最後のカワサキ空冷4発ネイキッド・ゼファー1100/750の歴代モデルを紹介
先鋭化と専門化が進んだ1980年代のバイク。そこに1970年代までのバイクが持っていた「高い趣味性」「レトロ指向」「バイクらしい形」に「4気筒車」の要素を加えて1989年に登場したゼファー(400)。オーソドックスなスタイルはそのまま何にでも普通に使えるバイクという特徴も得て、1990年に750、1992年に1100を加えると、ネイキッドというジャンルを成立させ、ここに記したように2006年まで展開した。カスタムに、日常に、普通にある。そんなゼファーの歴史を、今一度振り返ろう。