ライター
初代ハヤブサの偉業とは? 1999年に登場したスズキ「GSX1300R HAYABUSA」を解説
300km/hの世界を身近にした最速アルティメットスポーツ!
圧倒的なパフォーマンスで世界の度肝を抜いた名車
1990年代になると、一般的なスーパースポーツとは別に、絶対的な高速性能を追求したメガスポーツが登場する。強力なエンジンと優れた直進安定性を実現する車体、そしてエアロダイナミクスを駆使して空気抵抗を抑えたフルカウルを備え、300km/hに迫る速度域でZZ-R1100やCBR1100XXらが覇を競い合った。
99年、そんな争いに割って入ったのがスズキのハヤブサだ。
「アルティメットスポーツ」をコンセプトに、1298cc水冷直4の175PSという大パワー、そのパワーを受け止め、しかも...
ライター
バンスアンドハインズHAYABUSA(スズキ ハヤブサ)ゼロスタートから7秒弱で一気に200mphのハヤブサ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
4バルブ1850cc直4と2代目ボディが最速へのカギに
世界最大のドラッグレース団体、NHRA(National Hot Rod Associasion)。うち、全米を転戦するChamping Worldシリーズには、バイクのクラス=PSM(プロストック・モーターサイクル)がある。市販車のシルエットを崩さない形状のボディと、認可を受けた市販車がベースのエンジンを組み合わせている。あくまでもストックとつながっていること。そしてその2021年の最新トレンドが、ハヤブサだ。と言っても注目の第3世代...
ライター
クラスフォーエンジニアリングHAYABUSA(スズキ ハヤブサ)ツーリングからドラッグレースまでを体現する第一世代【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
第1世代+NOSで歴代オーナーのマルチユースに応える
「今はふたり目のオーナーさんが付いていますが、最初のオーナーさんは、ハヤブサでドラッグレースもサーキット走行も楽しみたいって方でした。仙台(ハイランド。2014年に営業終了。ロードコースとドラッグコースの両方が備わっていた)までツーリングを兼ねて行って、土曜日はサーキット走行する。日曜日はマフラーとリヤタイヤをドラッグレース用に換えて、アクスルシャフトをロングホイールベース位置に差し替えてドラッグコースを走っていました。NOS(亜酸化窒素...
ライター
ブライトロジックHAYABUSA(スズキ ハヤブサ)操作系見直しと主要部軽量化で全方位性を高める【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
経年してしまうところに気を付けて要所を押さえる
「このK4は、足まわりをアップデートしたいということでホイールやブレーキまわり、これはキャリパー/ディスク/マスターシリンダーと一式換えて、マフラーも2本出しだったのをチタン集合に換えたんです。全体的に軽くなりますし、いい内容です」とブライトロジック・竹中さん。ベースは2004年型=第1世代、入庫したのは’21年になってからのことだという。
「それで作業のためにフロントフォークを外してみると、ステムの動きが渋かった。ガチガチで、まっすぐ走らない...
ライター
ケイファクトリーHAYABUSA(スズキ ハヤブサ)フルカスタムにもライトにも向くパーツを速攻充実化!【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
ポジション系を先に展開しマフラーは予約受付中
2021年2月に発表、国内でも4月から販売を始めた第3世代スズキ・ハヤブサ。ケイファクトリーは、集中的な採寸作業やパーツ形状検討等を行い、その発売からわずか1週間でこの形=ほぼフルカスタムと言える第3世代ハヤブサ・カスタムを製作した。前述のような自社開発パーツのそれぞれを見せるだけでなく、この車両を1台のカスタムマシンとして見た時の魅力も一緒に作り込もうと、前後サスペンションやカーボン製フロントフェンダーなども備えているのも特徴となっている。
そ...
ライター
テクニカルガレージRUN HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)走行7万km超えを感じさせないカーボン・ハヤブサ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
▶▶▶カスタムとメンテナンスのことならヘリテイジ&レジェンズ
軽量&スムーズないい状態を知った上で維持していく
テクニカルガレージRUNによるフルカーボン仕立ての、スズキ・ハヤブサ。エンジンやフレームはノーマルを生かしつつ、サスペンションやブレーキを上質化し、ポジションもオーナーに合わせるという手法はTG-RUNのバージョンアップ・コンプリートのメニューを踏襲しつつ、外装のカーボン化やβチタニウム製64チタンボルト等も合わせて、より軽量化を進め、それに合わせたセッティングが施される。
その上での大きな特徴は、既に7万4000km超を走行していることか。...