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稲垣 正倫
稲垣 正倫
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国内外のエンデューロを中心に、モトクロス、ラリーなどを追いかけています。ドープなエンデューロ話題はnoteで展開中(https://note.mu/enduro_j/m/md5c401059c53)。株式会社アニマルハウス代表取締役。
藤原慎也、モロッコラリーへ挑戦 vol.6 祝・完走。多くを学んだ5日間
モロッコラリーに挑戦中だった藤原慎也は、いよいよラリー最終日を迎えることに。後半には余裕すらうかがえた藤原が、この5日間で得たものとは 「5日目で身体が慣れました」ダカールに向けて得たラリー感覚 273kmのスペシャルステージを含む376kmのルートを走るステージ5。ステージ4と共にメングブを拠点としたループルートになっており、フィニッシュはビバークのすぐそばに設置されているという。 藤原はステージ60位、総合60位でフィニッシュ。結局、ペナルティも主催の手違いによってタブレットの故障や設定に翻弄されたあげくについたステージ2の45分1度のみ。トップの総計15時間45分から8時間7分遅れ...
稲垣 正倫
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モロッコラリー
ラリー
藤原慎也、モロッコラリーへ挑戦 vol.5 サウジアラビアのようなステージ4
後半の拠点メングブに移ってから2日目、ループルートが設定されているステージ4。藤原慎也はトラブルを抱えながらも順調に駒を進めている模様 スピード域はさらに速くなる デビッド・カステラによると、ステージ4はこれまでのモロッコラリーではあまり使われていなかったルートで、モロッコらしくなくサウジアラビアのようなテストになるとのこと。ダカールラリー完走を目論む藤原からすれば、願ってもいない経験を積めるステージになる。ピストを探すことが非常に難しく、ナビゲーションも一層困難になるだろうとのことだ。 しかし、藤原慎也は相当余裕をもってビバークに帰着し「ナビゲーションはそんなに難しくなかったですね。た...
稲垣 正倫
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モロッコラリー
ラリー
藤原慎也、モロッコラリーへ挑戦 vol.4 ここが正念場、モロッコラリーのハイライト“メルズーガ”
ダカールラリーを目指すためにラリーレイド世界選手権のモロッコラリーに挑戦中の藤原慎也。ステージ3はこれまでの中でも最長を誇る 高さ最大160mに達する大砂丘群 プロローグ+5ステージの日程となるモロッコラリーはステージ3へ駒を進めた。これまで拠点にしていた街ザゴラを発ち、東部のメングブへと進むルートでトータル687kmを走る。モロッコラリーのハイライトとも言える、メルズーガ大砂丘群にアタックするのもこのステージ3だ。メルズーガには最高160mにも達する砂丘が点在し、毎年大変なレースになる。デビッド・カステラは「ここから先は雨の影響を受けていない。砂丘に入ると岩はほとんどない滑らかなサンド...
稲垣 正倫
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ラリー
モロッコラリー
藤原慎也、モロッコラリーへ挑戦 vol.3 まさかのガス欠、どうなる藤原
モロッコラリーのリアルタイム参戦記も、vol3へ。ステージ1より長いステージ2で藤原をまたも困難が襲う! 不安が的中、ガス欠でストップ… 1日目同様に、モロッコラリーはザゴラ近郊のループルート。全体で499km、スペシャルステージ272kmと本格的なロングディスタンスの日であった。バイクは5時55分からビバークを出発、7時40分にはスペシャルステージがスタートする。ステージ1時点でのトップはHeroのロス・ブランチで、今年のダカール同様インド・Hero勢の速さが垣間見える。 藤原はスタート時点で「なんか前側タンクがおかしいな」と気づいていたものの、時間もなく慌ててスタートすることになった...
稲垣 正倫
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連載/コラム
ラリー
モロッコラリー
藤原慎也、モロッコラリーへ挑戦 vol.2 ステージ1は60位で通過
ダカールラリーの参戦権を得るため、モロッコラリーに参戦している藤原慎也のリアルタイム現地レポート。今回はいよいよ本格的な幕開けとなる、ステージ1の様子をお伝えする 経験を上回るオートバイのスキル モロッコラリーステージ1は、ドラア川渓谷に位置する町ザゴラ周辺のループルートでアフリカらしい景観が魅力。それだけに乾いた土質、埃がライダーを襲う。洪水の影響でザゴラに到着するのが遅れたラリー参加者が多かったため、主催者はこれに配慮して短い距離のステージ2のルートをステージ1と入れ替えてさらに距離を短縮することを発表。180kmのスペシャルステージと、国際ラリーとしては若干短めの設定となった。 ト...
稲垣 正倫
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ラリー
モロッコラリー
藤原慎也、モロッコラリーへ挑戦 vol.1 プロローグは上出来
ダカールラリーへの参戦権を得るために、モロッコラリー(10月4〜11日)に参戦している藤原慎也をリアルタイムでレポート。初のFIMラリーレイド世界選手権、完走なるか否か! 余裕など無い! ラリーの厳しい世界へ 2026年にダカールラリー完走を目指すプロジェクトを発表した、トライアルIAスーパーの藤原慎也。9月の日高2デイズエンデューロには、重たいバイクとスピード慣れするためにGASGASのES700(しかもラリータワーつき!)で参戦し、IAクラスでポイントを獲得するほどのトレーニングの成果を見せた。そしていよいよ臨むのが、このモロッコラリーだ。ダカールラリーの参戦権を得るためには、規定の...
稲垣 正倫
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モロッコラリー
連載/コラム
新YZ250FXに乗ってみた。毎年扱いやすくなると言われているが、今年はレベチです
初心者に扱いやすく、戦闘的で、革新的で、丈夫で、誰が乗っても速い。YZ250FXの新型は熟成なんて言葉では言い表せない、次世代のクロスカントリーを提示するモデルに仕上がっていた。Off1.jpではヤマハ発動機販売の協力のもと車輌をお借りし、1年を通して徹底的にレビュー。まずはそのファーストインパクトをお届けしよう YAMAHA 2025MY YZ250FX ¥1,006,500(税込) 16 ヤマハが作ってきたオフロードワールド 1913年から脈々と続くエンデューロレーサー達、その勢力図を変えたゲームチェンジャーがヤマハの4stエンデューロレーサーWR250Fだった。ヤマハがエンデューロ...
稲垣 正倫
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試乗インプレ
エンデューロ
アンダー30万円のe-MTB、ダートフリークの自信作にいち早く試乗してきた
ヨツバサイクル、ヨツバモト、開発中のGE-N3と、オフロード用品に限らず車体そのものをリリースしてきたダートフリークの次の一手は、e-MTB。早速、生まれの地である愛知県瀬戸市のトレールで発売前のe-Edit275を試乗をしてきた MTBを選ぶのに大事なのは、上り系か下り系か ダートバイクはモトクロス、クロスカントリー、エンデューロ、トライアルと様々な競技に分かれていて複雑……と思われがちだがMTBの世界も負けてはいない。ざっくり言えば、そのカテゴリーは「上り」か「下り」かに分かれているのだが、その中でもさらにスピードを競うもの、マラソン的な走りを追求するものなどがあり、その楽しみ方の性...
稲垣 正倫
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連載/コラム
新車
ボクのヨンゴー日記 vol.5 極悪のマディ勝沼で無事心を開放骨折
関東屈指の最難エンデューロコース、クロスパーク勝沼の地方選になぜかYZ450FXで挑んでしまった稲垣。完走の前に、はたしてコースから戻ってこれるだろうか 悔しくて1週間後に自己リベンジ、東日本勝沼 エンデューロ東日本エリア選手権 第4戦 クロスパーク勝沼 7月7日 PHOTO/クロスパーク勝沼 だいたい、アローザから1週間でもう一回レースとか走り過ぎちゃうの? と思いつつも、アローザが楽しかったことからおまけにもう1戦エントリー。15年以上前に雨の勝沼のクロスカップか何かで新品タイヤを履いたTT-R125LWで走ったら、仲間内で最速だったことがあって勝沼はイメージ的にいいコースなのだ。僕...
稲垣 正倫
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連載/コラム
エンデューロ
ボクのヨンゴー日記 vol.4 大雨のゲレンデエンデューロで無事心を骨折
YZ450FXの本領発揮とばかりにオンタイムエンデューロに立て続けに出てみたシリーズ2本目。戦いの舞台(?)は富山へ 爽快ゲレンデオンタイムED、中日本選手権富山大会 中日本エンデューロ選手権シリーズ 第2戦 イオックスアローザ 6月30日 オンタイムを完走できずにオンタイムエンデューロを20年も追いかけてきたのか俺は……。そんな悲壮感を胸に挑んだのが、地方選手権の中日本シリーズ。富山のリゾートスキー場イオックスアローザの大会だ。この大会は、友人でもある大神智樹がディレクターとして活躍しているのもあって、ぜひ参戦してみたかったのだ。大神は世界選手権のエンデューロGPを走っている数少ない...
稲垣 正倫
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連載/コラム
エンデューロ
ボクのヨンゴー日記 vol.3 SUGO2デイズエンデューロで無事心を骨折
1月にWEXに出たよ、と書いてから忙しさにかまけてヨンゴー日記を書けていなかった。「忙しいはずが3つもレースに出てませんでした?」はい……そうでしたね……。3戦分の参戦記を投下しておきます! ボクのヨンゴー日記 vol.1「YZ450FXで、はじめて表彰台に乗れたよ!」 - Off1.jp(オフワン・ドット・ジェイピー) Off1編集部ではヤマハ発動機販売からYZ450FXをお借りして、1年間自由に乗り回すことができるというとてもとてもありがたいオハナシをいただき、日々ヨンゴーに振り回されている。これは不定期のYZ450FX連載である 恐ろしすぎるYZ450FXが、マイルドになる もしか...
稲垣 正倫
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連載/コラム
エンデューロ
エルズベルグロデオ2024詳報、日本の挑戦者たちはカールズダイナーを知って一歩前進した
エルズベルグロデオは過去取材で8回来ているが、今年ほどエルズベルグがいかに残酷か思い知らされたことは無い。百聞は一見にしかずと言うが、聞くのも、見るのも、体験するのも、すべて深さによってその理解度は変わる。カールズダイナーの中、手を伸ばせば届くところを走る藤原慎也がいつもの調子では無く、何か別の人が乗り移ったかのような雰囲気で命の灯火をかすかに守っているかのような、そんな辛さが伝わってきた。飛び石が直撃した右目の下は大きく腫れていて、人相まで違っていたから余計だったのかもしれない。傷跡からは血が止まらずに流れていて、いかにも右目は見えていなそうだったし、どこをケガしているのかまだ情報を得...
稲垣 正倫
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