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安田商会CB750F(ホンダCB750F)アップデートしながらノーマル車と交互に楽しむ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。インターネットのみでは決して探しきれない、全国の腕利きショップや最新パーツ&アパレルの深堀り情報も満載!
いいとこ取りで加えた良さをノーマルとも比べる
キャンディレッド×パールホワイトの純正FCカラーがまぶしい、安田商会のCB750FCカスタム。聞けば、贅沢な楽しみ方をされている車両のようだ。
「オーナーさんはもう1台ノーマルのCB750FCを持ってらっしゃるんです。それでしばらくノーマルに乗っていたかと思うと、お店にやって来てメンテナンスで置いていく。そ...
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安田商会CB750F(ホンダCB750F)エフの特徴を生かし遊べるジャストフィット17インチ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
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エフのポイントはパワーより乗りやすさへ移る
エフ=CB-Fシリーズを中心に整備や修理、カスタムを行う安田商会。代表・安田さんももう25年CB750Fに乗り続け、その中で培ったノウハウを他のCB-Fに応用してくれる。この車両もそんな1台だ。
「CB-Fを探していて手に入れたお客さんから『XJRの足まわりを取り付けたい』ということで持ち込まれた車両です。今...
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ホンダ「CB-Fコンセプト」が市販化されたらどうなる?〈走行性能の予想と価格への期待〉宮崎敬一郎のスペシャルコラム
CB-Fコンセプトは、身近なレベルでのスポーツ領域での使い勝手の良さを念頭に置いているはず
スポーツポテンシャルや使い勝手の良さに注目
このFがオマージュするCB750(900)Fを最初に見た時の衝撃は強烈だった。
空冷DOHC4バルブのエンジンは当時最高のハイメカ。しかも、それは鈴鹿8耐で大活躍したワークスレーサー・RCB直系だと宣伝されていた。それまでのバイクにはなかった、タンク、サイドカバー、テールカウルまでをフラッシュサーフェス化したルックスも近未来的。ZやGSといったライバルすら圧倒する存在感が光っていた。
そして、このバイクを伝説たらしめたのはAMAスーパーバイクでのF・スペ...
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ホンダ「CB-Fコンセプト」が市販化されたらどうなる? 〈スタイリング予想〉|元CB750Fオーナー太田安治のスペシャルコラム
「CB750F」との思い出。「CB-Fコンセプト」は市販されるとしたら、どのようなカタチになるのか?
思わず当時の思い出が蘇る魅惑のボディライン!
「ナナハン」という呼び方を定着させたCB750Fourの後継モデルとして、1978年12月に登場したのがCB750K。ただ、この『K』はさほど注目されなかった。同年8月に最先端スーパースポーツのCB900Fが発表され、日本市場には750㏄版が投入される、という噂が広まっていたからだ。
1979年6月に登場したCB750Fはワークス耐久レーサー『RCB』譲りのDOHC4バルブエンジンを採用していたが、それ以上に注目されたのがデザイン。長いタンク...
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安田商会CB750F(ホンダCB750F)/初めての入手以来25年をともにしてきたストリート改 #Heritage&Legends
同世代車両との違いを知り、反映させて作る快走仕様
「フルカスタムやフルレストアももちろんありますし、どうやってもいいんですよ(笑)。今のホンダCB-Fユーザーの傾向としてはきちんとお金もかけて、純正に戻す方向と、性能を出しに行く方向というふたつがはっきりとしてきたようです。そんな中で思うのは『まず車両のベースをきちんと作っておいてほしい』ということです。F自体はもう40年経つ車両ですけど、そもそも走らないわけじゃない。けれど、調子が悪いままでは走らないんです。
どこか詰まったまま、抜けたまま、古いまま。それがオーナーさんに分からない場合もたくさんあります。まあ古い車両だからこんなものかな...
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T.T.RモータースCB750F(ホンダCB750F)/Fカスタムの幅を広げるスクランブラースタイル #Heritage&Legends
ショップのカスタムの幅を広げるためのトライ
「元々ウチのオリジナルパーツを使ったデモ車両だったんですが、カスタムの幅を広げられたらいいなってカフェレーサー製作を始めたんです」
T.T.Rモータースの代表、林さんがこう言う車両は、’80年型CB750F(A)がベース。
基本をそのカフェレーサースタイルというルックスに置いたのも、それが理由だ。
レースや一般的なストリート向けとしては性能追求や今風、当時風というスタイルはあっても、ベーシックな部分では同じ=走りをきちんとする=であって、ここに関しては今までも学び、追ってきたし、今後もそうだろうという前提がある。
対してこのクラシックスタイルと...
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タジマエンジニアリングCB750F(ホンダCB750F)/純正らしさを軸に順を追って作られた17インチ改 #Heritage&Legends
よく走ることに加わる純正らしいルックス
ホンダのCB-Fや6気筒CBXをベースにしてレストアやカスタム車を多く送り出す、タジマエンジニアリング。ここで紹介するCB750FCは「コストや時間のことも考えながら、部分ごとに何度かに分けて作ってきた車両(同店・村嶋メカニック)という。
「コンセプトとしてはまず、ツーリング主体。それから『純正らしい』こと。このふたつ」(代表・田島さん)ということで、フレーム補強は通常のタジマスペシャルCB-Fからは抑え気味の10カ所(通常20カ所)、リヤショックはレイダウンも行いながらアッパー部をサイドカバー裏に隠し一見純正にし、かつ元のマウントボスも残して(右...
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ACサンクチュアリーCB750F RCM404(ホンダCB750F)/ワンオフも駆使して作り込んだRCM-CB #Heritage&Legends
パーツがなかったゆえにカスタムらしさも強まる
「サンクチュアリーによるRCM=リアル・コンプリート・マシンのホンダCB-F」。
こう聞けば車両の素性は何となく伝わってくるだろう。前後17インチ化に始まる車体アップグレードと、それにふさわしい細部の仕上がりを持ったカスタムコンプリート車両である。
だが、この車両の場合は少し事情が異なった。オーナーが長年所有していたフルノーマル車を、運動性能を高めたいと同店に持ち込んだ……というところは他のRCM同様。
ここでZ系やNinja系ならば、17インチ化のための最適数値を持った同店のスカルプチャーステムやスイングアーム等が使用パーツに挙がってくる。...
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タジマエンジニアリングCB750F TYPE RS(ホンダCB750F)/ツーリングを主にしつつサーキットも楽しめるRSパッケージ#Heritage&Legends
データや加工に後継車のものを取り込んで進化
1979~1983年に展開したホンダCB-Fシリーズを2020年が迫ろうとする今楽しむには、レストアやメンテナンスで性能を維持する方法がまずある。
もうひとつ、前後ホイールの17インチ化や動力性能強化というカスタムによって、CB-Fのスタイルを生かしながら現代的な走りを手にするという方法がある。
とくに後者ではディメンションの変更やフレームの補強という項目が必要になってくるが、その見本的な存在が、タジマエンジニアリングの手がけるタジマスペシャルCB-Fだ。
「現代車のフレームと旧車のフレームで別物だろうと思われるけど、狙っているところはあまり変...
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【俺たちのレーシングレジェンド】フレディ・スペンサーとHONDA CB750F SUPERBIKE(1982年)
悲願のデイトナ優勝を勝ち取った空冷CBの金字塔
ホンダの市販車レースとのかかわりは、1970年代中盤のヨーロッパ耐久選手権。CB750FOURベースのRCB1000で連戦連勝し「無敵艦隊」とも「不沈艦隊」とも呼ばれ、クラスをリードしていく。
そして、並列4気筒の第2世代「F」シリーズをデビューさせると、耐久レーサーはRS1000へと進化し、世界耐久への参戦を継続する一方、その1000㏄エンジンをベースとしたマシンでAMAにも参戦をスタートする。当時、世界最大のマーケットはアメリカで、AMAでの活躍は、そのままアメリカでの販売、すなわち世界での販売につながっていたのだ。
ホンダとしてのAM...