを元に軽量&強化した車体を自在に楽しむ
ZRX最終型となるZRX1200DAEGが2016年に生産終了してから10年近く。これはZRXだけでなく、GPZ900R系エンジン搭載車としての歴史が終了したことを意味する。純正パーツはだんだん供給終了していくが、ZRX用シリンダーもそんなひとつ。トリニティガレージナカガワではこれに対してZRX1200R/DAEG、ZZR1200に使えるハイパフォーマンスシリンダー、「TGN HPC#1164」[TGN HPC#1224」を’25年初頭に発...
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〈カスタム車インプレ〉ヨシムラが繰り出したZ900RSカスタムの最新究極形を味わう!【Heritage&Legends】
2021年7月に受注がスタートした、カワサキZ900RSをベースに1976年AMAスーパーバイク選手権でのヨシムラZ1をオマージュした外装を載せた、『Z900RS/CAFE YOSHIMURA Heritage KIT AMA Edition』。その最新仕様というべきデモバイクに、2輪ジャーナリスト・中村友彦が試乗した。果たして往時のエッセンスはどう解釈され、現行モデルのZ900RSに落とし込まれているのか? その詳細を見ていこう。※本企画は『Heritage&Legends』2025年3月号に掲載された記事を再編集したものです。
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K-2プロジェクト GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)メンテナンスで復調させてカスタムで素性の良さを伸ばす【Heritage&Legends】
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多様な車両で経験したネガ排除やセットアップ手法を反映
油冷GSX-Rの最終となる’92年型1100N。K-2プロジェクトへの来店のきっかけは同店のお客さんからの紹介だった。
「ZZR1100Cに乗っておられる方からです。お仲間のこのGSX-Rに少しエンジンがぐずつくなどの症状が出ていて、それなら自分のZZRでいい結果が出せた当店で見てもらえばという具合でした」とK-2・北村さん。入庫後に早速車両全体を確認し、作業に取りかかる。
「キャブレターは純正でそのオーバーホールに取りかかって、足まわり...
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愛車整備のマストアイテム=メンテナンススタンド使用法を J・TRIP製品で改めて復習|J・TRIP(森製作所)&カスタムファクトリー刀鍛冶【Heritage&Legends】
愛車の点検や整備、そして清掃をより効率的にこなそうとすると、どうしてもほしくなる必須アイテムがリヤ用メンテナンススタンドだろう。ただし、多くの旧車には前時代的なスイングアームが付いているから、今風のV字受けや貫通シャフトタイプのスタンドは使いにくく、昔ながらの定番、L字型の受けを使わざるをえない。ここではそんなL字型受けのリヤスタンドを、いかにスマートにそして正確に掛けるか、そして留意点を、カスタムファクトリー刀鍛冶で改めて学ぶ。知っているつもり……のアナタもぜひ復習されたい。※本企画はHeritage&Legends 2025年2月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ノジマエンジニアリング ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)自ら作業する中でその上を見せたNJを入手しカスタム【Heritage&Legends】
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友人に勧めたNJの良さを実感して入手し再生・進化する
ノジマエンジニアリングの創立者、野島英俊さんが、ZRXの魅力を追求するとして1999年に後軸185PSを発揮するエンジンを積んだZRX1100で鈴鹿8耐に参戦。翌2000年の8耐参戦に際して、その出力を効率的に受け止め、路面に伝えるべく作り上げたのがリヤ・モノサスの「NJレーサー(NJ-1)」だった。そのノウハウを公道用、つまり一般のZRXユーザーにも味わってもらいたいとして始めたのが「ノジマ・NJモディファイサービス」だ。ZRX1100...
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ブライトロジック GSX-R1000(スズキ GSX-R1000)良好素性をそのままにポテンシャルを高める高質販売車【Heritage&Legends】
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突き詰めれば自然と使うパーツは定まっていく
初代油冷GSX-R750ではまさに実戦の先頭に立ち、その進化と限界に立ち会ってきたブライトロジック・竹中さん。今同店で手を入れられる車両はユーザーカスタムも、販売車両もそのノウハウをしっかり反映したものとなっている。ライダーファーストという見方はどうGSX-Rに投影されるのかは、このGSX-R1000K6を元に仕立てられた販売車両からも分かる。主な仕様は少し前に紹介したオーナー車両のGSX-R1000K7とも近く、オーリンズ前後サスやブレンボのブレ...