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ブライトロジックGS1200SS(スズキGS1200SS)1980年8耐優勝車を油冷&鉄フレームで再現したカスタム【Heritage&Legends】
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油冷でも変わらぬ基本を外さないように手をかける
1978年から始まった鈴鹿8時間耐久ロードレース。その8耐が3回目を迎えた’80年に、第1回の優勝コンストラクターであるヨシムラが送り込んだGS1000R。この車両は、その’80GS1000Rをモチーフに仕立てたレプリカ・カスタムだ。ベース車両は油冷エンジンを鉄フレームに積んだスズキGS1200SS。これ自体がすでにGS1000Rモチーフではあったが、手を入れたブライトロジックではさらに全体の雰囲気を大きく高めた。
同店では1995年の創業以来...
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スズキ「GSX-R1000」(2001~2019)の歴史を振り返る【Heritage&Legends】
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原点を見直す軽量ハイパワーをオーソドックスな構成の中に作る
1990年代後半には750ccクラスの車体にリッタークラスのパワーを組み合わせた、新しいリッタースーパースポーツが芽生える。GSXR1100Wは重く、R750はどうしてもスーパーバイクレースに向き合わねばならない。そんな中で1999年にR1100の後継としてハヤブサを送り出したスズキは、2001年型に初代R750からR1100が派生したような手法=R750の車体に拡大エンジンという手法でGSX-R1000を投入し、このジャンルを席捲...
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ACサンクチュアリーZ1(カワサキZ1)ハイスペックメニューにハーフカウルの組み合わせ【Heritage&Legends】
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元気の良さと耐久性を両立するメニューが人気大に
ブラックベースのタイガーパターンで仕上げられた、サンクチュアリー・コンプリートカスタムのカワサキZ1。RCM-535というシリアルナンバーが付けられているが、外観の特徴となっているハーフカウルと同等以上に注目したいのは、エンジンの仕様だろうか。
「この車両は先頃出来上がったものですが、エンジンには最近のRCMの傾向と、今のZ事情がそれぞれ反映されています」と言うのは、ACサンクチュアリーの中村さん。詳細を聞いてみよう。
「今のZ事情で言うと、ク...
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ブルドックZ1000Mk.ll(カワサキZ1000Mk.ll)純正ルックを尊重しつつ、内容も超充実のMark.ll【Heritage&Legends】
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自由自在な作り込みでオーナーのオーダーを反映する
17インチ仕様で仕立てられた、カワサキZ1000Mk.ll。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)の近作だ。ただ、これまで紹介してきた多くの車両とは少し雰囲気が異なる気もする。そう、カラーリングを初めとして、ノーマルの雰囲気を強く醸し出している。でもよく見ていくと、各パートや、ワイヤ/ホース類の位置関係までが美しくバランスを取り、確たる手が入っていることも分かる。
そこでブルドック・和久...
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バンスアンドハインズHAYABUSA(スズキ ハヤブサ)ゼロスタートから7秒弱で一気に200mphのハヤブサ【Heritage&Legends】
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4バルブ1850cc直4と2代目ボディが最速へのカギに
世界最大のドラッグレース団体、NHRA(National Hot Rod Associasion)。うち、全米を転戦するChamping Worldシリーズには、バイクのクラス=PSM(プロストック・モーターサイクル)がある。市販車のシルエットを崩さない形状のボディと、認可を受けた市販車がベースのエンジンを組み合わせている。あくまでもストックとつながっていること。そしてその2021年の最新トレンドが、ハヤブサだ。と言っても注目の第3世代...
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ACサンクチュアリーZ900RS(カワサキZ900RS)プロショップとしての視点でZ900RSのRCM化進行中!【Heritage&Legends】
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NinjaやZRXに通じる車両感覚を生かしてパーツも製作
タイガーパターンをアレンジしたカラーで美しく塗り分けられたZ900RSのカスタム。足まわりの変更を主に、ダウンチューブなど、目新しいパーツも備えている。
「当社コンプリートカスタムのRCMにするんです。シリアルナンバーは534。この状態はまだ5割の出来ですけど。Z900RSは次の世代のニンジャだと思ったんですよ。私たちがニンジャ、GPZ900RのRCMを作り始めた2002年頃は、まだ車両が新車で販売されていました。その時に、素性がしっ...
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クラスフォーエンジニアリングHAYABUSA(スズキ ハヤブサ)ツーリングからドラッグレースまでを体現する第一世代【Heritage&Legends】
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第1世代+NOSで歴代オーナーのマルチユースに応える
「今はふたり目のオーナーさんが付いていますが、最初のオーナーさんは、ハヤブサでドラッグレースもサーキット走行も楽しみたいって方でした。仙台(ハイランド。2014年に営業終了。ロードコースとドラッグコースの両方が備わっていた)までツーリングを兼ねて行って、土曜日はサーキット走行する。日曜日はマフラーとリヤタイヤをドラッグレース用に換えて、アクスルシャフトをロングホイールベース位置に差し替えてドラッグコースを走っていました。NOS(亜酸化窒素...
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スズキ「GSX-R1100」(1986~1998)の歴史を振り返る【Heritage&Legends】
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油冷750を元に現代的なリッター超え旗艦車の指標を作る
GSX-R750の軽量コンパクトハイパワー思想をそのままオーバーリッターにも投入、初代で130ps/乾燥197kgと破格の性能を実現したGSX-R1100。このクラスでもその基本目標が生きることが確認され、ツアラーから無制限レースまで幅広く支持された。基本的にはR750が受けた変更をR1100が1年後に受けるというように推移し、750はレースベースとしての新鋭の進化、1100はほぼ同様の構成を後追いしつつ互いが進化してGSX-Rシリーズ...
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サンクチュアリー・コウガGSX-R1100(スズキGSX-R1100)油冷R1100の最後期型を元に必要な箇所をアップデート【Heritage&Legends】
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キャブへの興味を受けて効果を吟味した上で装着
1999年型としてのスズキ・ハヤブサ(GSX1300R)登場まで、長くスズキ・フラッグシップの座を守ってきたのはGSX-R1100。軽く、力強く、運動性に優れる。それは’86~’92年の油冷エンジン車にも、’93~’99年の水冷エンジン車にも共通していた。今もファンの多い機種だ。写真はその油冷最後期の’91年型をベースとした1台。きれいな状態に保たれている点に、車両への愛情が感じられる。
「オーナーさんが好きなバイクということで、長いこときれいに...