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【400cc名車解説】ヤマハ「XJR400」|空冷最強の座を狙ったスタイリッシュな4気筒ネイキッド
ヤマハ「XJR400」特徴
スポーティで大人気を博したヤマハの自信作
ゼファーやCB400スーパーフォアの台頭で400ccクラスにネイキッドブームが巻き起こる中、1993年にヤマハが送り込んだモデルがXJR400。新設計の空冷4気筒はDOHC4バルブというハイメカで、パワーも自主規制上限の53PSを発揮。スタイリングもシャープでスッキリしており、XJRは登場直後からたちまち人気モデルの仲間入りを果たす。
その後、オーリンズのリアサスを採用した限定モデルの「S」、ブレンボキャリパー+オーリンズリアショック採用の「R」が登場して商品性は一層高まり、1996年にはラインアップを人気グレードの「...
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【400cc名車解説】ホンダ「VFR400R」|最先端のハイメカを結集したV4プロスペックスポーツ!
ホンダ「VFR400R」特徴
サーキットでも大活躍のV4プロスペック!
ホンダは戦略の要として、1980年代後半になるとV型エンジンを強く推すようになり、2スト250ccと4スト400ccで競うTT-F3クラスには、1985年にRVF400が投入され、無敵の強さを誇った。その技術をフィードバックし、カムギアトレイン搭載の初代VFR400Rが1986年に登場するが、より色濃くレースイメージを反映したマシンとして1989年に登場したのがNC30型のVFR400R。
その型式名の通りRC30の正統な弟分で、車体/エンジン構成もルックスもそっくり。フレームを一新し、フロントタイヤを16→17イン...