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ブルドックZ1(カワサキZ1)排気量選択に合わせて各部仕様もハイバランス【Heritage&Legends】
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コンプリートのノウハウをノーマルルックに投影
きれいなノーマルルックのZ1。ブルドックが手がけたと聞けば、納得と同時に、その先が気になる。同店・和久井さんに聞こう。
「この車両は“1000(cc)でワイヤスポークホイール、ノーマルチックに”というオーダーを受けたものです。でも、中身はGT-M」
GT-Mと言えば前後17インチ化を軸にしたZ系のコンプリートカスタムとして、各部のパーツ使いをはじめ、ハイグレードな仕様が思い浮かんでくる。この車両ではどんな風に盛り込まれているのだろう。
「エンジン...
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クラスフォーエンジニアリングZ1000LTD(カワサキZ1000LTD)カスタムベースの良好な個体として捉えてみる【Heritage&Legends】
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オリジナルにこだわらないベースとしてのLTDをカスタム
「Z1からMk.llといったモデルは、もうビンテージの域に入って来てるんですよ」。クラスフォーの横田さんは、もう10数年前からそう言い続けてきた。無理もない。1980年代終盤に起こった、Zを中心としたカスタムブームからももう30数年。長らく豊富だったように思えたベース車は減少どころか枯渇、高騰している。
そこでこの車両だが、まだ今よりも状況は良かったが、ZやMk.llの価格が上がり始めた頃、10年近く前に作られたものだ。
「Z系を買おうと...
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ファナティックハートZ1000LTD(カワサキZ1000LTD)大幅な加工でモダンスタイルを実現した1台【Heritage&Legends】
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LTDをスポーツ性能重視のストリートスタイルに
前後17インチでリヤ・モノショックにショートテール。こうしたスタイルだけを見てストリートファイター・カスタムのZか、と思う人も多いだろう。しかし各部の仕様を見ていくと、内容の面でもかなりの本格派であることが分かる。
この形として披露されたのは7年ほど前で、製作者は当時フレーム計測からZ用オリジナルパーツの製作などと幅広く手がけていたファナティックハート・安藤さん。
「フレームはスイングアームピボットのシャフト径をφ[16→]25mmに拡大してい...
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パワービルダーKZ900LTD(カワサキ KZ900LTD)好コンディション車が多いLTDをZベースにする【Heritage&Legends】
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極上コンディションを活かすテールキットで大変身
「LTDって、エンジンを開けてみるとかなりコンディションの良いものが多い。アメリカでもハイウェイを流して走るような人が多かったんでしょうね。Zみたいな古いバイクではやっぱりエンジンの状態がキモですから、すごく魅力的なベースです」
数々のZ、数々のエンジンを手がけてきたパワービルダー・針替さんは言う。もちろんLTDそのままでもいいが、価格がまだ他のZシリーズよりも安いという点などを生かして、スマートなZスタイルを作って楽しみたいという向きも多いは...
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PMC KB1(BIMOTA KB1)世界一格好いいバイクだから深く知りたかった【Heritage&Legends】
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登場当時からの憧れ、ビモータKB1を身近に置く
独創的なフレームワークのモデルを1970年代から送り出してきたスペシャルモデルビルダー、ビモータ。最近ではカワサキNinja H2エンジンを積んだテージH2やNinja1000 SXエンジンを積んだKB4を送り出し、改めてその名を思い起こさせている。
そんなビモータの名を世界に知らしめたモデルが、KB1だ。カワサキの空冷Z系・直4エンジンを積んだオリジナルコンプリート車。それでも総数1000台に満たない希少なKB1だが、PMCの代表・正本さんは...
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テクニカルガレージRUN バンディット1200S(スズキBANDIT1200S)ベース車のオールラウンド性を大きく高めるコンプリート【Heritage&Legends】
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新車を知るからこそ分かるリニューアル&アップデート
「まだまわりで走っている車両を見かけるのでそんな気もしないんでしょうが、油冷は初代GSX-R750なら35年以上、この車両、1100系最終のバンディット1200ファイナルエディションでももう15年以上経ってます。そうした時間が経っていれば、ごく普通に考えても、どの車両でも消耗品は新品にしたい、いや、してほしいです。でもいよいよ、油冷用純正パーツの廃番化がどんどん進んできました。今まで皆さんにお伝えしてきたことが、徐々にというレベルでなく、一...
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ブルーサンダース KZ1000LTD(カワサキ KZ1000LTD)ベースの自由さやZ由来という部分を生かして楽しむ【Heritage&Legends】
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後期型LTDにロング化&バンク角確保を施した“謎仕様”
エンジンは空冷Z、フレームも基本的にZそのままで、クルーザーの要素を加えながらもそちらに引っ張られすぎていないと言えるLTDシリーズ。Z自体がオールラウンドだったが、それをスポーツ方向に追わず、普段使いやリラックス性を重視して作り込んだ仕上がりにLTDの魅力がある。それを踏まえてこの車両を見ると、LTDシリーズへのカスタムのヒントも隠されているようだ。
「角型ヘッドの後期型をベースにしたカスタムです。オーナーさんは元々Mk.llに乗ってら...
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飯田レーシングファクトリー GS1200SS(スズキ GS1200SS)新しい世代の車両にも効く項目をきっちり施す【Heritage&Legends】
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カラーリングを生かした戦闘的な車体作りを行う
濃淡のあるオレンジツートーンでフロントカウルを仕立て、燃料タンクにも同系色のフレアパターンを施した外観が目を引くGS1200SS。フルブラックや’80年代スズキレーサーカラーが多い同モデルにあって、ある意味奇抜。でも、今見ると存在感と新鮮味を醸し出しているのがいい。
「このカラーリングは前のオーナーが施したもので、今のオーナーさんがその意志を継いで、このカラーを生かした戦闘的なコンセプトでということで車体作りをしたんです」
と、飯田レーシングファ...