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トレーディングガレージ ナカガワ GPZ900R(カワサキ GPZ900R)1024cc化後20年、2度のO/Hと+R-Shot#Mで好調を維持【Heritage&Legends】
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パーツ事情に配慮しながら長寿化を狙う処理を推奨
この’24年で開店から30周年。主力をエンジンチューニングに置き、ニンジャ=GPZ900R系はその中心となっているトレーディングガレージ ナカガワ(TGナカガワ)。この車両は同店開店以来の付き合いがあるお客さんのものだという。それを最近撮影したものだ。
構成パーツからは車両の製作時期も推測できるが、手入れの行き届いているきれいな姿からは、前後17インチ化ほか細部にまで手が入っていることも分かり、それが楽しまれ続けているとも分かる。
エンジンにも...
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カワサキ旗艦シリーズのベースの良さを生かしながら経年という事実を理解して整備・対策し機能向上する|K-2プロジェクト【Heritage&Legends】
ZZR1100/ZX-11やZX-10、後継のZZR1200にZZR1400/ZX-14/14Rといったカワサキ旗艦シリーズの多くのオーナーが頼りにするK-2プロジェクト。代表の北村さんは自身もZZRオーナーであることや、長距離を高速で走ってきた車両を多く見てきた経験から、整備や対策、カスタムのノウハウを築いてきた。今回はZZR1100/ZX-11を例に、今効く手法を教えてもらった。※本企画はHeritage&Legends 2024年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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タジマエンジニアリングCB1100R(ホンダ CB1100R)余裕のトルクを持つエンジンと最適車体を完成形へ【Heritage&Legends】
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細部を詰めて装備重量200kg切りを達成し楽しみを深める
2024年2月に従来の福岡市南区から福岡県南部の筑後市に移転したタジマエンジニアリング。創業者・田島さんの地元でもある場所で、田島さんが以前から構想していた、車両製作に専念しやすいファクトリー(地域の通称から“八女<やめ>ベース”と呼んでいた)を具体化する移転でもあった。前述のように一般車両の販売は減らし、整備やカスタムにより重きが置かれるようになっている。従来の店舗からは少し離れたものの、もとより遠方のユーザーも多く訪れていたことか...
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安田商会 CB750F(ホンダ CB750F)入庫車両の状態を確認した上で足まわりから再構築する【Heritage&Legends】
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パーツや手法に目を配り“F”の魅力を高める
「このCB750Fは元々うちでベースになるようなものを1台作る予定があったところに、オーナーさんが先に車両を手に入れて持ち込まれたので、そちらを元に仕立てました」。こう安田商会・安田さんが言う車両。北米仕様の’82FCカラー、いわゆるスペンサーカラーで仕立てられた全景からは入庫時の状態を想像するのが難しいが、そこから再生作業を行い、手が入っていったというのは想像に難くない。
「元はボロボロでしたよ(笑)。エンジンからはオイルが漏れていたのでまずそれ...
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ナップス モトテラス 東名川崎 Z900RS(カワサキ Z900RS)パーツをベストに組み合わせる『YOKOHAMA STYLE』【Heritage&Legends】
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豊富な扱いパーツ経験を車両に適切に投影して構成する
誰もが思い浮かべるオーソドックスなバイク像を現代的に具体化して人気を続けるカワサキZ900RS。外装や足まわりにマフラー等のアフターマーケットパーツによるカスタムにも適していて、適合パーツは間断なく登場し続けている。
この車両はそんなZ900RSを元に、ナップス モトテラス東名川崎が作り上げたコンプリートカスタム。ナップスが本社を置く神奈川県横浜市に由来して“YOKOHAMA STYLE”とネーミングされている。
「コンセプトは“ナップスが...
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MCジェンマ GPZ900R(カワサキ GPZ900R)ピボット位置変更で乗りやすさを増す“JCG-N”フレーム【Heritage&Legends】
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フレーム加工でイージーさを、エンジンで自在感を増す
GPZ900R/ニンジャを現代化するというアプローチ。多くの手法が確立されているが、車体側では前後に現代標準の17インチラジアルタイヤを履くことが最大の目的と言っていいだろう。特性やブランドでタイヤが選びやすいし、常に新しいものがある。そのためにニンジャを17インチ向けディメンションにする。ステアリングステム変更によるフォークオフセット/トレール量の適正化や車体姿勢の適正セッティングはもはや当然のメニューとなっている。
ここにMCジェンマは...
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ノーブレスト Z900RS(カワサキ Z900RS)独自の存在感を大事にRCMコンセプトでまとめた第2形態【Heritage&Legends】
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水冷ZたるZ900RSの機能と“らしさ”を高めていく
コンプリートカスタムのRCM(Radical Construction Manufacture)を製作するACサンクチュアリー。その母体で、ナイトロレーシングブランドやスカルプチャーブランドなど多くのパーツを開発・販売するノーブレスト。このZ900RSはRCM-632というシリアルナンバーが付く車両としてACサンクチュアリーでコンプリート製作されるとともに、ノーブレストZ900RSパーツの最新デモ仕様車となっている。
「現行のネイキッドモ...
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タジマエンジニアリングCB900F(ホンダ CB900F)20年後を見据えて製作した後に10年以上走り続け再整備【Heritage&Legends】
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20年以上練られた技術がそのままCB-Fの“現役力”に
ホンダCB-Fシリーズの仕立て方は、純正のフロント19/リヤ18インチ(FCやCB1100Rは前後18)、現代的な前後17インチ。スマートなルックスと切れの良い走りを両立する前後18インチと、他の同年代車同様にこの3通りが考えられる。タジマエンジニアリングでは、この3タイプのカスタム手法がそれぞれに確立されている。
この車両は同店がカスタムする先に挙げた3タイプの中では、前後17インチに分けられる。足まわりは同じホンダの高年式車両からの...