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T.T.RモータースCB750F (ホンダCB750F)/リビルドエンジンも加えて快適なスペンサーレプリカを構築#Heritage & Legends
レプリカ仕様のオーダーに乗りやすさと使いやすさを
ホンダを代表する名車と言えば、今年60周年を迎えた4気筒のCBシリーズが筆頭格だろう。1969年のホンダCB750Fourで国産直列4気筒の歴史が始まり、これを打ち倒そうとZ1が現れ、以後の日本車の時代が築かれる。CB第2世代としてDOHC4バルブのCB-Fが’79年に送り出されると、性能もスタイルも一気に現代化&スープアップしていく。
欧州の耐久選手権やアメリカのAMAスーパーバイクはそんな日本製4気筒車の活躍の場となり、速さを目指して数々の、今で言うカスタム的なトライが各メーカーファクトリーによって行われていった。ことAMAでは市販車...
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ルーツ the CB 〜各クラスのファーストCBたち〜 #CB THE ORIGIN
浅間火山レースを制したベンスパ・キューニー
ホンダのファーストモデルといえば、1947年発売のホンダA型。
もっともこれは自転車に組み付ける小型補助エンジンのことで、車体も含めたホンダの完成車と言えば、50年発売のドリームD型だろう。
鋼板のプレス材で車体を構成したオリジナルフレームを持つドリームD型に対し、53年発売のベンリイJは、鋼管バックボーンフレームを持つ4ストロークモデル。
驚くべきことにホンダは、完成車の第一号からわずか3年で、現在のオートバイデザインに相通ずる車体設計を作り上げたのだ。
その6年後に誕生したのが、ファーストCBこと125㏄のCB92だ。
古いファンが「ベンス...
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“CB”尽くしの大展示イベント!「DREAM CB750FOUR 誕生50年特別展示」がホンダコレクションホールで開催!
まずは3月16日から「CBレーサーの血統」がスタート!
HONDA ドリームCB750FOUR(K0)の誕生が1969年ですから、今年は記念すべき50周年のアニバーサリーイヤー! そんな中、ツインリンクもてぎ内のホンダコレクションホールでは、特別展示が行なわれます。
3月16日(土)から6月12日(水)にかけては「CBレーサーの血統」と題した展示が行なわれ、デイトナ200マイルを制したCB750レーサーや、デイトナ100マイルを制したCB750Fなどが展示される予定となっています!
■展示車両
・ホンダ CB450 レーサー(1967年) デイトナ200マイル
・ホンダ CB750 レー...
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【HONDA CB1100】時代を彩った空冷CBフラッグシップ烈伝【ノスタルジックコレクション】
70~80年代を受け継ぐ名車たち
全てを一からつくり上げたニューモデルもあれば、過去のモデルからイメージ、デザイン、技術を受け継いだオートバイもある。このページでは、70〜80年代のオートバイから「何かを」受け継いだオートバイの例を少しだけ紹介してみよう。
CB1100に流れる名車のDNA
ホンダが誇る空冷4気筒のCB1100シリーズには、時代をリードして来た数々の名車のDNAがしっかりと受け継がれている。ホンダCBの歴代名車をプレイバックだ‼
公式サイト
CB1100 車種カタログ
空冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒1,140ccエンジンを搭載したロードスポーツモデル「CB1100」
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「日本の本田」が“世界のHONDA”へ【昭和44年 HONDA CB750Four / 昭和54年 HONDA CB750F】
幾多の名車・ヴィンテージが生まれた昭和と
技術革新でオートバイが急速に進化を遂げた平成。
しかし、もうすぐ新元号。新しい時代に突入する前に
歴史に残る名車烈伝をお送りします。
いつまでも忘れない、今でも乗りたい珠玉の名車たち。
ナナハンとは排気量でなくCB750Fourのこと
昭和41年、ホンダは世界グランプリレースで史上初のメーカータイトル5クラス(50/125/250/350/500㏄クラス)を完全制覇。強すぎるホンダを規制しようとレギュレーションが強化され、ならばとホンダはGPから撤退。次なる目標は、レースで培った技術を市販車に生かすことだった。
世界中のオートバイ&自動車メーカー...
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【1979年HONDA CB750F[FZ]】大型二輪免許が取れる今だって”ナナハン”はライダーの憧れだ!【絶版車オブ・ザ・イヤー特別編】
ニューCBの誕生と共にナナハンの本命となった
CB750フォアで大排気量化、4気筒化に先鞭をつけたホンダだったが、1973年にはカワサキからはZ2こと750RSが登場し、1976年にはスズキからGS750が発売される。それらライバル達に立ち向かうべく、満を持してホンダが新しい魅力とパフォーマンスを持ったニューモデルを投入する。『不沈艦』『無敵艦隊』とまで呼ばれたワークスレーサー「RCB」のノウハウを生かしたDOHC4バルブヘッドの4気筒という当時最先端のハイメカエンジンを搭載したCB750Fが誕生した。
CB750Kが豪華な装備のクルーザー的な味付けであったのに対し、CB750Fはセパレ...