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〈カスタム車インプレ〉オオノスピード・GSX1100S(スズキ GSX1100S)この先20年乗れるGSX1100Sを作る! 一生乗り続けたくなるカタナ像
新型車やカスタムバイクの試乗レポートを中心に、ヘリテイジ&レジェンド誌に寄稿してくれる二輪ジャーナリストの中村浩史さん。そんな彼がプライベートで長く乗り、楽しみ続けてきたのがスズキGSX1100Sなのだ。この特集の機会に、中村さんが改修に当たり、何に気を付け、何をどう変えていったのか? 空冷カタナファンなら今、誰もが気になるだろうその内容を自らまとめてもらった。※本企画はHeritage&Legends 2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ライダーフィットを考えた加工やチューニングに加え従来より一段階上の整備を提案|タジマエンジニアリング【Heritage&Legends】
「CB-Fシリーズは壊れにくい」。そんなイメージから長く乗られた個体も多い。だが、さすがに生産40年。今までの整備内容が通用しないというケースも出てきた。タジマエンジニアリングの村嶋さんはそうしたケースへの配慮と、今までより1段上の整備を提案する。また同店創設者・田島さんとともに築いたCB-Fノウハウで、オーナー個々にフィットする車両も作り出している。※本企画はHeritage&Legends 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
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エムテック ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)車両作りのスペシャリストが要所を押さえた快走車【Heritage&Legends】
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まず止めて、曲がり、走るの順に必要な要素を満たす
京都のm-techによるZRX1200R。純正スタイルを生かしつつブラック系のパーツ選択など、渋めを狙ったパッケージが気になるが、早速同店・松本さんに内容を聞こう。
「オーナーさんにはこのZRXが初めてのビッグバイク。“カスタムしたいけど、それに必要なものを選んでほしい。あと、あえて目立たない方向で仕立てたい”。そんなオーダーと、私たちの手の入れ方が合ってこうなりました。
ZRXにはパーツもたくさんあって、どんどん付けたくなる。光り物も多いの...
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T.T.Rモータース CB750F(ホンダ CB750F)手に入れた車両の内容を先に知った上で望むスタイルへ【Heritage&Legends】
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ノーマル状態でなじんでもらい、カスタムへ進む
誰もがイメージしやすいカスタムベース車としてまず挙がるのは、ホンダCB-Fやスズキ・カタナに油冷GSX-R。カワサキの空冷Zにニンジャもそうだろう。いずれも絶版車、既に旧車となっているのもひとつの共通点だが、同じく共通点となっているのが、それらの車両を今走らせるために欠かせないリフレッシュ作業だ。そこでこの車両だ。中古車両の販売やカスタム、パーツ開発・販売と、ホンダCB-Fシリーズを多く扱うT.T.RモータースによるCB750Fだ。
見ての通りに...
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サンクチュアリー コウガ Z1(カワサキ Z1)電装も大きくアップデートした17インチ・コンプリート【Heritage&Legends】
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見えないところでも進化を続けるカスタムの世界
「セパレートハンドル仕様で、排気量はφ70.5mmピストンでの1030ccです。少しパワーを出しながら、ライフを重視したエンジン仕様。当店の6速クロスミッションとEVOシステムも装備しています。お客さんの思いも詰め込んだ妥協ない1台として作っています」
こう、サンクチュアリー・コウガの立入さんが説明してくれるZ1。車両に話を戻すと「17インチ対応フレーム加工など、ほかの部分はサンクチュアリーのコンプリートカスタム、RCM(Radical Cons...
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RIKI SPL. ZRX1200ダエグ(カワサキ ZRX1200ダエグ)好きなカラーのモデルをオールペイントでアップデート【Heritage&Legends】
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純正の色違いパーツでトータルルックも変わる
ZRX、そしてカスタムの楽しみ方にはこういう方法もある! RIKIさんのこのZRX1200DAEGを見て、このルックスに至った経緯を聞くと、そんな新鮮な気持ちになる。その経緯は以下のようなものだ。
「車両を入手したのは6年くらい前です。もうひと目惚れという感じで購入しました。2010年式のDAEGで、カラーはキャンディライムグリーン。私はグリーンが好きで、この色が気に入ったんです。ほかの年式にもグリーンはあるんですけど、キャンディなのはこの年だけ。...
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マジカルレーシング XSR900(ヤマハ XSR900)ネオレトロスポーツのらしさや質感に機能を加える【Heritage&Legends】
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まず付けたいカウル&ボディパーツ類にぜひ注目
ダイキャストフレームや888cc直列3気筒エンジンなどのMT-09のプラットフォームに’80年代スポーツモデルのイメージを加えて’22年にモデルチェンジしたXSR900。
ネオレトロという基本の内容を、初代のクラシックから新たにレトロネイキッドスポーツへと変更した造形になったが、それに似合うアッパーカウルや各部カバーなどをマジカルレーシングが製作した。この車両はその“2022 XSR900ストリートボディワーク”シリーズパーツのデモ車で、各部を見...
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ストライカー Z650RS(カワサキ Z650RS)フルチタンEX&ステップの定番からミドルRSをチューン【Heritage&Legends】
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現代ネオレトロミドルネイキッドをスポーティに楽しむ
’22年4月末に国内市場に投入されたZ650RS。RSとはZ2=750-RSの時代からカワサキが車名に使ってきたロードスターのこと。しっかりした車体構成の中にレスポンスの良いエンジン特性や軽快なハンドリングを持ち、ストリートでの楽しみを前面に押し出したモデルと考えるのが分かりやすいだろう。Z650RSがスタイルモチーフとした’76年からの空冷4気筒モデル、Z650も“ザッパー”(ZAPPER)というふたつ名で親しまれたが、これも風を切るイメ...
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しゃぼん玉 ZRX1200ダエグ(カワサキ ZRX1200ダエグ)パーツの相談をしながら自ら作るツーリングカスタム【Heritage&Legends】
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ベースに合ったカスタム&ツーリング路線を強化
しゃぼん玉はカスタムショップとしても知られると同時に、広い商圏を持つ大型の二輪用・洋品店としても知られている。このDAEGは、その両面を、他の同店製車両とは少し異なる形で生かしたと言えそうな1台だ。マネージャーの滝川さんに聞いてみよう。
「DAEGはFIや6速ミッションなども持っていますし、オールラウンド性が高いのが特徴でしょう。フォークオフセットもZRX1100に同じ30mm(1200は28mm)に戻っていますから、ハンドリングも軽い方。それに...