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ヤマハのEPS(エレクトリック パワー ステアリング)には電動アシスト自転車「PAS」で培った技術が使われているってホント!? そのスゴさを解説します!
東京モーターサイクルショー2022に出展された、ヤマハのファクトリーマシン「YZ450FM」に採用された2輪車用ステアリングサポートシステム・・・EPS(エレクトリック パワー ステアリング)が話題になっています! パワステというと4輪自動車などではすっかりおなじみのデバイスですが、ヤマハの新技術であるEPSは何が特徴で、どうスゴイのか・・・!? 調べてみました!文:宮﨑健太郎(ロレンス編集部)※この記事は「ロレンス」で2022年3月26日に公開されたものを一部編集し転載しています。
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バイクの「クルーズコントロール」とは? ロングツーリングを快適にする装備として大型ツアラーやクルーザーなどに普及【現代バイク用語の基礎知識】
高速道路での長距離移動を快適する「クルーズコントロール」
【主な機能・効果】
1.スロットル操作なしに、設定された速度を維持
2.長時間、長距離走行時にライダーの疲労を軽減
あらかじめ速度を設定しておけば、スロットル操作なしにその速度を一定に維持して走る機能がクルーズコントロール。長距離、長時間を走る場合に、運転者の負担を減らして疲労を軽減する効果を狙った機能だ。歴史は古く四輪車では1950年代からみられたが、近年では二輪車、特に大排気量のクルーザーやツアラーなどへの採用も増えてきた。
現在のクルーズコントロールは単純に一定速度を維持するだけでなく、多くは一時的な加減速操作には反応し、操...
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「アダプティブ・クルーズコントロール」(ACC)とは? ドゥカティのムルティストラーダV4Sに初採用された最新装備を解説【現代バイク用語の基礎知識】
アダプティブ・クルーズコントロールを解説
前車の速度に合わせてバイクが自動で加減速する新機構
ドゥカティの新型ムルティストラーダV4Sは、バイクでは世界初となるレーダーセンサーを採用しており、サラウンドセンシングを利用したアダプティブクルーズコントロール(ACC)機能が搭載されている。
通常のクルーズコントロールと異なるのは、自動でバイクが前の車やバイクの速度に合わせてきっちり付いていくこと。その際、速度や車間距離の調整のために、レーダーが検知した情報を活用しているのだ。
レーダーセンサーはライダーの目と頭脳に代わる役割を果たしており、エンジンコントロールユニットやMSC(ブレーキ)をラ...
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バイクの新機構「パラレログラムリンク」とは? トリシティやナイケンなどヤマハの前2輪モデルに採用される革新装備【現代バイク用語の基礎知識2020】
「パラレログラムリンク」は、前2輪の安定性を支える重要な機構!
パラレログラムリンク
【主な機能・効果】
前2輪による抜群の走行安定性
【主な採用モデル】
トリシティ125、トリシティ155、ナイケン、ナイケンGT(いずれもヤマハ)
ヤマハがトリシティシリーズや、大型LMWスポーツのナイケンに採用しているフロントまわりの機構がパラレログラムリンク。
「パラレログラム」とは平行四辺形という意味で、上下2本のリンクプレートが前2輪につながったフロントフォークを支持することで、前2輪を車体と平行にリーンさせることを可能としている。
この機構の採用で、通常の2輪車と同様の操縦フィールながら、前2...
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バイクの〈電子制御サスペンション〉とは? その歴史と機構を解説!【現代バイク用語の基礎知識2019】
ELECTRIC CONTROL SUSPENSION(電子制御サスペンション)は、最先端の車両制御システムとして、注目を集める機能
【主な機能・効果】
1.ボタンひとつでセッティング変更可能
2.安全性、快適性、スポーツ性の共存
【主な採用モデル】
ホンダ CBR1000RR SP2、カワサキ Ninja ZX-10R SE、ヤマハ YZF-R1M、KTM 1290スーパーアドベンチャー、ドゥカティ ムルティストラーダ1200Sなど
電子制御サスペンションは、ライダーの好みに応じて前後サスペンションのダンパー特性をボタンひとつで調整できるシステムから始まった。
2004年のBMW「K1...
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スクーターから高級車へと採用機種が増え始めた〈スマートキー〉を解説【現代バイク用語の基礎知識2019】
安全・安心・便利の3拍子。近年では高級車を中心に普及した「スマートキーシステム」
【主な機能・効果】
1.キー不要で始動時の煩雑さを低減
2.イモビライザー機能も加えて盗難抑止
【主な採用モデル】
ホンダ PCX、フォルツァ、ゴールドウイング、ヤマハ XMAX、BMW R1250GS、F850GS、ドゥカティ ディアベルなど多数
始動時にイグニッションキーを差し込むことなく、ボタンやスイッチひとつで走り出せる、イージースタートが魅力のスマートキーシステム。
ライダーが携帯するキーフォブ(携帯機)と車両のECUとの間で電波を使って通信を行ない、通信が成立してキーが認識されればセキュリティが...
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「フィンガーフォロワー」とは?最新のスーパースポーツ車に採用されるロッカーアームを解説【現代バイク用語の基礎知識2019】
従来の直打式有利説を技術の進歩で覆した「フィンガーフォロワー」
【主な機能・効果】
1.バルブの運動質量の軽量化
2.高回転化に有利
カムシャフトの回転をバルブに伝えるロッカーアームには、回転軸がアームの中間にあるシーソー式と、アームの端にあるスイングアーム式の2種類あり、スイングアーム式は「フィンガーフォロワー」とも呼ばれる。
1本のカムで吸排気両方のバルブを開くOHCではロッカーアームが必要不可欠で、そのほとんどがシーソー式を採用。
一方、DOHCでは、カムが直接バルブを押す直打式とロッカーアーム式が混在。部品配置の関係から、使われているロッカーアームはフィンガーフォロワーだ。
これ...