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ブルドック Z1-R(カワサキZ1-R)ルックスにも機能にも配慮を行き届かせたZ1-R【Heritage&Legends】
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機能を犠牲にせずに全体のバランスも整えていく
すっと低く構えたカフェレーサースタイルをキープした、カワサキZ1-R。ブルドックによるコンプリートカスタム、GT-M(Genuine Tuning Machine)の近作だ。バイパスパイプも備えた輪切り構成のチタンマフラーや前後のBSTカーボンホイール等のパーツにも目が行くが、ここではむしろ車両全体から感じられる自然な雰囲気に注目したい。
「この車両ではオーナーさんの体格に合わせて、足着き性を重視しているんです」と、ブルドック・和久井さん。そう言...
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ACサンクチュアリー CB1100F(ホンダCB1100F)難易度の高い1100Fを元に多彩な手法を駆使して構成【Heritage&Legends】
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パーツの枯渇にかかる時間とコストが課題
ACサンクチュアリーによるコンプリートカスタム、RCMのシリアルナンバー525が付けられたCB1100F。これはフルオーダー車両だが、これ以前に作り置きの“RCMクラフトマンシップ車両”は、ホンダ純正パーツの枯渇によってCB-Fベースでの製作はラストと聞いていた。
「その点は変わりないんです。このRCM-525でも、パーツ調達を含めて製作に年単位の時間がかかること、コストも見通しにくいことをオーナーさんに全部お伝えして、お断りするくらいの感じでした。
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アグラス HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)第3世代ハヤブサの操作性や質感を高める削り出しパーツ【Heritage&Legends】
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フレームスライダーも選べる2タイプを設定
自社内のNCマシニングセンタによって多くの削り出しパーツを迅速に開発・販売するアグラス。’21年4月から国内にも販売されている第3世代ハヤブサ用にもその特徴を生かしたパーツ群を多数開発した。写真の車両はその装着デモ車だ。
まずの注目はレーシングスライダー。「フレームタイプ」で2種類が用意され、この車両ではカウルへの穴開け加工が不要な仕様が装着される。もうひとつは従来型用にもあった、カウルに穴開け加工をして使う仕様だ。
「従来型ハヤブサ用でも人気があっ...
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タジマエンジニアリング CB900F(ホンダCB900F)初めてのCB-F所有に無理のないパッケージを作る【Heritage&Legends】
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現代17インチの動きやジェントルさも盛り込む
2021年春に仕上がったというタジマエンジアリング製CB900F。同店らしい作り込みが、車両の各部から見て取れる。
「5年くらい前のことですが、当店のCB1100Rオーナーさんがご友人と来られて、そのご友人が当店でCB-Fに興味を持たれて、“Fに乗りたい”と。それでショップにストックしてあったパーツを使って組み上げた車両なんです」と、同店メカニックの村嶋さんは説明する。
「バイク歴はあるけれどCB-Fは所有したことがないとのことでしたので、“今CB...
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エスパー VMAX(ヤマハVMAX)'80~'90年代の雰囲気をそのままに気軽さを高めたVMAX【Heritage&Legends】
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ロングボディも自然になじませて好印象を作る
燃料がキャブレターから送り込まれ、エンジンで燃やされて後軸に伝わり、仕事をしている。そんな感触が回転上昇やスロットルフィーリングから感じられる……。現代車と異なる’80~’90年代モデルの魅力としてよく挙げられる点だ。このVMAXのオーナー・吉田さんも、そうした魅力を感じてきたひとりだ。
「ZZR1100などカワサキ車にずっと乗ってて、しばらくバイクから離れていたんです。改めてバイク乗るようになって、輸入車やFIモデルにも乗りましたけど、何だか物足り...
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安田商会 CB750F(ホンダCB750F)今どきFカスタムの方向性と維持方法を提案【Heritage&Legends】
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“ユーザーが困らない”を車両作りから考える
いわゆるスペンサーカラーのシルバー×ブルーラインですっきり仕立てられた17インチ仕様のCB750F。安田商会による車両だ。
「当店に入庫してから各部チェックや必要な作業をした上でフロントフォークをオーリンズRWUにして、塗装も改めてやり直して……と、在庫で持っておくかなというところでお客さんが付いてくれた車両です。ノーマル方向でも良かったんですけど、このくらいのパッケージはお客さんも買いやすいだろうということで作りました。
全体的には今どきのスタイル...
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チーム・クラシック・スズキ KATANA(スズキGSX-R1000)空冷カタナカウルをGSX-Rに装着したアナザーKATANA【Heritage&Legends】
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本家とも異なる手法で作り上げたクラシック
2021年の6月4日にイギリスのチーム・クラシック・スズキが発表したこのマシン。空冷カタナルックに水冷エンジン+アルミフレームの出で立ちから、KATANAか’15~’20年型GSX-S1000に空冷用カウルを付けて2本サス化したかと思うだろうが、実際には少し異なる。
ベースはそれらのルーツとなったGSX-R1000K8。しかもSBKに参戦していたチーム・アルスター・スズキのエンジンとフレームが使われている。それがなぜこういうことになったかというと、ク...
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ストライカーワークス ZEPHYR1100(カワサキ ゼファー1100)要所にしっかり手を入れてコンディションキープ!【Heritage&Legends】
セットアップも良好なライトチューン・ゼファー
ストライカーワークスによる、カワサキ・ゼファー1100。緑タイガーカラーをベースとして、元々の車両の印象をキープしたままにしっかりと手が入っている感覚が伝わってくる。
「見ての通り、この車両は吸排気をFCRキャブレターとストライカー・チタンに変更、前後ホイールをアルミ鍛造品に換えた上でセッティングによって前後17インチ化しています」と、ストライカーワークス店長・鈴木さん。
ノーマルでフロント18/リヤ17インチのゼファー1100では、ホイール変更で前後17インチ化するが、フロントが小径化することでのトレール量補正はステム交換によって行うことが...