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ACサンクチュアリー Z1000Mk.II(カワサキ Z1000Mk.II)充実パーツ群で作り込んだRCMクラフトマンシップ車両【Heritage&Legends】
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高い完成度に加えてコストパフォーマンスも利点に
「フルオーダーのRCM製作が続いたこともあって、3年ぶりの製作になるんですよ」。こうサンクチュアリー・中村さんが言うMk.II。Mk.IIのインジェクション版と言えるZ1000H(一部地域向けはそのままZ1000FUEL INJECTION)のストライプパターンでリペイント、各部パーツもそれに合わせたゴールド&ブラックとしたモデル。RCM-620というシリアルナンバーが付くから同店コンプリートカスタム、RCM(Radical Constructi...
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しゃぼん玉 GPZ900R(カワサキ GPZ900R)オリジナリティにも配慮しつつ必要な内容を取り込む【Heritage&Legends】
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目的に合わせた多くのメニュー&パーツをセレクトする
愛知県・尾張地域の東側となる日進市に本店を、北西側となる一宮市に一宮店と、ふたつの店舗を置くしゃぼん玉。おなじみの説明だが、どちらも2輪洋・用品大型販売店としての側面を持ち、とくにハードパーツの量は他に例がないほどに圧倒的。一方で常設ピットは、パーツ取付や整備以外に、多くのカスタムマシン製作の場ともなっている。’80〜’90年代モデルも主対象になっていて、もちろんGPZ900Rも主力だ。元祖カスタムバイクと言えるニンジャに今、いったいどんな...
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タバックスエンジニアリング Z1-R(カワサキ Z1-R)カスタム世界一のレジェンドが手がけたラストフレーム【Heritage&Legends】
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ツーリングでの動向をきっかけに修理の延長から製作
2011年にカスタムビルダー世界一を決めるショー、アメリカのAMDワールドチャンピオンシップにホイールとエンジンの機能部以外フルアルミ叩き出しし、Vツインエンジンながらも惜しみなく空冷Zのエッセンスを注ぎ込んだ“TAVAX 2011V”を持ち込んで優勝、世界一と認められたタバックスエンジニアリング・田端 賢さん。大のZ好き、アルミ好き、ゴジラ好きで、惜しくも’21年に亡くなった田端さんが手がけた、自身用以外で作った最後のフレームによる車両がこ...
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ZRXにずっと乗りたいという人へ向けエンジンと車体の見本を提示|トレーディングガレージナカガワ【Heritage&Legends】
楽しめるツインショックネイキッドという素性を生かすために、ZRXのエンジンのルーツであるGPZ900Rからの発展性をさまざまなチューニングやスープアップに使ってきたトレーディングガレージナカガワ。ZRXの現状に向き合う中で、自社の持てるメニューをエンジンに、そして車体にとフル投入した。今できる最高の見本は、性能だけでなく寿命も、楽しみも増やす目標になるはずだ。※本企画はHeritage&Legends 2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ブルドッカータゴス GPZ900R(カワサキ GPZ900R)流行に先駆けて手がけられたフルカウルニンジャの好例【Heritage&Legends】
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不安を減らし楽しく走るパッケージも提案する
2024年の今、登場から40年経ったモデルだからかつてを知っている、あるいはデビュー当時に憧れたなどという人が乗っていると思いがちなニンジャ=GPZ900R。実際にはどうなのか。
「ニンジャは若い人も乗っているようです。ただ、車両のことは分からない。それで調子がいまひとつで、でも買ったところからは“古いのでこんなもの”など言われることも多い。それか、調子がいいのかどうかも分からない。そんな方が来店されることも多いですね」。開店から26年、「専門とい...
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キジマ GB350S(ホンダ GB350S)便利さと快適性を高めるパーツを満載!
キジマ GB350S(ホンダ GB350S)特徴
ボルトオン装着を基本に安全・便利に得られる利点
1958年の創業以来、既に65年という歴史を誇るキジマ。国内外の多くのバイクを対象に、じつに多くのパーツを開発し、販売している老舗パーツメーカーとして知られる。もちろんGB350/Sもその対象となっていて、車両のリリースから早い段階で多くのパーツを送り出してきた。
「こんなバイクを手に入れて、ゆっくり旅に出られたらどんなに楽しいだろう」というような、見る者がGB350/Sに対して抱く気持ちや期待。それが大きなニーズになっているという捉え方をした上で、それに沿った旅仕様とも言うべき仕立てにした...
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テクニカルガレージRUN GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)ハードからも環境変化からも完成度を高める【Heritage&Legends】
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使い方の変化に応じてセットアップも変わる
サーキットでのポテンシャルだけでなく、ストリートでも楽しめる性能を持ったスーパースポーツとして定評のスズキGSX-R1000R。そのM2(’22年型)をベースにテクニカルガレージRUN(TG-RUN)が手を入れた車両。当然のことながら同店の「ヴァージョンアップ・コンプリート」としての仕立てで、撮影時点がちょうど組み上がった直後という状態だった。本欄でもこの車両と同型式となる複数のL7〜(’17年型以降)GSX-R1000Rのヴァージョンアップ・コンプ...
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トレーディングガレージ ナカガワ GPZ900R(カワサキ GPZ900R)フルR-Shot#Mエンジンで乗りやすさを追求・実現する【Heritage&Legends】
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フルカーボンの印象通りの軽さや自在感も持ち合わせる
「壊れないニンジャエンジン」をテーマに、内部各パーツにかかる応力や熱効率という点までにも配慮しながら、出力の向上を考える。同時にそうしたスープアップエンジンでは犠牲にされがちな耐久性も損なわずに、逆に高めていくというチューニングをもう30年続けてきたトレーディングガレージ ナカガワ(創業は1994年だ)。
エンジン内に異物が落ちればそれは内部を回ってブローなどのトラブルを引き起こす。だからクランクケースを始めとしたエンジン各パーツの隅にある...
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デイトナ GB350(ホンダ GB350)誰もが再現できることを重視したボルトオン・コンセプト
デイトナ GB350(ホンダ GB350)特徴
全パーツの市販化を考え、自社の歴史もリスペクト
普通に見れば、シングルスポーツというジャンルに分類されるGB350/S。カスタムを考える際にはこのジャンルに親和性の高いカフェレーサースタイルがまず挙がる。GBデビューから約1年が経った2022年春に開かれた各地のモーターサイクルショーにデイトナが展示したこの車両も、その路線を踏襲した「デイトナが考えるGB350カフェスタイル」をコンセプトとしていた。
製作を担当した山田さんはGBに幅広いカスタムを楽しめる要素を強く感じ、作業に着手する。しかし、当時はまだパーツも少ない。ワンオフという手も使え...