ライター
最新テクノロジーの導入と細部の熟成でツアラー適性向上『KAWASAKI NINJA1000/ABS』(2014年)
あらゆる路面に適応するトラクションコントロールを採用
これまでのニンジャとの最大の違いは、パワーモードとトラクションコントロールの採用。
パワーモードは「フル」と「ロー」を選択でき、ローでは中高回転の出力をフルの約70%に抑える。
しかし、もともとパワフルなので非力感はなく、アクセル全開のフル加速でもしないと、どちらに設定してあるか判りにくい。
対して3モードのトラクションコントロールは体感しやすく、介入度が最も大きい「3」では後輪の僅かな空転も検出、雨天でマンホールなどに乗った際の瞬間的スピンまで抑制できる。
通常はフルパワー+モード1でOK。モード3は介入度が大きくスポーツ走行でリズ...
ライター
進化を続ける防水ケミカルを賢く使おう! #ライダー防水対策大作戦!
液体だから効く!
MOTOWN
革にも使える、ハケで塗り込むタイプの撥水剤で、ブーツの縫い目などにも威力を発揮する。
しかし現在は廃盤。現行商品はオープンカーの幌用強力撥水・防水剤となっている。
写真は本誌テスターの私物だが、復活の期待を込めてコチラで紹介!
ヘルメットの手入れ
MOTOFIZZ
汚れたシールドは視界不良だけでなく、内側の曇りを起こしやすくする原因にも。
撥水処理やくもり止め処理は、まずシールドクリーナーなどを使って表面のホコリ や油汚れを除去し、しっかり乾燥させてから処理するのが鉄則。
kabuto
表面を撥水処理す れば雨中走行の視界が劇的に向上し、虫の死骸もこびりつ...
ライター
ワンタッチ着脱のスタイリッシュなスマホマウント『SP CONNECT MOTO BUNDLE』#GEARSTEST
シンプルで製品の精度が高く、利便性も高い
デイトナが扱っているSPコネクトは用途別に何タイプかあり、今回試した『モトバンドル』はアルミ削り出しマウント/アームと、シリコン製ケース/ウエザーカバーのセット。
iPhone6sでテストしてみたが、どのパーツも精度は文句なし。アームの剛性も抜群で、角度調整も細かく行える。
着脱はマウント側とケース側のコネクターを合わせて90度ひねるだけ。
最初は「これだけで大丈夫か?」と思ったが、保持力は充分。自分のオフ車に着けてダートを走ってもビクともしなかった。
両面テープ止めアタッチメントなども付属しているので車のダッシュボードにも着けられるし、ステム用...
ライター
着るだけで疲労回復?? そんなインナーウエアの実力は?『VENEX RECOVERY WEAR リラックスロングスリーブメンズ』
数値化はされてないが、疲労回復効果を実感
アスリートの世界では機能性ウエアが普及している。
着圧によって運動時の筋力アシストや疲労軽減効果が注目され、競技時に着用するライダーも増加中。
僕も寒い時期は着圧機能を備えた防寒インナーを着ていて、その疲労軽減効果は実感できている。
逆に「積極的な休養」を開発コンセプトとして、疲労回復効果をアシストするのがベネクスのリカバリーウエアシリーズで、半袖と長袖のTシャツ、タイツ、ネックウォーマーやブランケットになるクロスが揃っている。
「着るだけで疲れが取れる」の理由は、ウエアの生地にある。
元の素材はポリエステル90%、ポリウレタン10%だが、繊維1...
ライター
シンプルデザインの背負えるシートバッグ!『GOLDWIN GWM X-OVER リアバッグ39』
被視認性向上のためバッグ全周にリフレクターが付いていればさらに安心
日帰りツーリングなら容量15L程度のコンパクトなシートバッグでも対応できるが、長期のツーリング、キャンプツーリングでは荷物が一気に増えるので最低でも30L程度の容量が必要になる。
サイドバッグを左右に装着する方法もあるが、走りやすさや車体への着脱の手間、外して運ぶときの持ちやすさを考えると、タンデムライディングをしない限りはシートバッグのほうが使いやすいだろう。
ゴールドウインの新作バッグは、外寸と容量のバランスが良くて使いやすい29Lタイプ。
間仕切りのない1気室構造なので荷物の出し入れがしやすく、気室内にコンプレッシ...
ライター
バイク専用設計だから使いやすい!『NANKAI バイクナビゲーションNNV-001A』
スマホナビの進化によるPND不要論をひっくり返す使いやすさが魅力
PND(パーソナル・ナビゲーション・デバイス)が人気商品だったのは10年ほど前まで。
その後はスマートフォンのナビアプリ利用が急速に増えたことで、PND市場は縮小の一途をたどっている。にも関わらず、バイク専用ナビとして新登場したのがナンカイのNNV−001A。
さっそくスマホナビとの違いを検証してみた。
クレードル(本体をマウントする台座)のサイズは幅160㎜×高さ60㎜×奥行き25㎜で、付属ステーでハンドルに取り付けるタイプ。
電源は車体側から取り、クレードルの接点を介して本体に供給するので電池切れの心配は無い。
本体は...