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着るだけで疲労回復?? そんなインナーウエアの実力は?『VENEX RECOVERY WEAR リラックスロングスリーブメンズ』
数値化はされてないが、疲労回復効果を実感
アスリートの世界では機能性ウエアが普及している。
着圧によって運動時の筋力アシストや疲労軽減効果が注目され、競技時に着用するライダーも増加中。
僕も寒い時期は着圧機能を備えた防寒インナーを着ていて、その疲労軽減効果は実感できている。
逆に「積極的な休養」を開発コンセプトとして、疲労回復効果をアシストするのがベネクスのリカバリーウエアシリーズで、半袖と長袖のTシャツ、タイツ、ネックウォーマーやブランケットになるクロスが揃っている。
「着るだけで疲れが取れる」の理由は、ウエアの生地にある。
元の素材はポリエステル90%、ポリウレタン10%だが、繊維1...
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シンプルデザインの背負えるシートバッグ!『GOLDWIN GWM X-OVER リアバッグ39』
被視認性向上のためバッグ全周にリフレクターが付いていればさらに安心
日帰りツーリングなら容量15L程度のコンパクトなシートバッグでも対応できるが、長期のツーリング、キャンプツーリングでは荷物が一気に増えるので最低でも30L程度の容量が必要になる。
サイドバッグを左右に装着する方法もあるが、走りやすさや車体への着脱の手間、外して運ぶときの持ちやすさを考えると、タンデムライディングをしない限りはシートバッグのほうが使いやすいだろう。
ゴールドウインの新作バッグは、外寸と容量のバランスが良くて使いやすい29Lタイプ。
間仕切りのない1気室構造なので荷物の出し入れがしやすく、気室内にコンプレッシ...
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バイク専用設計だから使いやすい!『NANKAI バイクナビゲーションNNV-001A』
スマホナビの進化によるPND不要論をひっくり返す使いやすさが魅力
PND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)が人気商品だったのは10年ほど前まで。
その後はスマートフォンのナビアプリ利用が急速に増えたことで、PND市場は縮小の一途をたどっている。にも関わらず、バイク専用ナビとして新登場したのがナンカイのNNV−001A。
さっそくスマホナビとの違いを検証してみた。
クレードル(本体をマウントする台座)のサイズは幅160㎜×高さ60㎜×奥行き25㎜で、付属ステーでハンドルに取り付けるタイプ。
電源は車体側から取り、クレードルの接点を介して本体に供給するので電池切れの心配は無い。
本体は...
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「最初の一台でも、最後の一台にもOK」『HONDA CB400SuperFour/SuperBol d'or』(2014年)#試乗インプレ
文句の付けようのない世界一のヨンヒャク
CB400SF/SBに関する原稿には毎回書いているけど、この2機種は紛れもなく「世界一のヨンヒャク」だ。粗探しが得意な専門誌のレポーター達からでさえ、このオートバイへの不満は聞いたことがない。
400㏄という排気量区分は事実上、日本独自のもの。
その日本の二輪市場は80年代をピークに30年間で大幅に縮小し、96年には大型二輪免許が教習所で取得できるようになって大型車に人気が移った。
メーカーにとって販売台数を見込めない400㏄クラスは「割に合わない」製品になってしまったのだ。
80〜90年代には覚えきれないほど多くの車種があった400㏄モデルが続々...
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『一台四役』のヘルメット?? NOLANがアドベンチャー仕様からオープンフェイス仕様まで対応する万能ヘルメットを発売!
ジャンルやシーンを問わないから、ツーリングに最適!
イタリアの兄弟ブランドであるNOLANとX−liteはモトGPやWSBで多くのライダーが着用していることから日本ではレースイメージが強いが、ラインアップ全体で見るとツーリング向きの製品がメイン。そして新たに登場したのが、1個でアドベンチャー、フルフェイス、モトクロス、ジェットの4種類にスタイルチェンジできるN70-2Xだ。
帽体は超高強度のレキザン(ポリカーボネート)素材。日本仕様はSG規格適合だが、ベースとなっているイタリア仕様はECE規格適合で、シールドもECE規格クリアという1ランク上の安全性を備えている。
被り心地は全体にソフト...
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「ホンダV4の音とフィーリングに酔おう!」『HONDA VFR800F』(2014年)
分別のあるライダーに乗ってほしい一台だ
「ホンダのV4エンジン」と聞いて、ワークスレーサーのNR500や750が浮かぶベテランは多いはず。
僕はNR500の全日本鈴鹿大会優勝を目の前で見てたけど、メインストレートを全開で駆け下る2万回転の官能的なサウンドは今もはっきり覚えている。
82年にV型4気筒のVF750シリーズが市販されて以降、ホンダはV型と直列、2種類のエンジンを競わせるようにニューモデルを投入してきた。
現在もモトGPマシンのエンジンはV4、スーパーバイクは直4だ。
このVFRは運動性能と快適さのさじ加減を、速度レンジの高いヨーロッパの交通事情に合わせたスポーツツアラー。
そ...













































