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マジカルレーシング MT-09SP(ヤマハ MT-09SP)シャープな3気筒スポーツの精悍さと機能を高める外装【Heritage&Legends】
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ストリートファイターの利点を高めつつ不足はカバー
多くのFRP/カーボンパーツを展開するマジカルレーシングが現行MT-09/SP用に展開を始めた“ストリートボディワーク”。その各パーツ(一部は撮影時点でのプロトタイプ)を装着したSPベースのデモ車両だ。アッパーカウルにNK-1ミラー、前後フェンダーなど、見ていくほどに多くのパーツが作られたことが分かる。どんなコンセプトだろう。
「まずアッパーカウルは走行時のライダーへの負担が減らせるように風防効果を持たせるのはもちろん、ドレスアップ効果にも配...
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ピストンブローククラブ GSX750S(スズキ GSX750S)徹底的なモディファイの上に20年超進化続行中のカタナ【Heritage&Legends】
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組み上げ後に不可欠な作業も考慮しつつ進化を重ねる
「完全メンテしたノーマル車というのは、かなりよく走るものだし、性能だってユーザーが考えているよりも、高い場合が多いんですよ」という代表・中村さんの言葉からも分かるように、ピストンブローククラブが重視するのはいわゆる通常メンテナンス。基本を見直すことで得られるメリットは、予想以上のものがあるということだ。
店名も「ピストンが壊れるまで走ろう!」的な意味で、これは裏返せば「1台の車両を長く乗ってほしい」。そのためのメンテナンス重視という姿勢だが、...
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パワービルダー GPZ900R(カワサキ GPZ900R)230psをマークしながら日常域で気軽に使えるターボ改【Heritage&Legends】
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メカチューンも過給も多彩な技法を極めた車両
’15年のスーパーチャージドモデル、Ninja H2の登場によって2輪でも過給は身近になったが、それまでは特殊だった。しかしカスタム界では、コンピュータほかの進歩によってラグ(レスポンスの遅れ)やパワーの急な立ち上がりというデメリットを払拭し、ターボやスーパーチャージャーによる充填効率向上を生かした例もすでに多くあった。パワービルダーの針替さんもその事実を自分の肌で知るひとりだ。長年4輪エンジンのメカチューンやターボチューンを手がけ、そのノウハウを...
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サンクチュアリー横浜大和 GSX1100S(スズキ GSX1100S)不動再生からコンプリート化しペイントで引き立てる【Heritage&Legends】
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コンプリートに新たな個性を作るカスタムペイント
かつてのカスタムブーム時の多くのカタナカスタムで感じた、すっとしたイメージを現代流に解釈した。そう思えるスマートな1台だ。
「ベース車両はオーナーさんの持ち込みで、何年か不動だったと聞きました。それでまずは動くようにとレストアなど立ち上げ作業をするうちに、コンプリートカスタム製作に進みました」
こう、このカタナについて教えてくれるのはサンクチュアリー横浜大和の川浪さん。同店はACサンクチュアリーのフランチャイズ店で、川浪さんはかつてサンクチュア...
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ケイファクトリーが提案するカワサキ「Z900RS」&「Z900RS SE」カスタム【Heritage&Legends】
Z900RSのハイグレードモデルとして注目を集めたZ900RS SEが、全国で発売となった2022年1月21日、著名パーツメーカー・ケイファクトリーがそのSEのカスタムスタイルを披露した。レギュラーモデルZ900RSデビュー直後に現れ、カスタムファンに衝撃を与えたツインショック・カスタム仕様とともに振り返りながら、今の時代にカスタムしたデモバイクを製作する思いも、伺ってみた。※本企画はHeritage&Legends 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。
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チームCB’s/市本ホンダ CB1100R(ホンダ CB1100R)17インチ化で変わる車高を補正し妥協のない車体を作る【Heritage&Legends】
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ディメンションを考慮しステム形状を変更する
’90年代に花開いたカスタムブーム。ベース車両もさまざま、そこに盛り込まれる手法もまさに多彩。元々付くことも想定されていなかったパーツを付ける、ベースを改造していく中で、19/18インチや18/18インチの細めのタイヤから最新の17インチタイヤを履いてというように、かつての名車を現代的に走らせる手法も確立した。
「ウチのマシンは街乗りできることがまず基本。その上で、保安部品を外せばサーキット走行もできるっていうのが理想だよね」と市本ホンダ=CB’s...
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K-2プロジェクト ZX-14R(カワサキ ZX-14R)メガスポーツのポテンシャルを十分引き出す作り【Heritage&Legends】
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本質的な重さや大きさを感じさせずに上質にする
2012年にカワサキのフラッグシップとして登場し、国内でも’19年まで輸入販売されたカワサキNinja ZX-14R。誕生から10年以上が経ったのかと思えるほどに今見ても古さはまったく感じない。それはこの車両を見ているからだろうか。
「ローダウンがしてあるんです」。こうK-2プロジェクト・北村さんに聞くまで気が付かなかった。そのくらいよくまとまった車両だ。
「オーナーさんは一般的なライダーで、小柄ですので14Rは大きく感じる。それで取り回しを軽く...
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高嶺の華ばかりのZシリーズで異色の“敷居の低さ”こそLTD最大の魅力【Heritage&Legends】
1970年代半ばに竣工したアメリカ、ネブラスカ州リンカーン工場でZ1とともに製造が始まったKZ900LTD。こうした歴史上のできごとと別に、多くの絶版車好きの口から発せられた「なぜ君はZ1じゃなくLTDなの?」という問い。「その気持ち、重々分かりますが、一度乗ってみると結構いいヤツなんですよ」と、バイクのメンテナンス&絶版車専門誌“モトメカニック”の製作に携わる中でLTDを購入してしまったオーナーにして2輪ジャーナリスト、栗田 晃さんは言う。その作業と声を聞いてみよう。※本企画はHeritage&Legends 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ブルドック Z1(カワサキ Z1)17インチカスタムに似合う形を提案した2007年のGT-M【Heritage&Legends】
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より良いZを作るためのパーツやノウハウの確立が分かる
元々は修理というスタンスでZに手を入れてきたブルドック・和久井さん。多くのZを修理していく中から、もっとよく走るように、いい状態を長く楽しむようにと現代的なスペックや機能を取り込んだカスタム製作の要素を強め、ブルドックを開店したのは2001年のことだった。当時すでに蓄積されていたノウハウは17インチコンプリートカスタムとしての車両製作につながり、それは後にGT-Mと呼ばれるようになった。そして2007年にはその1台が、鈴鹿8耐併催のカスタ...