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スズキ「GSX-R250R」1989年|スパルタンな「ダブルR」誕生【絶版名車解説】
スズキ「GSX-R250R」特徴
レーシーさを一層高めて人気となった3代目!
250にも4気筒レプリカを、という市場の声に押され、各社から4気筒レプリカが続々と誕生する中、スズキも1987年にGSX-R250を投入。しかし、ライバルに比べおとなしいルックスもあり、人気は思うように上がらず、翌1988年にはフェイスリフト。さらに1989年には、レーシーさを高めたGSX-R250Rへとモデルチェンジを果たす。
待望のアルミツインスパーフレームを採用し、エンジンも吸気系を一新。何より、兄貴分の400にも負けないレーシーなスタイルが評判となった。同時に用意された、クロスミッション装備のSPは期待...
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テクニカルガレージRUN GSX-R750RK(スズキ GSX-R750RK)内容を見直した上で軽さや質を高めたコンプリート【Heritage&Legends】
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一度きちんとした状態を作って整備や劣化に配慮
初代GSX-R750の登場(1985年)から40年弱、最終モデルとなるバンディット1200/S(2006年)ですら生産終了から15年を超えた油冷モデル群。明らかに旧車と言える時間を経ているが、機能やルックスの先進性がそれを感じさせない。まだまだ車両を見かけることが多いのは、それを裏付けだろう。
ただこの先、乗り続けるのが難しくなっている。車両を維持、あるいはリフレッシュするのに不可欠な純正パーツの廃番が進むことや、残ったパーツも価格上昇しているこ...