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BMW「G310GS」インプレ(2022年)普通自動二輪免許で運転OK! ロングツーリングも楽しめる軽快なアドベンチャーバイク
BMWのGSシリーズ最小排気量モデル「G310GS」は2017年に誕生した。普通二輪免許で乗ることができる。前方吸気・後方排気レイアウトの312㏄水冷単気筒エンジンや、軽量で扱いやすい車体の基本構造などはオンロードモデルの「G310R」譲り。そこに独特なスタイリング、快適なポジション設定、安定性重視のフロント19インチホイールなど、GS的なエッセンスを取り入れて、バランスの良い軽量アドベンチャーツアラーに変身させている。 2021年のモデルチェンジで、ライドバイワイヤやアンチホッピングクラッチを採用、ヘッドライトもLED化されるなど、各部がアップデートされて完成度をアップ。文:濱矢文夫、...
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スズキ「GSX400E」歴史解説|あえて2気筒を選択することで誕生した隠れた名車(1980年)
スズキ「GSX400E」の歴史・特徴
クラス初のDOHCヘッドを採用した180度クランクのパラレルツインエンジンを搭載し、ホンダ・ホークⅡ、ホークⅢとともに1970年代後半の400ccクラスをけん引したスズキGS400。
長らく2スト専業メーカーとして歩んで来たスズキは、20数年ぶりに開発した4ストモデルにもかかわらず、軽快でバランスの取れた走りで大ヒットを呼んだことに自信を深め、すぐさま次期モデルの開発に着手。
燃焼室内で混合気が2つの渦を巻くように設計されたTSCC(ツイン・スワール・コンバスション・チャンバー)ヘッドを持つ、DOHC4バルブツインのGSX400Eを1980年1月に発...