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スズキ「GSX1100Sカタナ」1981年|80年代を代表する1台! 独創性に満ちた記憶に残る名車【絶版名車解説】
スズキ「GSX1100Sカタナ」特徴
圧倒的な個性でライダーを今なお惹きつける名車
1980年、ドイツ・ケルンで開催されたIFMAショーで世界中に衝撃を与えたモデルこそがスズキGSX1100Sカタナ。工業デザイナーのハンス・ムート率いるドイツのターゲットデザイン社が、その名の通り日本刀をイメージしてデザインした、未来的、先鋭的なスタイルが大きな話題となった。
スズキは1979年に、空冷DOHC4バルブユニットでトップレベルのパフォーマンスを実現したGSX1100Eを投入していたが、スタイリングがオーソドックス過ぎて市場の反応は今ひとつ。よりインパクトのあるデザインが求められていたのだ。シ...
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ナップススポーツ ヴィンテージの ’90年代絶版バイク販売に注目!【Heritage&Legends】
大手用品チェーン店として知られるナップスが、新たな取り組みとして立ち上げたプライベートブランド『Naps Sports』。その第1弾としてお披露目された現行HAYABUSA向けのフルドライカーボンボディキットについては、H&Lでも4月号で既報したから覚えておいでの読者も多いだろう。そんな同社が、今度は『Naps Sports-Vintage』のブランドを冠して、’90年代人気絶版車の販売への取り組みもスタートするのだという。その経緯と目指す先を、ナップスで聞いた。※本企画は『Heritage&Legends』2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
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ブルドック Z1-R(カワサキ Z1-R)高い作り込みや凄さも自然な17インチコンプリート【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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17インチZの現代標準と言える内容の作り込み
ひと目見てそれと分かるスマートなボディラインに、しっかりと手の入ったエンジンとフレーム。足まわりも高質な作りを得ているし、フロントはオイルクーラーサイド、リヤはナンバーホルダーサイドにとマウントされたウインカー。さらにはオリジナルパネルを作った上でワンオフでレイアウトされるメーターというような細部からも、凄さが見て取れる。その凄さも押しの強さでなく、冒頭のようなスマートさに昇華される。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine...
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【絶版名車解説】スズキ「GV1400 カバルケード」1985年|専用エンジンを搭載したゴージャスツアラー
スズキ「GV1400 カバルケード」の歴史
完成度が高い一代限りモデル
国内4メーカーの中で、ビッグバイクの4ストローク化が最も遅かったスズキは、1978年になってようやく、アメリカ&ヨーロッパ市場向けに空冷4気筒エンジンのGS1000を発表。GS1000Sなどのスポーティバージョンの活躍でアメリカでのシェアを広げることに成功したが、より広くアメリカ市場に向けた商品としてゴージャスツアラーの開発をスタート。
そして1982年に登場したのが、ビッグカウルを装着したGS1100GK。しかし、まだGSX1100にカウルを後付けしたようなスタイルだったためか、1984年発表のアメリカンGV120...
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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキ GSX1100S)前後18インチ化とステム変更でより理想型に近づく見本【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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必要条件をクリアしさらにバランスを高め選択肢を拡大
GSX1100Sカタナというモデルの価値を理解し、今ストリートで楽しむ。そのために不可欠な部分にアップデートを施す。これはカスタムでの話ではなく、ノーマルスペックの車両であってもだ。前後18インチ化したコンプリートカスタムの“フルメタル・ハガネ”はじめ多くのカタナを手がけてきたテクニカルガレージRUNでは、その経験から、そうした提案をしてくれる。具体的にはフロントブレーキ(マスター/キャリパー/パッド/ディスク)、前後サスペンション(フロン...
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SSPファクトリー CB750F(ホンダ CB750F)理にかなう17インチに似合うマフラーをオーダーで製作【Heritage&Legends】
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自分での作業も効果も楽しみながら進めていく
多くの手法やパーツがまだ出てくる中、CB-Fの乗り味や、車両に手を入れた結果を楽しみたいというプライベーターによるカスタムも進化していると思わせてくれるのがこの、よっしーさんの車両。シルバー×ブルーのライン、メガホンマフラーから、モチーフはAMAスーパーバイクの’82年フレディ・スペンサー用CB750Fレーサーと分かる。その雰囲気をうまく前後17インチの足まわりとドッキングしているのも、特徴と言っていいだろう。
「自分好みのカスタムをコツコツ進めな...