ライター
手法やパーツの洗練で楽しみを深める。レプリカの素材として好適なGSX-Rシリーズ|ブライトロジック【Heritage&Legends】
市販車ベースで戦う鈴鹿8耐やスーパーバイク、TTF-1での活躍。その多くで輝いてきたスズキGSX-Rシリーズには、レプリカスタイルもよく似合う。しかも時代が進むとともに手法もパーツも洗練されてくる。それらを駆使しながら深みを増す。同時に、GSX-Rが本来持つ素性を生かす不変の手法も盛り込む。好きなスタイルを作り、その中にしっかりした走りを作る。ブライトロジックの作る車両で、それを知ろう。※本企画はHeritage&Legends 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです。
ライター
エムテックレボリューション GSX-R750(スズキ GSX-R750)新車から30年のオーナー車の各部に理に適った手法を施す【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
レストア要素も含めつつパッケージとして底上げを図る
「当時新車で買われた車両で、そこからずっと乗られているオーナーさんのものなんです。最初は“ハンドルを上げたい”と入庫して、そこから車体や足まわりに手を入れて、合わせてリフレッシュも行っています。今回はエンジンオーバーホールとともに、かつて当店で以前作ったオリジナル鍛造ピストンキットの最後の1セットを組みました。WPC加工やDLC(ダイヤモンドライクコーティング)など、できる限りの表面処理を行っています。エンジン外観も当時の純正色と同等のガンコ...
ライター
【歴史】スズキ「GSX-R750」(1985年~1991年)|ひたすらに勝利を追い求めた戦うための油冷マシン
スズキ「GSX-R750」誕生の歴史
油冷GSX-R750の栄光はサーキットと共にあった
大排気量の市販4ストスポーツをベースにしたマシンで争われていたTT-F1クラスのレースは、1980年代初頭は排気量の上限が1000ccで行われ、スズキはGSX1000Sをベースにした空冷エンジン搭載のマシンで参戦。1984年からレギュレーション変更で排気量上限が750ccになると、同じく空冷のGSX750E4をベースにするようになる。
しかし、すでにライバルたちは強力な水冷エンジンを積むようになり、空冷エンジンで立ち向かうのはもはや限界だった。そんな水冷のライバルたちと真っ向から闘うために、サーキッ...
ライター
Team Classic Suzuki GSX-R750 SRAD RACER(スズキGSX-R750)'90年代を席巻したスーパーバイクをクラシックTTレース向けにチューン【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
世界グランプリ500王者、RGV-Γのカラーもアレンジ
イギリスのGB(グレートブリテン)スズキが展開する、チームクラシックスズキ。スズキの絶版モデル用純正パーツの供給・販促の一環として、かつてのスズキ名車や旧車の再生を行う。さらに現在の欧州各地で行われているクラシックモデルによるレース(TOTの耐久レース版と考えると分かりやすいだろう。スプリントレースもある)用車両の製作&参戦を行ってきた。
そのチームクラシックスズキの最新作が、このGSX-R750だ。同時代のWGP500スズキファクトリ...