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しゃぼん玉 ZRX1100(カワサキ ZRX1100)サーキットも視野に入れた走りの要素を取り込む【Heritage&Legends】
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ハンドリングのシャープさという魅力をうまく引き出す
ZZR1100をより日常的にと作られたGPZ1100。これを元にして’97年に登場したZRX1100。’01年からのZRX1200。そして’09年から’16年まで展開したDAEGと、大きく3つに分かれるZRX。
「今は1100とDAEGに人気が集中している状態と言えます」と、しゃぼん玉マネージャーの滝川さん。その中でもベースの性格の違いによって、また経年や、これまでのお客さんの例から、やってほしい内容も少し変わってくるとのこと。この車両は、し...
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アドバンテージ Ninja H2(カワサキ Ninja H2)タイヤと車体にベストマッチの進化を見せるホイール【Heritage&Legends】
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タイヤの要求する最適サイズで安定性も高く
2015年に登場し、’21年型までが国内にもデリバリーされたスーパーチャージドモデル、ニンジャH2。最大出力170kW(231PS)はカワサキストリートモデル史上最大をマークした。
この車両はそのニンジャH2を元にオーナー・徳満さんが外装ほか各部をカーボン化。エキゾーストや前後サスの変更も行う中で、アドバンテージがオリジナルマグネシウム鍛造ホイールのイグザクトやダイレクトドライブ・レーシングディスクをサポートしたというものだ。アドバンテージ・中西さん...
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ACサンクチュアリー ZRX1200ダエグ(カワサキ ZRX1200ダエグ)現代車を元に作るコンプリートがこれからのヒントに【Heritage&Legends】
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車体スープアップを中心にして今後の発展性も見せる
ACサンクチュアリーによるZRX1200DAEG。「RCM-579」(’24年初頭時点でRCMの通算ナンバーは700番台前半に至っている)というシリアルナンバーも付けられているから、同店が作るコンプリートカスタムのRCM(Radical Construction Man-ufacture)の要件も満たした車両と分かる。ところでRCMの主力となっている空冷Zシリーズと、DAEGのような新しめのモデルで違いはあるのだろうか。
「空冷Zなどの古いモ...
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ケイファクトリー Z900RS(カワサキ Z900RS)走るための機能パーツ満載のSDGカラー・Z900RS【Heritage&Legends】
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足まわりとポジション設定が走りの楽しさを予感させる
SDG昭和電機グループの工業ショー展示用デモバイクとしてケイファクトリーが製作したZ900RSカスタム。ショーに国内4メーカーの車両があることで話題作りにもなるということが起点だが、SDG昭和電機グループの今のバイクとの関わりも紹介しておこう。
2023年の鈴鹿8耐、「SDGホンダレーシング」には国内外のさまざまなレースで活躍しているSDG昭和電機グループのライダーが集結した。参戦が決まっていた名越哲平選手と國井勇輝選手は、普段は全日本ロー...
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チームCB’s CBX750F(ホンダ CBX750F)空冷4バルブを積むCBの系譜を現代17インチで楽しむ【Heritage&Legends】
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当時の作りをクリアして納得の走りを手に入れる
’84年にホンダがCB750Fの後継として送り出したCBX750F。角型2灯ヘッドライトなどの外観に合わせ、リヤモノサスや、エンジンにも油圧式バルブクリアランス調整機構等を備えるなど、気鋭の1台だった。これはそのCBX750Fを元にオーナーが手を入れていった車両だ。
「CB-Fも持っていて、パーツも持っていたんです。それでこのCBXは、エンジンはかかるけどギヤが入らないという車両を見つけて、5万円くらいで買ったものです。エンジンを開けてみるとシフ...
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ブルドック Z1-R(カワサキ Z1-R)デモ車のイメージを基本に変化も盛り込むコンプリート【Heritage&Legends】
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目標とするショップアイコン車の作りを投影する
もうおなじみのルックスと言うべきか、安心&充実の17インチ・コンプリートカスタムと言うべきか。自然なたたずまいの中にハイレベルの作り込みが行われていることはよく分かる。ブルドックによるGT-M(Genuine Tuning Mac-hine)の近作だ。見て分かるように、GT-Mのデモ車にして常に最新仕様となる同店・和久井さんのZ1-R(GT-M 001)の姿が投影されている。
前後に履いたラヴォランテ・スフィダーレホイールもそうだし、Win Mc...
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スズキ「ハヤブサ」のマフラーを1本出しに! ストライカーから車検対応のチタン製フルエキゾーストが登場
待望の車検対応1本出しフルエキゾースト誕生
大幅軽量化、フルチタン、1本出し、車検対応!
2021年に現行モデルのスズキ「ハヤブサ」が登場してから2年以上が経過した。しかし、この間に発売された車検対応の市販マフラーはすべて2本出しのみ。その理由は厳しい排出ガスと騒音規制が大きく影響している。
これらに対応させ、さらに純正マフラー以上の性能を達成することができたのはひと握りのメーカーのみで、これを1本出しで実現させることはほぼ不可能と言われていた。しかし、ストライカーがその常識を打ち破り、3代目ハヤブサの車検対応1本出しフルエキゾーストがついに誕生した。
純正マフラーの重量は約20kg、ス...
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手堅いベースとしても認知されるコンプリート車RCMニンジャで分かる仕様の変化|ACサンクチュアリー【Heritage&Legends】
RCM(Radical Construction Manufacture)と呼ばれる前後17インチのコンプリートカスタム車をもう20年以上展開するACサンクチュアリー。ニンジャにも“スポーツパッケージニューTYPE-R”をメニュー設定し、コンスタントなオーダーがある。その内容は元になる車両の経年にともなってアップデートされる一方、作り込みには担当メカニックの練度アップでの質の向上、そしてカスタムとしての仕様に市場からの変化があるという。その最新の様子を聞いた。※本企画はHeritage&Legends 2023年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキ GSX1100S)今空冷カタナに乗るために必要な内容をきっちり備える【Heritage&Legends】
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製造年代なりの不足点を補いリセットと再構築を図る
ファイナルエディションをベースに各部を再構築し、今空冷カタナに乗るために必要なパートを変更。その上で前後18インチ化やシート/ステップなど操作系の変更も加えたカタナ。テクニカルガレージRUNによるもので、製作自体は少し前だが、’80年代モデルに今後乗っていく上で、何が必要なのかという疑問に答える作りが込められている。その前提となる内容を同店・杉本さんに聞こう。
「まず言っておきたいのは、もし当時の新車そのものが経年なしでここに再現されたとしても...