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カワサキ「ZRX」1994年|ゼファーとはまた異なる魅力を持つ400ccネイキッド【絶版名車解説】
カワサキ「ZRX」特徴
熱い走りと“角Z”フォルムが自慢!
ゼファーの大ヒットで400ccスポーツクラスにネイキッドブームを起こしたカワサキだったが、強力なライバルの台頭を受け、ゼファーとは違う魅力を備えたモデル、ZRXを1994年に投入する。
角形ヘッドライトにビキニカウルを備えたスタイリングはローソンレプリカ・Z1000Rを思わせるもので、エンジンもZZ-R400系の水冷ユニットを採用し、ハイレベルのパフォーマンスを実現。走りに重点を置いたネイキッドとして高い人気を博した。
カワサキ「ZRX」注目ポイント
カワサキ「ZRX」主なスペック
シート高 785mm
車両重量 185kg(乾...
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ホンダ「RVF」1994年|レプリカブームのトリを飾った400ccハイメカV4スポーツ【絶版名車解説】
ホンダ「RVF」特徴
よりレーシーさを増したパッケージ
1994年、TT-F1がスーパーバイクに移行したタイミングでVFR400R(NC30)はフルモデルチェンジ。車名もワークスレーサー同様の「RVF」となった。
360度クランク採用のエンジンは吸排気系を徹底して見直し、V4らしいダイレクト感を追求。フレームは剛性バランスにこだわり、メインビーム部の構造やエンジンハンガー形状まで一新したもの。待望の倒立フォークも装備し、スタイリングもよりワークスマシン然としたものとなった。
1991年でTT-F3カテゴリーが終了し、400ccスポーツクラスの人気もネイキッドに移っていったが、最先端テクノ...
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ヤマハ「XJR400」1993年|新開発の空冷4気筒エンジンを搭載してネイキッドブームに参戦【絶版名車解説】
ヤマハ「XJR400」特徴
空冷4気筒最速の400!
ゼファーやCB400SFが登場した後の1993年、満を持してヤマハからXJR400がデビュー。空冷でクラシカルな所はゼファー的だが、XJRはスポーティな走りにこだわり「空冷最速」を目指したモデルだった。
空冷直4エンジンは新開発で、4バルブを採用して最高出力は当時の規制値一杯の53PS。動作性に優れる前後サスペンション、懐古調なだけではないシャープなスタイリングなど、妥協を廃した造り込みでライダーの心を掴んだ。
ヤマハ「XJR400」注目ポイント
ヤマハ「XJR400」主なスペック・当時価格
全長×全幅×全高 2075×735×108...