ライター
ヤマハ「FZR400」1986年|ワークスマシンと同時開発のTT-F3ピュアレプリカ!【絶版名車解説】
ヤマハ「FZR400」特徴
YZFのテクノロジーを惜しみなく投入した力作
白熱するレプリカブームにおいて、レースの結果はそのまま人気へと結びつき、各社とも性能向上に必死であった。1984年に初代TT-F3チャンピオンに輝いたヤマハは、翌1985年ホンダにタイトルを奪われ、反撃の一手を用意する。それがFZR400だ。
ジェネシス思想を取り入れた前傾エンジンを採用、フレームもアルミデルタボックスとして戦闘力を大幅に向上。その内容はまさしくワークスYZFレプリカだった。さらに、翌1987年には画期的な排気デバイス「EXUP」やクロスミッションを装備した限定車の「R」も追加するが、TT-F3タイ...
ライター
ホンダ「CB1300 SUPER FOUR」「CB1300 SUPER BOL D'OR」の歴代モデル・系譜|SC54世代ヒストリー
▶▶▶こちらもおすすめ
ホンダ「CB1000SF」「CB1300SF」の歴史|〈プロジェクトBIG-1〉モデルチェンジの系譜 - webオートバイ
キャブ仕様の1000ccが電子制御も充実した1300ccに
SC54世代だけで20年目に突入した、おそるべきロングセラーモデルとなったホンダ・CB1300SF/SB。これは、スーパーカブを除く、ホンダでの単一機種ロングセラー記録だ。
この世代は、騒音や排出ガス規制が年々更新され、数年で規制値が厳しくなる、という世代。このため、CBは性能向上や細部の熟成と合わせて、規制対応の更新を迫られることになる。
今では電子制御メニューも充実したスロットル...