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バイクプラザ・メカドック Z1-R(カワサキ Z1-R)スマートな純正ルックを生かした快速メイクス・カフェ【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ 公式サイト
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オーナーが本来望んでいた形へ仕立て直された1台
Z1〜Z900シリーズが1015cc化やトリプルディスク化というアップデートを受けたKZ1000。これをベースに19/18のワイヤスポークに換えて前後18インチのキャストホイールを履かせ、角型デザインの外装とビキニカウルを装着した“メイクス・カフェ”、車両メーカー製カフェレーサーがZ1-Rだ。スマートでエッジの効いたルックスを持ったZとして、今も多くのファンがいる。
「この車両は元々、純正流用で前後17インチホイール化してあったものでした。入庫...
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アメリカンドリーム ZEPHYR1100(カワサキ ゼファー1100)Zのノウハウでトラブルシュート&チューニングを行う【Heritage&Legends】
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オーバーホールとともに対策を施しさらに楽しく乗る
空冷Z系を筆頭に、このところではZ900RSにも力を注ぐアメリカンドリーム。もちろん車種を問わずに各種整備やカスタムも行ってくれる。この車両はそんな同店に持ち込まれ、各種作業を受けた。
「元々は中古で入手されて、フロントホイールを17インチ化するなどカスタムを楽しまれていたんです。そのうち、エンジンからガラガラ……という感じの異音がするということでその原因を見つけるために当店に入庫されました。
その時にメーター読みの走行距離が約4万kmになっ...
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OGURA Spl. GSX-R1000(スズキ GSX-R1000)徐々に手を入れて2005年ヨシムラ8耐車を再現する【Heritage&Legends】
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細部の処理と社外のパーツにも工夫を巡らせる
オーナー・小倉さんが2005年型K5を購入後、翌2006年のヨシムラ8耐車(渡辺 篤/加賀山就臣/青木宣篤)の仕様で仕立てたというGSX-R1000。作業はブライトロジックで行われていると聞けば、一気にこの形になったか……と思いそうだが、小倉さんはブレーキまわりから手を付け、その後、排気系や足まわりへと、カスタム化を何年もかけて徐々に進めていったとのこと。もちろん、そんな進め方もカスタムの楽しみだと、カスタムファンなら誰もが理解しているはずだ。作業を...
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ショップ メローズ ZEPHYR750(カワサキ ゼファー750)ただ付いているでない、意味のあるパーツ換装を意識【Heritage&Legends】
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取り付け精度やセット見直しでパーツ本来の性能を発揮
このゼファー750はカスタムが進んだ状態でメローズと偶然の出来事で出会い、付き合いが始まったという車両。メローズ・中川さんはその経緯をこう教えてくれる。
「他店でFCRキャブレターを装着されて初めてのツーリングだったそうです。それが“ツーリング先で動かない”と。オーナーさんは当店のお客様のツーリング仲間でしたので連絡をいただいて、レスキューに向かったんです。
私は初めて見る車両でしたし、なぜ止まったかも分かりませんから、車両を引き上げて各部の...
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エムテックレボリューション GSX-R750(スズキ GSX-R750)新車から30年のオーナー車の各部に理に適った手法を施す【Heritage&Legends】
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レストア要素も含めつつパッケージとして底上げを図る
「当時新車で買われた車両で、そこからずっと乗られているオーナーさんのものなんです。最初は“ハンドルを上げたい”と入庫して、そこから車体や足まわりに手を入れて、合わせてリフレッシュも行っています。今回はエンジンオーバーホールとともに、かつて当店で以前作ったオリジナル鍛造ピストンキットの最後の1セットを組みました。WPC加工やDLC(ダイヤモンドライクコーティング)など、できる限りの表面処理を行っています。エンジン外観も当時の純正色と同等のガンコ...
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超軽量&最新! ハヤブサ・オーナーは BSTカーボンホイール RAPID TEKに注目!【Heritage&Legends】
2021年春にリニューアルされたSUZUKI Hayabusa向けのアフターマーケットホイールに、新たなチョイスが加わった。マジカルレーシングが正規輸入販売する南アフリカ発、BST製社ラビッドテックがそれ。長年に渡って積み上げたカーボン製品に関わるノウハウがフィードバックされた同品の詳細と、日本国内ではカーボン/FRP製品のトップブランドとして知られるマジカルの、豊富なハヤブサ向け製品ラインナップを合わせて紹介しよう。※本企画はHeritage&Legends 2022年12月号に掲載されたものです。
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KOIZUMI SPL. GPZ1100(カワサキ GPZ1100)パーツを生かすフィッティングを作りリセッティングする【Heritage&Legends】
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カッコが気に入っても走れなければつまらない
GPZ900Rニンジャの後継発展型のひとつと言えるGPZ1100。それに元祖ニンジャの外装類をマウントした車両だ。オーナー・小泉さんはなぜこのような車両を所有しているのかを先に聞きたくなる。
「車両は複数持っていて、ビッグバイクはYZF-R1に乗っていましたが、ニンジャのアッパーカウルのあの形が好きでたまらなかった。独特のエッジ感、ボリューム感のあるカウルデザインがずっと刺さり続けていて、はっきり言えば、後はどうでもいい(笑)。そんな気持ちでいたら...
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ブライトロジック GSX-R1000(スズキ GSX-R1000)現代車ベースでも進む経年を考慮しつつ手を入れる【Heritage&Legends】
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2009年の8耐優勝車をストリートスタイルにレプリカ
GSX-Rシリーズのカスタムでまず頭に浮かぶ油冷世代。今や旧車の域に入っているから、まず新車並みにリフレッシュした上で手を加えるという手法が増えた。でもそれは水冷のGSX-R1000シリーズでも同様に適用できることだ。この車両はGSX-R1000、K9だから2009年型。この年に鈴鹿8耐4度目の優勝を果たした、ヨシムラの#12車(酒井大作/徳留和樹/青木宣篤)をモチーフとして手を入れたものだ。
エンジンはフルに手が入り、車体側も同様にパー...
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テクニカルガレージRUN GSX-R1100(スズキ GSX-R1100)確実なリフレッシュで高い基本性能を楽しむお勧め仕様【Heritage&Legends】
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作り得る良コンディションに必要なスープアップを追加
純正初期型カラーをまとい、新車のように仕立てられた油冷GSX-R1100J。
「この車両は、長く乗り続けてくださってる当店のユーザーさんが新型に乗り換えるのでなく、今後も油冷GSX-R1100に安心して乗り続けたいということで相談を受けたものです。しっかり手を入れましょうとお答えして入庫し、手を入れていきました」とTG-RUNの杉本さん。続けて聞いていこう。
「フレームは見直ししてきれいにし、各部はオーバーホールとアップグレードを組み合わせ...
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カスタムレボリューション Z800(カワサキ Z800)製品ラインナップにない車両にも対応する妙技【Heritage&Legends】
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自然なフィット感を醸し出すオリジナルニンジャカウル
GPZ900Rニンジャのアッパーカウルを装着したカスタム。ベースは何かと言えば、現代直4ミドルネイキッドのZ800(’13〜’17年)。カワサキが現代のラインナップ中、スーパーネイキッドと位置づけるZシリーズ(これに対してカウル装着モデルはNinjaシリーズ)。そのうち、オールラウンドな中堅と位置づけたもので、今はZ900が後を継いでいる。
改めて車両に目を向けると、このニンジャカウルが絶妙にマッチングしていることに気が付く。まるでZ800...