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カワサキ「Ninja HEV」を解説|初のストロングハイブリッド!
カワサキ「Ninja HEV」特徴
AT感覚で変速できるスイッチシフトを搭載
ZのBEVとともに、2022年の鈴鹿8耐の前夜祭でデモランを行なったハイブリッド試作車が、2022年11月のEICMAでニンジャHEVとして登場。さらに完成度を高めた仕上がりとなっている。
最大の特徴は、バッテリーとモーターのみでもEVとして走行が可能な「ストロング・ハイブリッド」としている点。48Vの専用バッテリーを使用してモーターを駆動、これをニンジャ250/400系の2気筒エンジンと組み合わせて力強い走りを実現する。
また、クラッチコントロールユニットを使用した、セミAT感覚のボタンシフト機構も大きな特徴...
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KOIZUMI SPL. GPZ1100(カワサキ GPZ1100)パーツを生かすフィッティングを作りリセッティングする【Heritage&Legends】
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カッコが気に入っても走れなければつまらない
GPZ900Rニンジャの後継発展型のひとつと言えるGPZ1100。それに元祖ニンジャの外装類をマウントした車両だ。オーナー・小泉さんはなぜこのような車両を所有しているのかを先に聞きたくなる。
「車両は複数持っていて、ビッグバイクはYZF-R1に乗っていましたが、ニンジャのアッパーカウルのあの形が好きでたまらなかった。独特のエッジ感、ボリューム感のあるカウルデザインがずっと刺さり続けていて、はっきり言えば、後はどうでもいい(笑)。そんな気持ちでいたら...
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カスタムレボリューション Z800(カワサキ Z800)製品ラインナップにない車両にも対応する妙技【Heritage&Legends】
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自然なフィット感を醸し出すオリジナルニンジャカウル
GPZ900Rニンジャのアッパーカウルを装着したカスタム。ベースは何かと言えば、現代直4ミドルネイキッドのZ800(’13〜’17年)。カワサキが現代のラインナップ中、スーパーネイキッドと位置づけるZシリーズ(これに対してカウル装着モデルはNinjaシリーズ)。そのうち、オールラウンドな中堅と位置づけたもので、今はZ900が後を継いでいる。
改めて車両に目を向けると、このニンジャカウルが絶妙にマッチングしていることに気が付く。まるでZ800...
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ショップ メローズ ZEPHYR1100(カワサキ ゼファー1100)ボルトオンを生かす作業も加えて2代目へ継承する【Heritage&Legends】
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13年かけてフレーム以外のすべてを望ましい方向へ
「前職の時にお付き合いが始まって、その後私自身がお店を構えてから今まで10年くらい、都合13年かけて今の形になった車両なんです。当初はハンドルとマフラー以外ノーマルだったのが、現在はフレーム以外はほぼ手が入った状態です。派手目にすることと、市販パーツで手を入れたいということで進めていて、乗り味に関わるところは私の好みで決めさせてもらい、オーナーさんにも納得いただいているものです」
このゼファー1100の背景と今までの経緯を教えてくれるのはショ...
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ブルドック Z1-R(カワサキ Z1-R)オーダーを生かした自在な作り込みも特徴【Heritage&Legends】
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カフェレーサースタイルの中にタンデム要素も備える
艶のあるブラックを軸にすっきりまとめられた外装や各パーツに対し、シリンダーヘッドやキャブレターのトップカバーに施された赤い結晶塗装がアクセントとなっているZ1-R。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)の1台だ。Z1-R純正のカフェレーサースタイルをさらに洗練したような構えを持たせながら、それと相反するようなオーダーを昇華しているのも、特徴のひとつと言っていい。
「この車両はタンデム仕様と...
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しゃぼん玉 ZEPHYR1100(カワサキ ゼファー1100)ショップお勧めのパッケージで魅力を引き出していく【Heritage&Legends】
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基本を抑えながら時代も取り込んでいく手法を反映
「この車両には今(撮影は2022年前半)、当店でゼファー1100用にお勧めのメニューをパッケージ化しています」とは、しゃぼん玉のマネージャーの滝川さん。そのメニューとは、ホイールを純正の18/17から前後17インチ化すること。これにともなってフロントフォークのオフセットをショート化したステムを使うこと。前後17インチホイール化に適したトレール量を確保し、17インチの現代的な走りが楽しめる。これにエンジン側でオイルクーラーを追加しマフラーを換えるこ...
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カスタムレボリューション Ninja1000(カワサキ ニンジャ1000)今どきバイクにも美しくカウルをフィッティング【Heritage&Legends】
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転倒トラブルを機に大好きなニンジャルックに
ニンジャカウルには根強い人気がある。誰が見てもそれと分かるデザイン、アッパーカウルだけでも成立する形と機能など、さまざまな理由があるが、他モデルに装着しても違和感がないのもその理由だろう。
この車両は現代モデルの2018年型Ninja1000に、その元祖Ninja形状のカウルを取り付けた1台。ヘッドライトまで割ってしまう転倒を喫し、純正カウルまわりの修復が高額となったことをきっかけに、カウルコンバートを決意したという。そしてそのカウルは純正と思いきや...
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’90年代のブームからリアルタイムでZシーンの変化を見てきた老舗・寺田モータース【Heritage&Legends】
その創業は1963年。古くは国内外のバイクを販売し、1990年からはH-Dディーラーとして関西のバイク屋街として知られる兵庫・尼崎で看板を掲げ続けた老舗・寺田モータース。そんな同店は、2019年からは改めてカワサキZ系の中古車販売とメンテ&チューニングを再開している。若い頃からそんな現場を見続けてきたという二代目・寺田史郎代表に、ショップの歴史から見えるZの“今”を聞いた。※本企画はHeritage&Legends 2021年5月号に掲載された記事を再編集したものです。