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ヤマハ「FZ400R(46X)」(1984年)高い基本性能とレーシーなデザインで高人気を得たヤマハ初のF3レーサーレプリカ
空冷のXJ400、水冷のXJ400Zに続くヤマハ第3の400cc並列4気筒であるFZ400Rは、F-3レーサー「FZR400」のストリートバージョンとして開発されたピュアなロードレーサーレプリカだった。FZは加熱する性能競争の中で善戦し、のちにFZR400シリーズへと発展していく。まとめ:岡本 渉/協力:バイカーズステーション、佐藤康郎、H&L PLANNING※本記事は2025年7月2日に発売された『レーサーレプリカ伝 4ストローク編』の内容を一部編集して掲載しています。
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ヤマハ「FZR250R(3LN)」(1989年)待望のアルミデルタボックスフレーム&スイングアームを得て戦闘力を向上
ライバルCBR250Rがアルミツインチューブフレームを採用したのに対し、FZR250はスチールフレームだったが、1989年型では待望のアルミデルタボックスフレーム/スイングアームを採用。キャブレターの大径化や排気デバイスの改良とあわせて、SP250Fレースにも対応した“R”へと進化した。まとめ:岡本 渉/協力:バイカーズステーション、佐藤康郎、H&L PLANNING※本記事は2025年7月2日に発売された『レーサーレプリカ伝 4ストローク編』の内容を一部編集して掲載しています。
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カワサキ「ZXR400(ZX400H)」(1989年)自社初の400ccレプリカZX-4の発売から14カ月後に戦闘力を高めて投入
1988年度の全日本TTF-3にワークスレーサーZXR-4で参戦したカワサキはその開発で得られたノウハウをベースにまったく新しい4ストローク400ccレーサーレプリカ、ZXR400を作り上げて1989年3月に発売。前作ZX-4の市販期間は短かったが、同車があったからこそZXR400を短期間で開発できたのだ。まとめ:岡本 渉/協力:バイカーズステーション、佐藤康郎、H&L PLANNING※本記事は2025年7月2日に発売された『レーサーレプリカ伝 4ストローク編』の内容を一部編集して掲載しています。
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カワサキ「ZX-4(ZX400G)」(1988年)軽量コンパクト、高性能を意識して作り上げたカワサキ初の4ストローク400ccレプリカ
新分野のレーサーレプリカを、距離を置いたところから眺めていた感があったカワサキだったが、1988年にKR-1とZX-4というふたつの新しいモデルを投入することで、このカテゴリーに対する意欲を示した。2ストロークKR-1系こそ短命だったが、4ストロークはZXR400へと進化し改良を重ねて実力を高めていった。まとめ:岡本 渉/協力:バイカーズステーション、佐藤康郎、H&L PLANNING※本記事は2025年7月2日に発売された『レーサーレプリカ伝 4ストローク編』の内容を一部編集して掲載しています
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SHIMOMURA’s BUSA(スズキ ハヤブサ)派手な外装カラーリングの中に質実な手を入れる【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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※写真はすべて2025年6月8日に開催のJD-STERドラッグレース第2戦の会場で撮影したものです。
RIDE WINの手が入る純正流用改エンジンで228PSを発揮
ドラッグレースに使われるマシンらしいロー&ロングスタイルにホイールまでに及ぶ派手なカラーリング。JD-STERの中核クラスであるオープントーナメント、その予選上位8台が進出できるクレイジー8(CRAZY8)に進出する下村さんの車両だ。
その結果を聞くとエンジンにも大がかりなチューニングがされているように考えてしまうが、そのエンジ...
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ホンダ「CBR400RR(NC29)」(1990年)新エンジンと低重心フレームによって第2世代に進化した“RR”
1987年12月に初期型がデビューしたCBR400RRは、カラーリング変更を繰り返しながら年式を重ねたが1990年3月には大幅な改良を施した2代目が、ブームの頂点を迎えていたレーサーレプリカ市場に投入された。乗り手の意思を忠実に反映した走りを得るため、マスの集中に徹底的にこだわった開発による力作だった。まとめ:岡本 渉/協力:バイカーズステーション、佐藤康郎、H&L PLANNING※本記事は2025年7月2日に発売された『レーサーレプリカ伝 4ストローク編』の内容を一部編集して掲載しています。
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ホンダ「CBR400RR(NC23)」(1988年)|エアロボディのCBR400R/NC23を元に車体を主に改良しRRを初めて名乗ったレプリカ
今日に続くホンダのスーパースポーツシリーズ、CBR-RR。このモデル名を初めて使ったのが1988年1月デビューのCBR400RRだった。1986年7月に登場したフルカバードボディのCBR400Rをベースにフレームや前後足まわり、外装を変更。エンジンはシリンダーヘッドを刷新、排気系も改めレプリカ路線に進んだ。写真:平野輝幸/まとめ:岡本 渉/協力:バイカーズステーション、佐藤康郎、H&L PLANNING※本記事は2025年7月2日に発売された『レーサーレプリカ伝 4ストローク編』の内容を一部編集して掲載しています。
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NAKAGAWA’s HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)STDエンジンで目標とした8秒台突入も目前の1台【Heritage&Legends】
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クレイジー8クラス常連が駆る2代目ドラッグBUSA
「JD-STERに出始めたのは8年前ぐらいかな」という中川拓哉さんは今やほぼ毎回、クレイジー8の決勝トーナメントに名を連ねる有力ライダーのひとりだが、エンジンはほぼノーマル。
ちなみにクレイジーエイトは、JD-STERのメインクラスであるオープントーナメントの予選で上位8人が進出して行われるクラス。スタンディングスタート0→1/4マイル(U約402.1m)の上限タイム(ET=Elapsed Time、区間タイム)は8.80秒(これ以上速いと...
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HOMURA SPL. HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)ベテラン・ドラッグパイロットが駆るゴールドBUSA【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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第3世代ハヤブサの速さをSS→1/4マイルで解き放つ
ハヤブサは初代から現行の第3世代まで一貫した“アルティメットスポーツ”という車両コンセプトを持ち、速さと上質さ、所有感の高さをアピールする。だが特殊な作りという部分はほとんどなく、普遍的な技術の磨き上げでそうした性能を作り込んでいる。水冷DOHC4バルブ直4エンジンも、アルミツインスパーのフレームも、足まわりも、言ってしまえばオーソドックス。だがそのオーソドックスさが主な市場となるアメリカではとくに受け入れられ、ドラッグレースに活用される...













































