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図解で分かる! 2ストロークエンジン 4つの基本形式|軽量&シンプル&高効率な特性を今後も楽しむために知っておきたいこと
部品点数が少なくて済むことから来るコンパクトさと軽さ、シンプルさ。4ストロークのクランクシャフト2回転ごとの半分、1回転ごとに燃焼行程があることから来る高効率。一部競技車用を除き、21世紀の今では新型が手に入らなくなった2ストロークエンジン搭載車だが、多くの再生・延命手法が現れ、さらに新たな考えによって、エンジン=内燃機関の行く先にも次の展開が起こるきっかけを作りそうだ。そのためには、現存する2ストロークエンジンを今どう扱っていくかが、カギになる。まずは2ストロークエンジンの4つの基本形式を確認してみよう。※本企画はHeritage&Legends 2021年10月号に掲載された記事を再...
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ケニーやバリー、若き平らヤマハのトップライダーがSUGOで激突! ウィック・ビジュアル・ビューロウDVD「TBCビッグロードレース」
月刊『ヘリテイジ&レジェンズ』が各社の注目の新製品を紹介します。今回はウィック・ビジュアル・ビューロウのDVD「TBCビッグロードレース」をピックアップ!
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ウィック・ビジュアル・ビューロウDVD「TBCビッグロードレース」
皆さんは“TBCビッグロードレース”を覚えておられるだろうか。そもそもは1977年、スポーツランドSUGOの地元局・TBC東北放送の開局25周年を記念したレースで、1997年まで続いたもの。’80年代中盤までは日本で世界GPは開かれておらず、海外トップライダーの走りが生で...
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RAINEY HIRφ SPL. TZR250R SP(ヤマハ TZR250R SP)レイニー最高の輝きを投影した'93日本GPレプリカ【Heritage&Legends】
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歴代TZRを乗り継いできて残した1台を維持する
「元々TZR250シリーズは好きで、初代1KTから乗って、後方排気もV型もと全型式を揃えていた時期もあったんです。でもいろいろ整理することになって、それで残したのがこの3XV。SP仕様を元に友達の作業ガレージで手を入れていって、ここまで仕上げました。この友達が器用で、いろいろ細かいことまでやってくれたんです」
こう言うのは、1990年代初頭のWGP500、マールボロ・チーム・ロバーツカラーで仕上げられたTZR250R SPのオーナー、RAINE...
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スズキの名車、偉大なる「カタナ」の歴史を振り返ってみたけど、意外と知らないことだらけだった⁉【SUZUKI LEGEND STORY】
「カタナ」って有名だけど、その歴史って……?
2019年に復活を遂げたスズキを代表するバイクのひとつともいえる「カタナ」。
2022年のモデルチェンジで更なる進化を遂げ、登場から2年、着々とバイク乗りの間で新たな「カタナ」としての地位を築きつつあるように思います。
昨年に開催された「カタナミーティング2022」ではレジェンドバイクとしてのカタナだけでなく、2年前の第一回ミーティングの2倍以上の台数の新型カタナも来場。
私(石神)も新型カタナに魅せられたひとちで、ミーティングにも第二世代のカタナをお借りして参戦しました。
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全国からカタナファンが大集結! 3年ぶりの「KATAN...
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ブライトロジック GS1000(スズキ GS1000)第1回鈴鹿8耐優勝のヨシムラGSを再現する実走車【Heritage&Legends】
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当時から変わらない機能性も軸に置いたひとつ
1970年代末のAMAスーパーバイクと欧州耐久選手権。前者は市販車ベースに多くのモディファイを行ったカワサキZとヨシムラスズキGS、後者はプロトタイプレーサーのホンダRCBが席巻。その両者が初めて激突したと言えるのが、1978年の第1回鈴鹿8時間耐久ロードレースだ。
当初、欧州で常勝を誇ったRCBによる凱旋レースと言われたこの場に、ヨシムラはAMAスーパーバイク用GS1000を持ち込んだ。結果は#2ウエス・クーリー/マイク・ボールドウィン組GS10...