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ブライトロジック GSX-R750RK(スズキ GSX-R750RK)時代なりの良さも生かしきっちりと作り込む【Heritage&Legends】
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'86年ヨシムラ8耐レーサー仕様をRKで現代的に作る
スズキのGSX-Rシリーズはレーサーレプリカモデルと言うよりは、自らがベースとしてレースを走ってきた“そのもの”という印象がある。GSX-R750登場年度となった’85年の全日本選手権TTF-1クラスではチャンピオン(ヨシムラ/辻本 聡)を獲得。同じレギュレーション下での同年の鈴鹿8耐ではヨシムラが3位(ケビン・シュワンツ/グレーム・クロスビー)と6位(辻本 聡/喜多祥助)を獲得。海外に目を向ければル・マン24時間耐久レースで1-2フィニ...
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ブライトロジック GS750E(スズキGS750E)バイクとして必要な芯の部分を磨き込んで製作【Heritage&Legends】
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現代に通用する小気味良さと扱いやすさを作り込む
ブラックベースに2本を重ねたピンストライプパターンという純正外装が、今の目には新鮮にも写るGS750E。ブライトロジックが少し前に製作した販売用車両だ。同店ではこのような車両を多く仕立てているが、今までにも紹介したように、製作の過程はレストアと言うよりもチューニングと考えた方が分かりやすいかもしれない。
もちろんレストアとして必要なメニューは行われるのだが、そのひとつひとつへの気の配り方が奥深いと言うか、知るほどに納得という感じのものだ。レスト...
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ブライトロジック GS1000(スズキ GS1000)正立フォーク&ツインショックの'80年代レーサーを再現【Heritage&Legends】
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往年のヨシムラR&D車カラーもまぶしい当時風レプリカ
ブライトロジックが’22年春の東京モーターサイクルショー、オーリンズサスペンションの装着デモ車としてGSX-R1000Rとともに製作し、カロッツェリアジャパンブースに飾られたGS1000。
オーリンズがラインナップする正立/倒立のフロントフォーク、ツインショック/モノショックのリヤサスペンションをそれぞれアピールするという条件の中から、ブライトロジック・竹中さんはふたつのレーシングスタイルを選んだ。倒立フォークとモノショックはGSX-R1...
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ブライトロジック GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)ウイングレットで一気にMotoGPイメージを強化【Heritage&Legends】
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ショーモデルゆえの作り込みも楽しませる
’22年春の東京モーターサイクルショー、オーリンズサスペンションの扱い元であるカロッツェリアジャパンのブースにはさまざまなデモ車が飾られた。その中でも目を引いた1台がこのGSX-R1000R。もう1台出展されたGS1000とともにブライトロジックによるものだ。美しい仕上がりなのはいつも通りと言えるが、多くの制約をクリアしつつの内容も興味深い。
「オーリンズサスペンションの装着が前提になって、その上でフロントフォークは正立と倒立、リヤショックもツインとモ...
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ブライトロジック GSX1100S(スズキGSX1100S)新車以上を地で行く作りのコンプリート・カタナ【Heritage&Legends】
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ただ新しくするだけではない製作過程と選択眼
良く走る車両に共通した、ビシッとした立ち姿。そしてもしオーナーになったらできるだけ維持したくなるようなきれいさ。双方を兼ね備えたこのカタナ、手がけたのがブライトロジックと言えば、なるほどと納得するだろう。
主な内容をさっと挙げていくと、全バラに始まってフレームは確認後に必要な部分への補強を行い、スイングアームピボットやステムなどのベアリングをすべて新品にしていく(組み方にも気を遣うのは言うまでもない)。グリスアップも長年の経験から選定した銘柄を使っ...
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ブライトロジックGSX-R1000(スズキGSX-R1000)軽量化や上質化によって基本性能も高めていく【Heritage&Legends】
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好素性車の走る・曲がる・止まるを強化しひとつ上の世界へ
ブライトロジックによる、すっとしたGSX-R1000カスタム。ベースは2009年型のK9だ。「内容は見ての通りですよ」と同店・竹中さんは言うけれど、念のため仕様を聞いていこう。
「カウルはノーマルで、フレームカバーはクレバーウルフさんのカーボン。前後サスがオーリンズでホイールはJB-MAGTAN、ブレーキはフロントもリヤもブレンボですね。ステップキットはアグラスさん。マフラーはウチのスリップオンで、あとは細かいとこが少し。まあ、ほんとに...
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ブライトロジックGSX-R1100(スズキGSX-R1100)ヨシムラTTF-1を余裕ある1100で再現し現代的に味付け【Heritage&Legends】
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ヨシムラTTF-1を余裕ある1100で再現し現代的に味付け
「油冷モデルはまだまだ多く入庫してきます。中でもやっぱり、現役当時のレーサーモチーフに手を入れるという人は多いですね」
ブライトロジック・竹中さんが言うように、油冷モデル、とくにGSX-Rシリーズをカスタムする時に目標となるのは、油冷GSX-R現役時代に全日本選手権や世界耐久選手権、AMAスーパーバイクなどを走ったレーサーだろう。GSX-Rがそのベースとなり、各カテゴリーで大活躍していた。しかも今よりももっと密度を持ってレーサーと市...
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ブライトロジックGS1000(スズキGS1000)バイクとしての芯の部分を見極めて作り込む【Heritage&Legends】
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現役当時は最新という事実を改めて考える
ブライトロジックによるスズキGS1000。GSは1970年代末の登場だから、現役からもはや40年以上が経過したれっきとした旧車だ。
この車両の場合は各部点検後にベアリングやシール類を新品交換、フロントブレーキをダブルディスク化するなどのレストア&ライトチューンが施されている。だがよく見ていくと、キャブレターが時代の進んだ純正の負圧式CVKに、ドライブチェーンも純正630でなく530サイズにコンバート、見えないところではレギュレーターも新しいもの(GSノ...
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ブライトロジックGSX-R1000(スズキGSX-R1000)素性が特に良好な世代のSSを元にスープアップを図る【Heritage&Legends】
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部分ひとつひとつの理由を知るからこその作り込み
他のリッタースーパースポーツに比べて、ストリートでの使いやすさという点の評価が高い、スズキGSX-R1000シリーズ。スズキらしい、奇をてらわないオーソドックスな構成と内容はどの年代にも共通していて、カスタム化でさらに良いところが伸ばせるのも魅力だ。
そしてこの車両はK8(2008年型)ベースで、ブライトロジックによる手が入っている。倒立フロントフォークとリヤショックはオーリンズ、ホイールはMAGTAN JB3。またブレーキまわりはブレンボと、...
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ブライトロジック ZEPHYR750(カワサキ ゼファー750)ナナハン快走カスタムをリフレッシュしてさらに楽しむ【Heritage&Legends】
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各部の詳細を確認して必要なパートを手直し
ブライトロジックによるカワサキ・ゼファー750。見覚えがあるという人もいるだろうが、その通りだ。
「元々は何年か前に製作したもので、その時はフレームが曲がっていたので、自分用にストックしていたフレームを使いました。10カ所くらい補強していましたね。エンジンはコスワースピストンで796ccにして、合わせて6速化。その後しばらく放置状態になっていたので、それを蘇らせたんです」とブライトロジック・竹中さん。
竹中さんはこのゼファー750やGSR750、GS...