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スズキ「GSX-R400R(GK76A)」(1990年)エンジンを熟成しフレームをダブルクレードル化+倒立フォークを加えた6代目
1984年の初期型デビューから7年と当時としては長い歴史を積み上げてきたGSX-R400シリーズ。その最終型は1993年モデルでカラーリング変更を行いながら1995年まで継続されカタログから姿を消した。ここに紹介する1990年型はその最終モデルの直前に位置する6代目で、大きく構造を改めたアルミフレームが最大の識別点となる。写真:平野輝幸/まとめ:岡本 渉/協力:バイカーズステーション、佐藤康郎、H&L PLANNING※本記事は2025年7月2日に発売された『レーサーレプリカ伝 4ストローク編』の内容を一部編集して掲載しています。
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ホンダ「ボーカル」(1983年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
▶▶▶写真はこちら|ホンダ「ボーカル」(5枚)
Honda VOCAL
当時価格:12万9000円(北海道、沖縄は3000円高。その他一部離島を除く)
1983年7月、ホンダが発売した「ボーカル」は、経済性と静粛性に定評のある4ストロークエンジンを搭載した実用スクーターだ。「スペイシー50」に続く4ストロークモデルとして、より軽量・コンパクトなボディを与えられた点が特徴である。
搭載される排気量49ccの空冷エンジンは、ホンダ自慢の「エコノパワー」技術により最高出力4.0PSを発揮。
乾燥重量45kgという軽さとVマチック変速機の採用により、4ストロークならではの粘り強さに加え、キビキビ...
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マジカルレーシング ZRX1200DAEG(カワサキ ZRX1200DAEG)カーボンの質感と軽量性をワンポイントで取り込める!【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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ZRXフリークたちの所有欲を満たす多彩な製品群
’80年代バイクブームの頃から一線で活躍している老舗パーツメーカー、マジカルレーシング。同社が主力とするカーボン/FRPパーツ群の中でも、ZRX用は車両のディスコン(生産終了)から10年以上が経った今も人気製品のままという。そんなZRX向けの最新ラインナップと売れ筋を聞いた。ちなみにこの車両は2009年型ZRX1200DAEGベースの同社デモバイク。ミラーもマジカルレーシングの定番、NK-1ミラーで、タイプ4ヘッド(綾織りカーボン)+スーパーロ...
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ホンダ「ビート」(1983年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
▶▶▶写真はこちら|ホンダ「ビート」(5枚)
Honda BEAT
当時価格:15万9000円(北海道・沖縄は3000円高。その他、一部離島を除く。)
ホンダ「ビート」は50ccスクーター世界初の水冷エンジンを搭載し、1983年12月に市場デビューを果たした生粋のスポーツスクーターだ。
最高出力7.2PSを発揮する水冷2ストロークエンジンを採用し、さらに排気流路を変化させてトルク特性を2段階に切り替える新機構「V-TACS」を搭載。ライダーが左足のペダルを踏み込むことで「V-TACS」が作動し、高回転域での爆発的な加速を引き出せるという、遊び心と戦闘力を兼ね備えたシステムだった。
車体構...