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飯田レーシングファクトリー GS1200SS(スズキ GS1200SS)新しい世代の車両にも効く項目をきっちり施す【Heritage&Legends】
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カラーリングを生かした戦闘的な車体作りを行う
濃淡のあるオレンジツートーンでフロントカウルを仕立て、燃料タンクにも同系色のフレアパターンを施した外観が目を引くGS1200SS。フルブラックや’80年代スズキレーサーカラーが多い同モデルにあって、ある意味奇抜。でも、今見ると存在感と新鮮味を醸し出しているのがいい。
「このカラーリングは前のオーナーが施したもので、今のオーナーさんがその意志を継いで、このカラーを生かした戦闘的なコンセプトでということで車体作りをしたんです」
と、飯田レーシングファ...
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飯田レーシングファクトリーGS1200SS(スズキGS1200SS)カウル干渉等を抑えて成立するアップハンドル仕様【Heritage&Legends】
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ハンドルもステーも装着位置を吟味して作り込む
ぱっと見にはオーリンズリヤショックやヨシムラ・モナカサイレンサーのマフラーを装着したライトカスタムに見えるGS1200SS。だがよく見ると、ハンドルが換わっている。セパレートのノーマルから、バータイプに。しかも装着位置がアップされているのだ。
「オーナーさんからの依頼で、“ハンドルを上げたい”と。それでどう取り付けようかと検討に入ったんですが、皆さんも知っての通り、まずフロントカウルとハンドルがあっさり干渉します。それでカウルの方を上げるようにと...
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飯田レーシングファクトリーGS1200SS(スズキGS1200SS)プライベート時代から20年近い車歴で練られたデモ車【Heritage&Legends】
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好きなGS1200SSで経験を積みショップオープンに至る
フルダブルクレードルのスチールフレームに油冷エンジンを搭載、ハーフカウル+シングルシートスタイルテールに赤×黒のカラーリング。ベースがGS1200SSであること、そしてヨシムライメージを強めたということが分かる。
2019年にショップを開いて、多くの油冷ユーザーのニーズに応えつつある飯田レーシングファクトリーの代表・飯田さんが自ら20年近く乗ってきたという、同店デモ車だ。各地のイベントで見たことがあるという方もいるだろう。
その飯田さ...
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飯田レーシングファクトリーGS1200SS(スズキGS1200SS)大人のオールドスタイルは'80年代の雰囲気で【Heritage&Legends】
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ベース車両より20年も前のカスタム的雰囲気を作り込む
スズキGS1200SSは2001年に、耐久レーサーのヨシムラ・スズキGS1000Rをモチーフとして現れた油冷モデルだった。マイナーチェンジ1回、カラーは通算3タイプ(ブラック、ヨシムラ・レプリカ的な赤×黒、スズキファクトリー的な青×白)で2004年には生産を終えたことを考えれば、現役当時の人気はそれほど…、という印象だった。
ところが、2眼式ヘッドライトを持つハーフカウルによるスパルタンなスタイル。加えてワイルド感のある油冷エンジン、アル...
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カスタムファクトリー刀鍛冶GS1200SS(スズキGS1200SS)これから油冷を楽しむためのコンプリート車の見本【Heritage&Legends】
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油冷コンプリート車のアップグレードバージョン
空冷カタナと油冷モデル各車を得意とする、カスタムファクトリー刀鍛冶。TOTハーキュリーズを走る油冷エンジン・カタナは上位常連となるなどノウハウも豊富だ。そのノウハウを改めてコンプリートカスタム車に反映して供給すると、同店代表の石井さんは言う。
「スズキGS1200SSをベースとして、刀鍛冶オリジナルの“GS1000Rタイプ外装キット”を組み付けたものになります。車両込みで250万円~[税込み]になります。エンジンオーバーホールやキャブレター変更を...
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ブライトロジックGS1200SS(スズキGS1200SS)1980年8耐優勝車を油冷&鉄フレームで再現したカスタム【Heritage&Legends】
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油冷でも変わらぬ基本を外さないように手をかける
1978年から始まった鈴鹿8時間耐久ロードレース。その8耐が3回目を迎えた’80年に、第1回の優勝コンストラクターであるヨシムラが送り込んだGS1000R。この車両は、その’80GS1000Rをモチーフに仕立てたレプリカ・カスタムだ。ベース車両は油冷エンジンを鉄フレームに積んだスズキGS1200SS。これ自体がすでにGS1000Rモチーフではあったが、手を入れたブライトロジックではさらに全体の雰囲気を大きく高めた。
同店では1995年の創業以来...
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【絶版名車インプレッション】SUZUKI GS1200SS(2001年)
往年の雰囲気を湛えるかつての異端児は、時を経て、時代の寵児になろうとしているのか
今年40周年を迎えた鈴鹿8時間耐久ロードレース。本誌の読者なら、あの熱い時間を青春の思い出として心に刻んでいる人も多いと思う。過酷な長丁場にチェッカーが振られた後の、サーキット全体を包む一体感は耐久レースだけの魅力。そしてそこには「耐久レーサー」というオートバイが中心にある。
耐久レースはヨーロッパ諸国で人気のあるレース形態で、ル・マン(ブガッティサーキット)やボルドール(マニクールサーキット)といったフランスのサーキットでは1970年代後半から24時間耐久レースが開催され、たちまち世界的なイベントへと成長...