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【サイドカーでふたり旅】ウラル「ギアアップ」インプレ|高速道路は快適、不整地も走れるタフネスなアドベンチャービークル
初夏の奈良に向かって、大阪から高速道路をひた走る一台のサイドカー。ウラルのギアアップである。ドライバーはタレント、たはらかすみさん。横に乗るパッセンジャーはモデルの葉月美優さん。サイドカーの女性2人旅、否が応にも注目を集め、渋滞路ではトラックドライバーに声をかけられる一幕も。足を着かなくても停車できるサイドカーは、実は楽な一面もあり、停車時には自ずと会話が盛り上がるというもの。漠然と奈良に向かってはいるが、実は目的地を定めていなかったりするクルージング。木洩れ陽の下のチェアリングがとても気持ち良く、「この気持ち良さのために走ってきたんだな」と、実感。文:山口銀次郎、アドベンチャーズ編集部...
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ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ」レビュー(2023年)堅牢な造りは使い勝手良し! 優しさの中に見え隠れするタフネスさ
排気量411ccの空冷単気筒エンジンを搭載する個性的なアドベンチャーモデル「ヒマラヤ」。フロント21インチ、リア17インチにブロックタイヤを装着。ハーフデュプレックス、スプリントクレードルフレームとストロークの長いサスペンションを採用したことにより、舗装路からダートや岩場などの未舗装路まで走破できるハンドリングを実現。2023年式には新たにUSB充電ポートがハンドル周りに標準装備されている。アドベンチャーらしい無骨さに、ロイヤルエンフィールドらしいクラシカルな雰囲気がミックスされたオンリーワンな1台だ。文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行
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KTM「1290スーパーアドベンチャーS」レビュー|多彩な電子制御装備だけじゃない! ロングツーリングでの快適性を追求した一台
KTM 1290スーパーアドベンチャーSの最大の特徴は、WPセミアクティブ・サスペンション・テクノロジー(SAT)を採用し、電子制御の磁気バルブによる可変ダンピングで幅広い調整が可能なことだ。さらにサスペンションの設定と調整はダッシュボードで行うことができ、自分に合わせたセッティングを細かいところまで手軽に変更できる。さらにアクティブ・クルーズ・コントロールを標準装備とするなど、オンロードでの性能が高く、ロングツーリングでも疲れにくい1台だ。文:濱矢文夫、アドベンチャーズ編集部/写真:柴田直行
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スズキ「Vストローム250」インプレ(2023年)疲れ知らずで、どこまでも! オンロードでの走破性と快適性を追求
GSR250Sの基本メカニズムをベースにアドベンチャーツアラーモデルとして開発されたVストローム250。大型スクリーンやクチバシ状のフロントノーズ、積載性に優れるシートを装着したボディは、優れた快適性と使い勝手の良い装備も備えており扱いやすく、長距離ツーリングも快適にこなせる。インテークバルブのステム部をウエスト化し、吸入抵抗を少なくすることで、燃焼効率を向上。エンジンの性能向上だけでなく排ガス低減にも貢献している。またABSの装着義務化に伴って車名は従来の「Vストローム250ABS」から「Vストローム250」に統一されている。文:山口銀次郎、アドベンチャーズ編集部/写真:アドベンチャー...
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ホンダ「CL250」レビュー|新型250ccスクランブラーは、冒険を身近に感じさせてくれる存在!
「ExpressYourself」という開発キーワードのもと、さまざまなシーンで気軽に楽しむことのできるモデルとして開発されたCL250。小気味よい鼓動感が味わえる水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒250ccエンジンは、低回転域からトルクフルでレスポンスよく立ち上がり、高回転域までスムーズに吹け上がるフィーリングを実現。シンプルな佇まいが特徴的で、最適なサイズ感と扱いやすさが魅力。ライディングポジションは、街中の狭い道での切り返しがしやすく、視界の良さにも貢献するアップライトなポジションになっている。また、フラットな形状のシートが採用されたことにより、ポジションの自由度をもたせ、アグ...