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メカドックSV650X&SELOW(スズキSV650X&ヤマハSELOW)できないことをできるようにする工夫【Heritage&Legends】
必要な箇所に手を入れて作るカスタムの原点2台
メカドックは北海道・札幌でカスタムをメインに活動するショップ。中でもスズキ系は“ベコ”GSX1100/750系は全国区と言えるくらいに知られる。一方で扱い車両はそこにとどまらず、旧車から現行車まで。それらを微に入り細に入り工夫するというカラーを持っている。そんな同店による2台は……。
「このスズキSV650Xとヤマハ・セローは、どちらも同じお客さんの車両です。SVが1号機、セローが2号機で、1号機のSVはじつは長年乗ってきたZからスーパースポーツを経由しての乗り換え。気軽に乗れて遠出もできて、という点を重視してここに落ち着いたようです。
2号...
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日本国内のみの販売パッケージ! ヤマハ「ツーリングセロー」はお買い得な250ccアドベンチャーバイク
新車が買えるチャンスもあと少しの貴重な1台
「二輪二足」という言葉まで生んだ人気マウンテントレールがヤマハのセロー。山を楽しむためのバイクとして進化していくうちに、軽くて扱いやすい車体や低くて足着き性に優れた低いシート、切れ角の大きなハンドルといった要素が、気負いなく乗れる優しいバイクとして評価され、幅広い層のライダーに愛されるモデルとなった。
そんなセローをツアラー仕様に仕立てたのが「ツーリングセロー」。アクセサリーを装着したパッケージ車だが、スクリーン、ハンドルガード、アンダーガードにガッチリしたリアキャリアを備え、タフに使える相棒として仕上げられており、その機能性とツーリング適性が...
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ヤマハ「セロー250」2020年最新ツーリング・カスタム! 実用性とドレスアップを両立した長旅仕様車をプロトが提案
ローダウン化を施し、セローの快適性やツーリング性能を高めるパーツを装備
毎年3月のモーターサイクルショーで、人気車両のカスタムモデルを多数展示し、ファンを楽しませてくれる用品製造・販売メーカーのプロト。
今年のモーターサイクルショーのために用意していたカスタム車が公式ウェブサイトにて公開されました。今回はヤマハ「セロー250」のカスタム車両を紹介します。
ツーリングライダーに昔から大人気の「セロー250」をより快適かつ便利に仕上げた一台。ローダウンキットが組み込まれ、シート高はノーマルから20mm下がり、810mmに。
パッと見た瞬間、ロングツーリングでのお尻の痛みを軽減するゲルザブや、...
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ヤマハ「セロー250 ファイナルエディション」と「ツーリングセロー」を解説! 各部の詳細と足つき性をチェック
スペシャルコラム:太田安治
「スペックには表れない魅力を備えたトレール」
初代セローが登場した1985年当時、僕は33馬力の2ストエンジンを搭載したヤマハ「DT200R」に乗っていた。
20馬力のセローに乗る友人と一緒に林道に入ればセローは遅れる一方。しかし道が荒れるに従って差は縮まり、ゴロゴロの石が転がるガレ場やヌタヌタの泥濘地ではホイールスピン連発で前に進まないDTを横目に、セローの友人はペタペタと足を着きながら何事もないかのように走り抜けていく。
数値だけでは判らない「トラクション」と、二本の足の威力を思い知らされた。
最近はカワサキ「KLX250」で林道を楽しんでいるが、かつての...