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カスタムファクトリー刀鍛冶 GSX1100S(スズキ GSX1100S)油冷エンジンの利点とそれを生かす車体を楽しむ【Heritage&Legends】
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直系後継エンジンによって可能性を広げるカスタム
赤いフレームに赤×銀ボディのSBE(’87年)カラーに前後18インチホイールやフロントフォークのゴールドカラーのマッチングも良好なカタナ。カスタムファクトリー刀鍛冶によるもので、注目はエンジン。そう、油冷ユニットに換装されている。当然、その理由や方法、背景を知りたくなる。
「“油冷エンジンを積んだカタナに乗りたい”というオーダーをいただいたんです。オーナーさんはもう1台、フルノーマルのカタナも持ってらして、この車両も加えて油冷との違いというか、...
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Z900RS向けの2024年新作パーツがARCHIから続々登場!【Heritage&Legends】
「他のZ900RSにない、オリジナリティあふれるアイテムがほしい!」。そんなZ900RSオーナーの願いを叶えようと、PMCがプロデュースするARCHIブランドからは、2024年春の東京モーターサイクルショーでも数多くのアイテム群が紹介された。そんな新製品群とともに掲げられたテーマは『オプションパーツの開発』。ARCHIファン向けて手元のパーツをより進化させる製品の具現化だった。それらの詳細を見ていこう。※本企画はHeritage&Legends 2024年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
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K-2プロジェクト ハヤブサ(スズキ ハヤブサ)スズキ・トップスポーツの質感と機能をより高めていく【Heritage&Legends】
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心臓部再生での入庫をきっかけにフルメニューへと進行
「紹介で“車検を取りたい”と来店されたのが最初でした。前々オーナーさんが放置していてインジェクターや燃料ポンプが詰まり、次の方が手を入れたようですが、車検を取れる状況になかったと。それを現オーナーさんが手に入れて来店され、見直しも含めて作業にかかりました」
この初期型ハヤブサに手を入れることになったきっかけをK-2プロジェクト・北村さんはこう説明してくれる。同店はZZRシリーズやZX-14/Rはじめカワサキ・フラッグシップのイメージが強いが...
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テクニカルガレージRUN KATANA(スズキ KATANA)操作系&足まわりのダイレクトな操作感を強化して作る【Heritage&Legends】
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シン・ハガネで構築した現行車の良さを引き出す軸も反映
「オーナーさんから、オーヴァーレーシングのパーツを使いたいと依頼されて製作したカスタムです。幸いにして当社は現行ハヤブサ用にオーヴァーさんと多くの共同開発パーツを作り、それによるヴァージョンアップコンプリートも手がけています。同社のある鈴鹿にも通ってパーツの作り方や勘所も理解しているつもりですし、それを逆に私たちの作る車両にフィードバックする。私たちは現行KATANAにもご存じの通りにシン・ハガネを用意していますから、その芯になるところは...
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キジマの提案に見える!? 最新人気ミドルカスタムスタイル!【Heritage&Legends】
紹介するのは2024年春の東京モーターサイクルショーでキジマのブースに展示された、ヤマハXSR125とハーレーダビッドソンX350のデモバイク2台。バイクマーケットで中心となるのはやっぱり、小型あるいは普通二輪免許で楽しめるポピュラーな排気量のバイク群で、軽く使い勝手の良いこうしたバイクは今、改めてベテランライダーたちの注目を集めてもいる。2台からは、そんな熱視線を集めるホットなミドルバイクの“今”が分かる。※本企画はHeritage&Legends 2024年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
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アラブル ゼファー1100(カワサキ ゼファー1100)4気筒大排気量車の重厚さと迫力に似合う操作感を合体【Heritage&Legends】
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ライダーの意思に対する反応を掘り下げて作り込む
角型Z=Mk.IIのルックスをベースとしてまとめられた車両。元になったのはゼファー1100で、手がけたのはアラブル。
同店・笹賀さんは「久々にバイクに乗るというオーナーさんが入手されたカスタム車を、リセットする感じで仕立て直したものです。ハードとしては操縦性にストレスが出ないことを重視しています」と概要を言う。
これまで紹介したアラブル製車両でもそうだったが、作られたバイクがどう動くかについて、同店では興味深い対応をしているようだ。
「この車両...
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ガレージ モトテック×ヒデズガレージ ZX-10(カワサキ ZX-10)創意工夫が生きるベースと手法を組み合わせる【Heritage&Legends】
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手を入れたら進化するをべースに多くの手法を込める
アラゴスタサスペンションの日本扱い元でもあるガレージモトテック。そのリヤショックが装着された、前後17インチ仕様ですっとしたZX-10。モトテック・杉山さんが言うには、「アラゴスタ・モノショック開発のお手伝いをしてもらった車両です。オーナーの館林さんとは長年の付き合いがあるのですが、作業もガレージの装備もまさにプロ並みなんですよ」ということで、そのオーナー、ヒデズガレージ・館林さんに詳細を聞いた。
「この車両は私が20年ほど前に大型免許を取っ...
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K-2プロジェクト ZZR1100(カワサキ ZZR1100)良質カスタム車を元に経時対策しフィッティングを強化【Heritage&Legends】
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定期的に手を入れたいメニューもきちんとこなされる
現役時代には堂々としたたたずまいや凄みを全面に湛えつつ、乗れば軽快という点も高く評価されていたZZR1100/ZX-11。前期C型(1990~1992年)からはもう30年超、後期D型(1993~2001年)でも20~30年が経過している。でも、この’01年型D9にはそんな経年の感じはあまりない。手がけたのはK-2プロジェクト。歴代カワサキ旗艦のオーナーが多く訪れるショップで、同店・北村さんもZZR1100に長く乗ってきて、多くの手法も試してき...
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ACサンクチュアリー Z1000Mk.II(カワサキ Z1000Mk.II)空冷4発でこその味わいとらしさを高い完成度で楽しむ【Heritage&Legends】
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車両作りだけに終わらずその後のフォローも重視する
「典型的な17インチ適合RCMシャシーに、1045cc仕様でライフ重視のパッケージで組んだエンジン。今のRCM(Radical Cons-truction Manufacture。ACサンクチュアリーが製作するコンプリートカスタム)の手法をきちんと織り込んだ車両です」
こうサンクチュアリー・中村さんが概要を説明してくれるMk.II。コンプリート製作という時点で既に多くのカスタムらしさが作リ込まれているが、オーナーのベース色指定によるブラックか...