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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキ GSX1100S)今空冷カタナに乗るために必要な内容をきっちり備える【Heritage&Legends】
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製造年代なりの不足点を補いリセットと再構築を図る
ファイナルエディションをベースに各部を再構築し、今空冷カタナに乗るために必要なパートを変更。その上で前後18インチ化やシート/ステップなど操作系の変更も加えたカタナ。テクニカルガレージRUNによるもので、製作自体は少し前だが、’80年代モデルに今後乗っていく上で、何が必要なのかという疑問に答える作りが込められている。その前提となる内容を同店・杉本さんに聞こう。
「まず言っておきたいのは、もし当時の新車そのものが経年なしでここに再現されたとしても...
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ブライトロジック GSX1100E(スズキ GSX1100E)質実剛健という印象の車両をスマートにアップデート【Heritage&Legends】
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派生モデルに適用されるスペックをアレンジする
1980年代には、名車と呼ばれるバイクが多く生まれた。同時に、そんな名車のコンポーネントを生かしながら派生または発展・進化したモデルや、逆に名車のベースとなったモデルも多くある。GSX1100Sカタナに対するGSX1100Eはこのうち後者の例と言えるだろう。GSX1100E。2バルブ4気筒のGS1000を発展させて4バルブ&オーバーリッターの1074cc化し、’80年型として登場した。出力も100psを超え、市販車世界最速を謳ったフラッグシップ。当...
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組み手やチューナーの狙いを助けニンジャの寿命や性能を高める内燃機加工|DiNx(ディンクス)【Heritage&Legends】
ニンジャをニンジャたらしめるロッカーアーム式水冷DOHC4バルブ908ccの直4エンジン。走れば、経年すれば緩やかに性能は落ちていくが、周知のようにレストアやチューニングで標準状態やそれ以上に戻すことは可能だ。そして組み手やチューナーが行うその作業を支えるのは、ボーリングやバルブまわりの加工=内燃機加工だ。ウエットライナー式という2輪ではまれな形式のニンジャエンジンにはどんな作業が施されるのか。DiNx(ディンクス)でその概要を見せてもらった。※本企画はHeritage&Legends 2023年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ブルドック ゼファー750(カワサキ ゼファー750)車種ごとの立ち位置も考慮して作られるコンプリート【Heritage&Legends】
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古過ぎないゆえに出るネガも補い先を楽しむ
空冷Zをベースにハイレベルな現代スペックを作り込むブルドックのコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)。この車両も同様に作り込まれたZかと思いきや、ゼファー750。それでもいつも通りと言えるフルカスタムメニューや自然な立ち姿はここに紹介してきたGT-M同様だ。同店・和久井さんは言う。
「少数ですがゼファー1100や750はコンプリートで依頼されて作ります。この車両ではエンジンは810cc仕様+ヨシムラST-1カム...
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独自表面処理のR-Shot#Mや外観リメイクでノーマルからチューンドまでのエンジン再生&延命が定番化|トレーディングガレージ ナカガワ【Heritage&Legends】
排気量や加工、系列機流用など数々のチューニングを試み、ニンジャエンジンに性能と耐久性の両立を図ってきたTGナカガワ。オリジナルの表面処理、R-Shot#Mはその効果を体感する向きも増えている。そのR-Shot#Mや外観リメイクは、ニンジャヘッドのままでいながら効果的にパワーを得るという段階をGPZ900Rエンジンに作った。その最新の作業例や車両の様子を知ろう。※本企画はHeritage&Legends 2023年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ACサンクチュアリー KZ900(カワサキ KZ900)Mk.Ⅱスタイルのベース車を17インチ仕様でフルチェンジ【Heritage&Legends】
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Zが好きでカスタムが好きという原点を彷彿させる
空冷Zには、’73年型として登場した初代のZ1、’74年のZ1A、’75年型Z1Bの、いわゆるZ1がまずある。そして車名をZ900(北米仕様はKZ900)とし、キャブレターをBS28からBS26にするなどした’76年型が続く。ここまでが903ccエンジンを積む。’77年からはボアが拡大されて1015ccとなり、マフラーも4本から2本出しに変わり、ブレーキがトリプルディスク化したZ1000/KZ1000に移行する。Z1/Z900/Z1000とも空冷Zで...
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これからニンジャに触れる人からずっと乗ってきた人まで多彩にフォロー|ブルドッカータゴス【Heritage&Legends】
距離を走る、よく乗るライダーが多い一方で、新たに魅力を感じて乗りたいと思うライダーも増えてきたとニンジャの動きに注目するブルドッカータゴス。前者には安心して走るためのパーツ作りを行い、後者にはニンジャというバイクの楽しさを知る入り口となる車両を用意するなどのサポートを行う。TOT・ZERO-1クラスから得られるノウハウや多くのパーツ・手法を見てきた中から、これはという気づきで多くのニンジャライダーをフォローする。※本企画はHeritage&Legends 2023年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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0024ワークス Z900RS カフェ(カワサキ Z900RS カフェ)純正ツートーンを元によりカフェレーサー感を高める【Heritage&Legends】
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柔軟な姿勢が見せる車両への明確な作り」
’17年末の発売から既に5年。’24年モデルでの新カラー2色設定やイエローボールエディションの追加など、高い人気の中で、それをさらにうまく生かすような展開を見せるカワサキZ900RS。当然のようにカスタム車両やカスタムパーツも多く現れている。
この’20年型純正のエボニー×ヴィンテージライムグリーン×エボニーカラーをまとった0024ワークス製Z900RSは、そんな多くのZ900RS用パーツ群やスタイルから、何を拾い上げてまとめていくかの参考になりそうだ...