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オオノスピード GSX1100S(スズキ GSX1100S)フロント19インチ仕様で“上がり”バイクに仕立て直す【Heritage&Legends】
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これからの金属パーツの試作用テストベッドにもなった
「新車から乗られているオーナーさんの車両で、2006年頃に前後18インチホイール仕様で作ったんです。そこからでももう15年以上経ちましたし、オーナーさんも歳を取ったので、改めて“上がり”バイクに仕立て直してほしいと。それでリフレッシュするのに合わせて、今の空冷カタナ定番の純正φ37mmフォーク&フロント19インチホイールにしたんです」と、オオノスピード・大野さん。フロント19インチだと履けるタイヤが限られてくるはずだが、そのあたりはどうだった...
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オオノスピード KATANA(スズキ KATANA)初期型で開発したパーツをコンバートし新型の性格も知る【Heritage&Legends】
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メーカーの考え方にも注目してパーツや車両を作る
「II型のⅠ型仕様ですね(笑)」と、このKATANAを前にしてオオノスピード・大野さん。
「II型(M2)が出たからⅠ型(M0)とどう違うのかなって車両を買ったら、純正シルバーはSUZUKIロゴが赤から黒に変わってて、うちのコンプリートのカラーと同じ。それならパーツ移植したらすぐコンプリートになるぞって、M0に付けていた(開発した)パーツをこっちに移植したんです。
M2では電気系はいろいろ変わっているけれど、足まわりなどはだいたいM0そのままで...
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オオノスピード GSX1100S(スズキ GSX1100S)ポジション変更と再整備でいつでも乗れる快適カタナへ【Heritage&Legends】
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本質はそのままに専門店のノウハウで楽しみを大きくする
50歳を超えてからもGSX1100Sカタナに楽しく乗れれば……。この車両はオーナーが手放しそうになっていた車両に対して、専門店からの提案と作業を施すことでそのテーマをきっちりクリアしたものだ。元々重く、エンジンは質実だがシャープでない印象、ブレーキは効かないし曲がらないという印象が出やすいカタナ。その前後ホイールベアリングを高精度のシールタイプにして、キャブレター同調を完全に取り、エンジンを適正位置に組んで適正トルクで締め付けすることで、...
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オオノスピードGSX1100S(スズキGSX1100S)フルレストアにひと手間加えて確実性を増す販売車【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。インターネットのみでは決して探しきれない、全国の腕利きショップや最新パーツ&アパレルの深堀り情報も満載!
好コンディションですぐ走り出せる状態を作り込む
空冷カタナというバイクをもっと身近にし、乗って楽しめるようにすることで、しっかり動き続けるカタナを減らさないようにしたい…と活動を続けるオオノスピード。折に触れてコンプリート車両を製作するのだが、それらは代表・大野さんがカタナを長く乗るために必要と考えるレストアやカスタム=大野さんが選んだ、あるいは開発し...
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オオノスピードKATANA(スズキKATANA)実際に乗って使って足りない部分をカバーする #Heritage&Legends
実使用で必要になるユーティリティを重視
スズキGSX1100S/750Sカタナ用に、微に入り細に入ったパーツ群を展開してきたことでも知られるオオノスピード。その新作パーツ群装着車にして、代表・大野さんの愛車に加わったKATANAだ。
外観上の一番の特徴は、すっと低く長く伸びたルックス。空冷カタナにも近い感覚(大野さんいわく、幾分昭和のスタイルが混ざった感じ)で、ある種の安心感のようなものも感じさせる。これはGTテールカウルキットによるものだ。まったく収納スペースのないKATANAにレインウェアが入るようなスペースも作れて、シートを外してネジ1本で開閉するため、セキュリティもある。テールが...