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ブルドック Z1(カワサキ Z1)確たる作り込みが支えるオーナーごとの仕様違い【Heritage&Legends】
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オーダー内容も細かく配慮してバランスする
空冷Z純正のタイガーパターンをきっちり施す一方で、そのベースカラーにメタリックオレンジを使って、軽快感と深みを外観からも印象づける車両。ブルドックのコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)による1台だ。
「エンジンの仕様は排気量がいわゆる1170cc、ピスタルレーシングの鍛造ピストンを使っています。ミッションは当社オリジナルの5速クロスでTSSスリッパークラッチも入っています。ダイナモキットもマッコイ。ひと通りの...
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サンクチュアリー コウガ GPz1100(カワサキ GPz1100)以後可能性のある換装も見越した作りのリヤまわり【Heritage&Legends】
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面倒になりそうなパートを先回りして考える
Z1に始まった空冷Zシリーズの最終進化モデル、GPz1100がベースの1台。すっきりしたテールまわりやスイングアームからはきっちりとしたカスタムの感覚が伝わってくるが、フロント18/リヤ17インチのホイールはGPzのノーマルを履いている。手を入れたサンクチュアリー コウガ・立入さんのコンセプトはどうなのか。
「オーナーさんは元々Zに乗ってらして、このGPzもいずれ乗ろうと持っていたんです。それで乗り換えのタイミングがやってきたんですが、この先も手を入...
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ブルドックZ1(カワサキZ1)排気量選択に合わせて各部仕様もハイバランス【Heritage&Legends】
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コンプリートのノウハウをノーマルルックに投影
きれいなノーマルルックのZ1。ブルドックが手がけたと聞けば、納得と同時に、その先が気になる。同店・和久井さんに聞こう。
「この車両は“1000(cc)でワイヤスポークホイール、ノーマルチックに”というオーダーを受けたものです。でも、中身はGT-M」
GT-Mと言えば前後17インチ化を軸にしたZ系のコンプリートカスタムとして、各部のパーツ使いをはじめ、ハイグレードな仕様が思い浮かんでくる。この車両ではどんな風に盛り込まれているのだろう。
「エンジン...
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クラスフォーエンジニアリングZ1000LTD(カワサキZ1000LTD)カスタムベースの良好な個体として捉えてみる【Heritage&Legends】
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オリジナルにこだわらないベースとしてのLTDをカスタム
「Z1からMk.llといったモデルは、もうビンテージの域に入って来てるんですよ」。クラスフォーの横田さんは、もう10数年前からそう言い続けてきた。無理もない。1980年代終盤に起こった、Zを中心としたカスタムブームからももう30数年。長らく豊富だったように思えたベース車は減少どころか枯渇、高騰している。
そこでこの車両だが、まだ今よりも状況は良かったが、ZやMk.llの価格が上がり始めた頃、10年近く前に作られたものだ。
「Z系を買おうと...
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ファナティックハートZ1000LTD(カワサキZ1000LTD)大幅な加工でモダンスタイルを実現した1台【Heritage&Legends】
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LTDをスポーツ性能重視のストリートスタイルに
前後17インチでリヤ・モノショックにショートテール。こうしたスタイルだけを見てストリートファイター・カスタムのZか、と思う人も多いだろう。しかし各部の仕様を見ていくと、内容の面でもかなりの本格派であることが分かる。
この形として披露されたのは7年ほど前で、製作者は当時フレーム計測からZ用オリジナルパーツの製作などと幅広く手がけていたファナティックハート・安藤さん。
「フレームはスイングアームピボットのシャフト径をφ[16→]25mmに拡大してい...