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嬉しいが機能が満載、ライディングデニムならではの魅力が詰まった一本! クシタニ『エクスパンドライダースパンツ』
車体の傷付き防止も含めて樹脂製のほうが安心
ジャケットやシューズはライディング用でもパンツは普通のデニム、というのが一般的なライダーのファッション。
革やナイロン製のライディングパンツは見た目が大仰で洗濯も面倒といった理由から敬遠されがちだ。
ただ、カジュアルウエアのデニムはライディング中の動きやすさや安全性は考えられていない。
ライディングを前提に作られたデニムを穿いて走ってみれば、その違いに驚くはずだ。
クシタニのエクスパンドライダースパンツは、肌触りのいいコットン74%、高強度のコーデュラナイロン24%、伸縮性のあるポリウレタン2%の生地を使用し、ライディングポジションに合わせてカ...
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新型ドゥカティスクランブラー「アイコン」をテスター太田安治氏が試乗! 街乗りも楽にこなせる気軽なバイクになった!
いい意味でマイルドな乗り心地となった新型800シリーズ
ドゥカティスクランブラーの新型800シリーズは、新たに「JOYVOLUTION」というキャッチコピーのもと、4月6日に全国のドゥカティジャパンネットワーク店で発売開始されました。
新型スクランブラー800シリーズはシャーシから再設計されています。全機種、油圧式クラッチコントロールが滑らかでより乗りやすい走りを実現し、ボッシュ製のコーナリングABSも装備。各部のブラッシュアップを遂げていました。
今回はもっとも象徴的でまさにシリーズのアイコンとなっている「ICON」をご紹介します!
カラーはこのオレンジ(アトミック・タンジェリン)のほ...
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汎用性抜群の全天候向きウェア【RS TAICHI ドライマスター フロンティア オールシーズンジャケット】
オフ車やアドベンチャーモデルにもマッチする全天候モデル
ツーリングシーンでは日中の温度と朝晩や高地の温度との差が大きいことがよくある。夏向きのメッシュタイプや寒い時期用の防寒タイプを着ていて、気温の変化に対応できずに辛い思いをした人も多いはずだ。僕がプライベートツーリングで着ているのはベンチレーターとインナーを備えた3シーズンタイプで、真夏以外は(個人的に寒い時期はツーリングに行かない)これ一着で間に合っている。
アールエスタイチのRSJ709はアウタージャケットの表地に高い防水性と透湿機能を持つドライマスター素材を使用し、保温性能の高いサーミックライトを中綿とするインナージャケットと組...
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電動ファンで内装を乾かせる機能派ラック【MFR ヘルメットラック】
ハンサムなデザインとハイパワーモデルの送風性能
自宅ではヘルメットを玄関周りに保管している人が多いだろう。僕は下駄箱横に3段のカラーボックスを置いて上段にフルフェイス、中段にオープンフェイス、下段に何組みかのグローブと交換用シールド数枚を入れているのだけれど、雨中走行後や暑い時期に内装が湿った状態のまま収納するのは雑菌が繁殖しそうで抵抗がある。そこで下駄箱の上にシールドを開いたヘルメットを横倒しに置いて少しでも内装が乾くようにしているが、不安定なうえに見た目も良くない。そこで見つけたのがMFRのヘルメットラックだ。
ヘルメットを浮かせた状態で保持できるから通気性がいいし、グローブやキーホ...
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フロント10インチのクイックさを継承する大人のシティコミューター!【SUZUKI SWISH(スウィッシュ)】(2018年)
スズキ車の魅力である「通勤快速」ぶりは健在
スウィッシュの洗練されたスタイリングは上質感があるが、乗ると『通勤快速』として名を馳せたアドレスシリーズのDNAがしっかり受け継がれていて、スズキらしい質実剛健なオートバイ作りは全くブレていない。
車体はアドレス125よりも全長が70㎜短く、全幅はほぼ同じ。車重は5㎏ほど軽く、PCXやNMAXに比べると明らかに軽量コンパクトだ。このあたりは前後10インチという小径ホイールの採用も大きく影響してるはず。取り回しの良さはズバ抜けている。
試乗前にスペックを見て気になったのはアドレス125と変わらない9.4馬力というパワー。トルクの発生回転数を見ても...
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ハスクバーナモーターサイクルズ「スヴァルトピレン401」インプレ・解説/スクランブラースタイルのワイルドな一台【SVARTPILEN 401】(2018年)
精悍で走りも爽快な守備範囲の広い1台
ハスクバーナと聞けばモトクロッサーやエンデューロモデルを思い浮かべる人が多いと思うが、スヴァルトピレンはストリートバイクとして、シンプルかつ個性的に仕上げられた新コンセプトのモデルだ。
エンジンやフレーム、サスペンションといった基本構成はカフェレーサーのヴィットピレンと同じ。大きく異なるのはブリッジ付きのアップハンドルと、ブロックパターンタイヤの採用と、ガソリンタンク上にキャリアを装備していること。ヴィットピレンがカフェレーサーとするなら、スヴァルトピレンはスクランブラーといったキャラクターだ。
市街地から高速道路、峠道までヴィットピレンと交互に試乗...
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“ひと味違う”カッコよさの爽快カフェスポーツ!【HUSQVARNA VITPILEN 401】(2018年)
個性抜群のスタイルと爽快な走りが光る
スウェーデン語で「白い矢」を意味するヴィットピレン。ハスクバーナ社が1955年に発売し、そのシンプルなパッケージングと運動性能が高く評価された「シルバーピレン」を現代風に再現したストリートスポーツとして世界中で注目されている1台だ。
今回試乗したのは排気量375㏄のヴィットピレン401。日本国内では普通二輪免許で乗れる、流行のカフェレーサースタイルのモデル。車体から離れて景色と一緒に眺めても、近寄って様々な角度から観察しても実に個性的で、日本車はもちろん、ヨーロッパ車の中にあっても強烈な存在感を漂わせる。独特のデザインでスケール感が掴みにくいが、実際...