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見た目はデニム、実は革。クシタニのロングセラー・ライディングパンツ「エクスプローラージーンズ」をテスト&レポート
ジーンズルックの高機能革パンツ
多くのライダーがライディング時にデニムジーンズを穿いている理由は、価格や洗濯の扱いを含めた手軽さとカジュアルさだろう。
だが、安全面で見ると、通常のデニムジーンズはライディング向きとは言えない。厚手のデニム地を使って引裂強度を高めた製品、ケブラー繊維で補強し、耐摩耗性を強化したライディングジーンズもあるが、素材の特性として信頼感が高いのはやはり革。
しかし、革製のライディングパンツは独特の存在感があるので街中や飲食店で「浮いた」感じになってしまう。エクスプローラージーンズは、革製ながらカジュアルなシーンにも溶け込むデニム的な風合いが人気を呼んでロングセラー...
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まさに「目から鱗」のライダー専用メガネ!「ダブルオーグラスギア/ライディングアイウエア」
ライダー専用メガネのパイオニア
メガネを使っているライダーは多くの悩みを抱えている。ヘルメットを被ってからメガネを差し込むときにテンプルやリムが変形しないように気を使い、頭の前傾角に合わせてメガネの位置を調整する手間もかかる。テンプルの形状によっては耳や側頭部が押されて痛くなり、フィット性が低下して下側にズレたり、逆に浮き上がってしまうこともある。
ほとんどのメガネライダーは「メガネはそういうもの」と諦めているが、その不便さを解消すべく、フレームからレンズにまでこだわり抜いたライダー専用メガネを開発したのが京都市にある『ダブルオーグラスギア』だ。
07年から販売を開始した「ライディングア...
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アルミとスチールのハイブリッドで軽さと耐久性の両立を目指したスプロケット「スーパースプロックス」
STEALTH SuperSprox/税抜:1万1111円
市販車のリア(ドリブン)スプロケットはスチール製がほとんどだが、バネ下重量の軽さが運動性向上に繋がるレース用マシンでは軽量なアルミ製も使われる。アルミスプロケットの重量はスチール製の1/3程度になることもあるが、アルミ素材は鉄に比べて柔らかいため摩耗が早いことが弱点。
僕は自分のニンジャ1000を純正の525サイズから520サイズにコンバートしてアルミスプロケットと組み合わせていたが、ツーリングメインの使い方で1万5000㎞程度で限界に達した。
そこで考えられたのがスポーツモデルに採用されているディスクプレートと同じように、イン...
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「バイアスタイヤ」「ラジアルタイヤ」とは? 250㏄バイクで乗り心地を比較【太田安治の用品基礎コラム】
タイヤの選択肢が豊富な250㏄ロードスポーツクラスだが…
普段使いでの乗りやすさと、車両価格や維持費の安さで支持されている250ロードスポーツクラス。実際に街乗りやツーリングレベルでの走行性能は充分。だが、スポーツライディングシーンで物足りなさを覚えるのが250ccクラスのタイヤのポテンシャルだ。
ほとんどがストリート性能重視のバイアスタイヤを装着しているため、ハードに扱うとグリップと踏ん張りが足りず、オートバイが本来持っている性能を活かし切れないのだ。
そこで交換候補に挙がるのがラジアルタイヤだ。
「250クラスはバイアスで充分」とか「メーカー標準装着品がベスト」いう意見もあるが、80...
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【タイヤインプレ】ピレリ「エンジェル GT Ⅱ」軽快感抜群! 長距離走行でも疲れにくいバランスのいいツーリングタイヤ
抜群の軽快さと快適クルーズ性の好バランス
走り出した瞬間、「空気圧高過ぎ?」と思ったほど軽快なハンドリング。
特に30㎞/h以下の低速域ではニンジャ1000の車重を感じさせず、渋滞で発進停止を繰り返す状況や細い路地の右左折も車重を感じさせずに自由自在に扱える。
路面の縦溝の影響も受けにくいから、ストリート適性は文句なしに高い。
この軽快性は速度が高まるにつれて薄くなり、高速道路クルージングではツーリングタイヤらしい落ち着いた直進安定性になる。
荒れた路面や高架の継ぎ目をバンクしたまま通過しても弾かれる度合いが少なく、ブレーキを掛けたまま減速帯を通過した際の衝撃吸収性にも優れていて上質な乗...