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ブライトロジック GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)オールブラックをコンセプトにしたスーパースポーツ【Heritage&Legends】
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マットブラック仕立てでまた異なる印象を作り出す
ブライトロジックによる’22年型GSX-R1000R。下で2台並びに写っている第3世代ハヤブサと同じオーナーからのオーダーで、車両コンセプトも同じオールブラックだ。
「この車両でもハヤブサと同じように、黒く出来るところは全部ブラックで仕上げています。ステップもタンデムステップステーも、ピボットシャフトも前後のアクスルシャフトも、それにそれぞれの対になるナットも」
ブライトロジック・竹中さんはこのように黒く仕立てたパートを挙げてくれる。ハヤブサ同...
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ブライトロジック HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)全バラ再構築で作り込まれたブラック・ビューティ【Heritage&Legends】
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加工箇所の維持性にも配慮するからこその手法
2021年に登場した第3世代ハヤブサ。純正の仕様でレギュラーのメインカラーとトリムパーツ、ホイールの各カラーコンビネーションを換えられるカラーオーダープランが用意されていて、オーダー時に計21パターン(’22年型では18パターン)から選べる。
そこでこの車両だ。’22年型レギュラーカラーのグラススパークルブラック×マットブラックメタリックのようだが、少し様相が異なる。そう、カラーオーダープランでもない、フルブラックになっている。
「“全部黒くしてほ...
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ブライトロジック GS1000(スズキ GS1000)第1回鈴鹿8耐優勝のヨシムラGSを再現する実走車【Heritage&Legends】
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当時から変わらない機能性も軸に置いたひとつ
1970年代末のAMAスーパーバイクと欧州耐久選手権。前者は市販車ベースに多くのモディファイを行ったカワサキZとヨシムラスズキGS、後者はプロトタイプレーサーのホンダRCBが席巻。その両者が初めて激突したと言えるのが、1978年の第1回鈴鹿8時間耐久ロードレースだ。
当初、欧州で常勝を誇ったRCBによる凱旋レースと言われたこの場に、ヨシムラはAMAスーパーバイク用GS1000を持ち込んだ。結果は#2ウエス・クーリー/マイク・ボールドウィン組GS10...
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ブライトロジック GSX-R1000(スズキ GSX-R1000)現代車ベースでも進む経年を考慮しつつ手を入れる【Heritage&Legends】
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2009年の8耐優勝車をストリートスタイルにレプリカ
GSX-Rシリーズのカスタムでまず頭に浮かぶ油冷世代。今や旧車の域に入っているから、まず新車並みにリフレッシュした上で手を加えるという手法が増えた。でもそれは水冷のGSX-R1000シリーズでも同様に適用できることだ。この車両はGSX-R1000、K9だから2009年型。この年に鈴鹿8耐4度目の優勝を果たした、ヨシムラの#12車(酒井大作/徳留和樹/青木宣篤)をモチーフとして手を入れたものだ。
エンジンはフルに手が入り、車体側も同様にパー...
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ブライトロジック GSX-R750RK(スズキ GSX-R750RK)時代なりの良さも生かしきっちりと作り込む【Heritage&Legends】
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'86年ヨシムラ8耐レーサー仕様をRKで現代的に作る
スズキのGSX-Rシリーズはレーサーレプリカモデルと言うよりは、自らがベースとしてレースを走ってきた“そのもの”という印象がある。GSX-R750登場年度となった’85年の全日本選手権TTF-1クラスではチャンピオン(ヨシムラ/辻本 聡)を獲得。同じレギュレーション下での同年の鈴鹿8耐ではヨシムラが3位(ケビン・シュワンツ/グレーム・クロスビー)と6位(辻本 聡/喜多祥助)を獲得。海外に目を向ければル・マン24時間耐久レースで1-2フィニ...
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ブライトロジック GS750E(スズキGS750E)バイクとして必要な芯の部分を磨き込んで製作【Heritage&Legends】
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現代に通用する小気味良さと扱いやすさを作り込む
ブラックベースに2本を重ねたピンストライプパターンという純正外装が、今の目には新鮮にも写るGS750E。ブライトロジックが少し前に製作した販売用車両だ。同店ではこのような車両を多く仕立てているが、今までにも紹介したように、製作の過程はレストアと言うよりもチューニングと考えた方が分かりやすいかもしれない。
もちろんレストアとして必要なメニューは行われるのだが、そのひとつひとつへの気の配り方が奥深いと言うか、知るほどに納得という感じのものだ。レスト...
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ブライトロジック GS1000(スズキ GS1000)正立フォーク&ツインショックの'80年代レーサーを再現【Heritage&Legends】
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往年のヨシムラR&D車カラーもまぶしい当時風レプリカ
ブライトロジックが’22年春の東京モーターサイクルショー、オーリンズサスペンションの装着デモ車としてGSX-R1000Rとともに製作し、カロッツェリアジャパンブースに飾られたGS1000。
オーリンズがラインナップする正立/倒立のフロントフォーク、ツインショック/モノショックのリヤサスペンションをそれぞれアピールするという条件の中から、ブライトロジック・竹中さんはふたつのレーシングスタイルを選んだ。倒立フォークとモノショックはGSX-R1...
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ブライトロジック GSX-R1000R(スズキ GSX-R1000R)ウイングレットで一気にMotoGPイメージを強化【Heritage&Legends】
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ショーモデルゆえの作り込みも楽しませる
’22年春の東京モーターサイクルショー、オーリンズサスペンションの扱い元であるカロッツェリアジャパンのブースにはさまざまなデモ車が飾られた。その中でも目を引いた1台がこのGSX-R1000R。もう1台出展されたGS1000とともにブライトロジックによるものだ。美しい仕上がりなのはいつも通りと言えるが、多くの制約をクリアしつつの内容も興味深い。
「オーリンズサスペンションの装着が前提になって、その上でフロントフォークは正立と倒立、リヤショックもツインとモ...
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ブライトロジック GSX1100S(スズキGSX1100S)新車以上を地で行く作りのコンプリート・カタナ【Heritage&Legends】
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ただ新しくするだけではない製作過程と選択眼
良く走る車両に共通した、ビシッとした立ち姿。そしてもしオーナーになったらできるだけ維持したくなるようなきれいさ。双方を兼ね備えたこのカタナ、手がけたのがブライトロジックと言えば、なるほどと納得するだろう。
主な内容をさっと挙げていくと、全バラに始まってフレームは確認後に必要な部分への補強を行い、スイングアームピボットやステムなどのベアリングをすべて新品にしていく(組み方にも気を遣うのは言うまでもない)。グリスアップも長年の経験から選定した銘柄を使っ...
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ブライトロジックGSX-R1000(スズキGSX-R1000)軽量化や上質化によって基本性能も高めていく【Heritage&Legends】
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好素性車の走る・曲がる・止まるを強化しひとつ上の世界へ
ブライトロジックによる、すっとしたGSX-R1000カスタム。ベースは2009年型のK9だ。「内容は見ての通りですよ」と同店・竹中さんは言うけれど、念のため仕様を聞いていこう。
「カウルはノーマルで、フレームカバーはクレバーウルフさんのカーボン。前後サスがオーリンズでホイールはJB-MAGTAN、ブレーキはフロントもリヤもブレンボですね。ステップキットはアグラスさん。マフラーはウチのスリップオンで、あとは細かいとこが少し。まあ、ほんとに...
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ブライトロジックGSX-R1100(スズキGSX-R1100)ヨシムラTTF-1を余裕ある1100で再現し現代的に味付け【Heritage&Legends】
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ヨシムラTTF-1を余裕ある1100で再現し現代的に味付け
「油冷モデルはまだまだ多く入庫してきます。中でもやっぱり、現役当時のレーサーモチーフに手を入れるという人は多いですね」
ブライトロジック・竹中さんが言うように、油冷モデル、とくにGSX-Rシリーズをカスタムする時に目標となるのは、油冷GSX-R現役時代に全日本選手権や世界耐久選手権、AMAスーパーバイクなどを走ったレーサーだろう。GSX-Rがそのベースとなり、各カテゴリーで大活躍していた。しかも今よりももっと密度を持ってレーサーと市...