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スズキ「GSX-S125 ABS」ショートインプレ|原付二種フルサイズネイキッドは乗りやすくて本格的な走りも楽しめる!
スズキ「GSX-S125 ABS」特徴
パワーを駆使して攻める楽しさは爽快のひと言
GSX-R125のメカニカルコンポーネントを使用するスポーツネイキッドがGSX-S125。GSX-R譲りのパフォーマンスをアップライトなポジションで堪能できる、125ccクラスではレアなモデルだ。
GSX-R同様、こちらも排出ガス規制に対応したアップデートが施され、エキゾーストパイプにキャタライザーが追加され、最高出力と最大トルクの発生回転数がそれぞれ500rpmずつ上昇したほか、車重が2kg重くなっているが、そうした変化を体感することはほぼなく、本来の爽快なパフォーマンスにはいささかの陰りもない。
的確...
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ブライトロジック GS1000(スズキ GS1000)第1回鈴鹿8耐優勝のヨシムラGSを再現する実走車【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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当時から変わらない機能性も軸に置いたひとつ
1970年代末のAMAスーパーバイクと欧州耐久選手権。前者は市販車ベースに多くのモディファイを行ったカワサキZとヨシムラスズキGS、後者はプロトタイプレーサーのホンダRCBが席巻。その両者が初めて激突したと言えるのが、1978年の第1回鈴鹿8時間耐久ロードレースだ。
当初、欧州で常勝を誇ったRCBによる凱旋レースと言われたこの場に、ヨシムラはAMAスーパーバイク用GS1000を持ち込んだ。結果は#2ウエス・クーリー/マイク・ボールドウィン組GS10...
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スズキ「アドレス125」ショートインプレ|レトロモダンで上質な新生アドレス
スズキ「アドレス125」特徴
スムーズで速くて快適な新世代のスタンダード
新型アドレス125は、外装デザインを柔らかな曲面のレトロ感あるものに一新したグローバルモデル。発進はスムーズで、40km/hまでの加速が力強く、都市部の交通の流れを楽々とリードでき、市街地走行でもストレスがない。吸排気音も静かで、60km/h程度のクルージングだと、本当に小型スクーターか? と驚くほど快適。ストリートコミューターとしては充分な動力性能だ。
この快適さを支えているのがフレーム剛性とサス設定の好バランス。荒っぽいライディングでも剛性不足を感じさせず、ギャップ通過時の収束性もいい。リアサスもややソフトな設...
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スズキ「アヴェニス125」ショートインプレ|“通勤快速”のDNAを感じる走り!
スズキ「アヴェニス125」特徴
元気のいい走りっぷりで「通勤快速」らしい一台
約20年ぶりに日本に復活したアヴェニスは、フレームの基本骨格やパワーユニットを新型アドレス125と共有するモデルだが、外装は直線基調のシャープなものに仕上げられている。そのルックス通り、キャラクターはアドレスより元気のいいもので、ECMのセッティングなどを変えてアドレスよりも加速性能を高めた仕様としている。とはいえ、40〜60km/hで流しているときの回転数は抑えられていて、常用速度でのスムーズさと静粛性はアドレス同様、文句なしのレベルだ。
アドレスとの違いを最も感じるのがポジション。シートに大きめの段差が付い...