ライター
テクニカルガレージRUN バンディット1200S(スズキBANDIT1200S)ベース車のオールラウンド性を大きく高めるコンプリート【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
新車を知るからこそ分かるリニューアル&アップデート
「まだまわりで走っている車両を見かけるのでそんな気もしないんでしょうが、油冷は初代GSX-R750なら35年以上、この車両、1100系最終のバンディット1200ファイナルエディションでももう15年以上経ってます。そうした時間が経っていれば、ごく普通に考えても、どの車両でも消耗品は新品にしたい、いや、してほしいです。でもいよいよ、油冷用純正パーツの廃番化がどんどん進んできました。今まで皆さんにお伝えしてきたことが、徐々にというレベルでなく、一...
ライター
ブルーサンダース KZ1000LTD(カワサキ KZ1000LTD)ベースの自由さやZ由来という部分を生かして楽しむ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
後期型LTDにロング化&バンク角確保を施した“謎仕様”
エンジンは空冷Z、フレームも基本的にZそのままで、クルーザーの要素を加えながらもそちらに引っ張られすぎていないと言えるLTDシリーズ。Z自体がオールラウンドだったが、それをスポーツ方向に追わず、普段使いやリラックス性を重視して作り込んだ仕上がりにLTDの魅力がある。それを踏まえてこの車両を見ると、LTDシリーズへのカスタムのヒントも隠されているようだ。
「角型ヘッドの後期型をベースにしたカスタムです。オーナーさんは元々Mk.llに乗ってら...
ライター
飯田レーシングファクトリー GS1200SS(スズキ GS1200SS)新しい世代の車両にも効く項目をきっちり施す【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
カラーリングを生かした戦闘的な車体作りを行う
濃淡のあるオレンジツートーンでフロントカウルを仕立て、燃料タンクにも同系色のフレアパターンを施した外観が目を引くGS1200SS。フルブラックや’80年代スズキレーサーカラーが多い同モデルにあって、ある意味奇抜。でも、今見ると存在感と新鮮味を醸し出しているのがいい。
「このカラーリングは前のオーナーが施したもので、今のオーナーさんがその意志を継いで、このカラーを生かした戦闘的なコンセプトでということで車体作りをしたんです」
と、飯田レーシングファ...
ライター
レッドモーターKZ1000LTD(カワサキ KZ1000LTD)前期型と後期型を混成構成ながら全体には違和感なし【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
憧れのLTDを手に入れ、街乗りからドラッグレースまで活用
「リヤが純正で16インチ径のLTDって面白そうだなと思っていて、前からほしいバイクだったんです。それが身近な方から割安で譲ってもらえることになって、手に入れました」。
こう言うのは、レッドモーターでメカニックを務める鹿島さん。若手ながらキャブレターの整備やセットアップが好きだったり、同店で新旧多彩なバイクの作業をしたりで、Zのような旧車も現代車もフラットな目で見ているところもその背景にあるのだろう。
車両は冒頭の言葉から分かるようにノ...
ライター
ブライトロジックGSX-R1000(スズキGSX-R1000)軽量化や上質化によって基本性能も高めていく【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
好素性車の走る・曲がる・止まるを強化しひとつ上の世界へ
ブライトロジックによる、すっとしたGSX-R1000カスタム。ベースは2009年型のK9だ。「内容は見ての通りですよ」と同店・竹中さんは言うけれど、念のため仕様を聞いていこう。
「カウルはノーマルで、フレームカバーはクレバーウルフさんのカーボン。前後サスがオーリンズでホイールはJB-MAGTAN、ブレーキはフロントもリヤもブレンボですね。ステップキットはアグラスさん。マフラーはウチのスリップオンで、あとは細かいとこが少し。まあ、ほんとに...
ライター
飯田レーシングファクトリーGS1200SS(スズキGS1200SS)カウル干渉等を抑えて成立するアップハンドル仕様【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
ハンドルもステーも装着位置を吟味して作り込む
ぱっと見にはオーリンズリヤショックやヨシムラ・モナカサイレンサーのマフラーを装着したライトカスタムに見えるGS1200SS。だがよく見ると、ハンドルが換わっている。セパレートのノーマルから、バータイプに。しかも装着位置がアップされているのだ。
「オーナーさんからの依頼で、“ハンドルを上げたい”と。それでどう取り付けようかと検討に入ったんですが、皆さんも知っての通り、まずフロントカウルとハンドルがあっさり干渉します。それでカウルの方を上げるようにと...
ライター
ACサンクチュアリーZ1000Mk.Ⅱ(カワサキZ1000Mk.Ⅱ)ほしい一念を貫いて手に入れる高質な車両【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
運動性能を向上させたコンプリートを高い熱意で依頼する
「この車両はRCMのシリアルナンバー546が付いたものです。見ての通りにMk.ll。ただMk.llもずっと価格が高騰傾向で、ベース車両の調達がかなり難しくなってます。でも、この車両のオーナーさんのように、高い熱意を持った方のオーダーは引き続きいただいていて、製作を続けています」
こう、ACサンクチュアリーの中村さんがベース車のバックグラウンドを説明するMk.ll。RCMは同店のコンプリートカスタムとして20年超、その内容は既に定着している。...
ライター
KURITA SPL. KZ900LTD(カワサキKZ900LTD)純正度の高さを生かしつつ各部をアップデート【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
敷居の低さという魅力を軸に内容をアップデート
1970年代半ばに竣工したカワサキのアメリカ、ネブラスカ州リンカーン工場でZ1とともに製造が始まったKZ900LTD。こうした歴史上のできごとと別に多くの絶版車好きが思うだろう、「なぜ君はZ1じゃなくLTDなの?」という問い。「その気持ち、重々分かりますが、一度乗ってみると結構いいヤツなんですよ」と、バイクのメンテナンス&絶版車専門誌“モトメカニック”の製作に携わる中でLTDを購入してしまったオーナー、栗田 晃さんは言う。この車両は栗田さんがせっか...