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ビトーR&D Z900RS(カワサキZ900RS)意のままに操れる懐の深さを作る18インチ仕様【Heritage&Legends】
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道具として操る面白さを作り込むためのホイール大径化
前後17インチホイールを履く現代車のスペックを持つ、カワサキZ900RS。だが、その東京モーターショーデビューと同時に現れたビトーR&Dの車両は、前後に18インチタイヤを履いていた。そのホイールは同社製のマグネシウム鍛造モデル、マグタン(MAGTAN)。最新の技術に、あえての大径ホイール。MAGTANで17インチもラインナップしているのに、だ。
同社社長、美藤 定さんは言う。
「MAGTANのZ900RS用は、17インチと18インチで半々く...
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市本ホンダCB750K(ホンダCB750K)ひと足先にツインカムヘッド化したKモデルに手を入れる【Heritage&Legends】
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流用でひと通り手を入れてさらにカスタムは進行中
「オーナーさんが親戚から“CBがあるよ”って聞いて買った車両なんですけど、Fのつもりで行ったらKだったと。エンジンが同じDOHCだから良かったですけどね」。そうCB’s・市本さんがにこやかに教えてくれるこの車両。
ベースはその通り、CB750F登場に遡ること約半年、’78年末に登場したCB750K。1969年デビューのCB750Four(SOHC2バルブ736cc)がフルチェンジして、耐久レーサーRCB由来のDOHC4バルブエンジン(748cc...
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ACサンクチュアリーZ1(カワサキZ1)最新メニューを全面に取り込み、走る・曲がる・止まるを強化【Heritage&Legends】
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空冷Zの限界をレースで高めてストリートに還元していく
このカワサキZ1カスタムは、ACサンクチュアリーによるコンプリート・カスタム車、RCMとして製作された1台。通算ナンバー=シリアルは519と、近作(完成は2021年春)となるもの。RCM・Zが掲げる17インチ・ワイドラジアルタイヤ対応のシャシー加工や現代の上質で高機能な各部パーツの使用。さらにエンジン、フルペイントも含めて、現状でできることをすべて投入したと言える1台だ。
その中でエンジンについては、同店が空冷Zのパフォーマンス向上のため...
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ブライトロジックGS750E(スズキGS750E)質実でよく走るナナハンをブラッシュアップ【Heritage&Legends】
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新車以上に新車というレベルの仕上がりで製作
最新のGSX-R1000やハヤブサばかりでなく、空冷ZやGS、カタナに油冷といったモデルも多く手がけるブライトロジック。その近作GS750Eだ。ノーマルライクに見えながらも、MAGTANホイールやブレンボキャリパー/サンスターディスク、オリジナルのバックステップ化など、走りを精度良く、軽くする部分のカスタムもなされている。
こう書くとレストア+カスタムというように思われるが、実際に同店が手がけるこうした車両ですごいのは、レストアが単なる再生ではなく...
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アーキZ900RS(カワサキZ900RS)空冷Zの実績がルックスに性能に生きるマフラーを装着【Heritage&Legends】
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旧車のノウハウをアレンジしてZ900RSに投影する
PMCが2020年に「新型車を中心に、自由な発想でその魅力をさらに磨き上げることを提案する」として立ち上げたブランド、アーキ(ARCHI)。PMCがこれまで30年以上に渡って培ってきた空冷Zなどのノウハウを現代の新型車に注ぎ、磨き込むという手法は、続々と発表されるZ900RS向けパーツ群の展開を見れば納得できる形で進んでいる。
このカワサキZ900RSはそのアーキ・パーツ群を装着したデモ車で、マフラーはショート管として2タイプ用意するうちの...
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ブルドックZ1(カワサキZ1)Zを機械として正しく捉えコンプリート製作に生かす【Heritage&Legends】
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常に最新が定番となるコンプリートカスタム・GT-Mの好例
カワサキZの前後17インチホイール化と現代化を軸にしたコンプリートカスタム車のGT-M(Genuine Tuning Machine)を送り出すブルドック。開店から20年で培ってきたのは、機械としての空冷Zを正確に捉え、知り尽くすこと。
その車両構築のすべてのベース=基準点となっているのは、クランクシャフト。真っ直ぐで曲がりのないクランクシャフトを基準に、クランクケースやシリンダー、ピストンの位置関係(必要な面とクランクの平行、シリン...
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ウイリーZ1000CAFE(カワサキZ900RSカフェ)サーキットも楽しめるネイキッドをZX-10Rエンジンで提案【Heritage&Legends】
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カスタムの可能性を広げ、自社パーツの特性も確認する
カワサキZ900RSをサーキット走行用に仕立てた車両のようだが、どこか違う。製作したのはオリジナルハンドメイドの目の字断面アルミスイングアームやNCパーツで知られるウイリー・富永さんだ。
その富永さんが“Z1000CAFE”と呼ぶこのバイク、ベースというかフレームや外装、前後足まわりなど大半の部分はZ900RS CAFE。ただエンジンは同じカワサキの水冷直列4気筒ながら、ZX-10Rのものを積んでいる。たまたまこのエンジンとFIまわり、ハー...
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テクニカルガレージRUN HAYABUSA(スズキ ハヤブサ)走行7万km超えを感じさせないカーボン・ハヤブサ【Heritage&Legends】
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軽量&スムーズないい状態を知った上で維持していく
テクニカルガレージRUNによるフルカーボン仕立ての、スズキ・ハヤブサ。エンジンやフレームはノーマルを生かしつつ、サスペンションやブレーキを上質化し、ポジションもオーナーに合わせるという手法はTG-RUNのバージョンアップ・コンプリートのメニューを踏襲しつつ、外装のカーボン化やβチタニウム製64チタンボルト等も合わせて、より軽量化を進め、それに合わせたセッティングが施される。
その上での大きな特徴は、既に7万4000km超を走行していることか。...