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正常進化と練成で現れた第3世代隼(ハヤブサ)/The 3rd Generation BUSA has come!
1999年に登場するとすぐさま、バイク界に揺るぎない座を築き上げたアルティメットスポーツ、スズキ・ハヤブサ。2008年からの2代目を経て、大きく期待された3代目はまったく情報を漏らさないままに開発が進められ、2021年が明けると、1月28日にまず走行シーンのみで、その姿を現した。ターボだ、大排気量化だ、最新スーパースポーツのようなシャープなボディワークを持っている……。そんな当時の巷間、普通の予想をすべて振り切り、誰もが認める姿を纏っていることを見せ、続く正式発表時には、ファンの誰もが正しくシリーズの正統継承を認める内容がともなわれていた。3代目ハヤブサ、その概要を知ろう。※本企画は月刊...
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Team CB’s 市本ホンダ CB750F(ホンダ CB750F)好きな車両を自分の望む方向で楽しめばいいという見本【Heritage&Legends】
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前オーナーの所有パーツで作られたレース仕様に手を加える
いわゆる旧車では希少化や車両の高騰化が取り沙汰される昨今。草レースやサーキットの走行会に旧車を使うということが躊躇されてもくる。だが、この車両は“CB-Fで走りたい”という望みを具体化するべく、新たにベースを入手してカスタムを施したという1台だ。
「これは以前ウチからテイスト・オブ・ツクバ(TOT)に出ていた方が、自身で持っていたパーツで組んでいった車両だったんです。それを途中で今のオーナー、CB750Kのフルカスタムも持っているんです...
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ACサンクチュアリー Z1000Mk.II(カワサキ Z1000Mk.II)17インチZの形として定量化されたRCMを元に個性化する【Heritage&Legends】
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シングルシートやエンジン仕様等でスポーツ指向を表現
シングルシートとセパレートハンドルでスポーツ感をさらに高めたマークII。ACサンクチュアリーのコンプリートカスタム、RCMとして製作された1台で、車両事に付けられるシリアルナンバーは566、そう、通算566台目のRCMという1台だ。製作の背景や内容を同店・中村さんは以下のように教えてくれる。
「最近Z系などの旧車でよく見られる“ノスタルジック”とか“ノーマル回帰”という路線とは異なり、前後17インチでスポーツ系のカスタムというコンセプトを強...
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ショップ メローズ GSX1000S(スズキ GSX1000S)ワンオフや希少パーツを駆使して作り上げた#40車【Heritage&Legends】
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オーナーの情熱を汲んで形作られたAMAレプリカ・カタナ
#40のナンバーやぐっと立ち上がったシートレールを持ったカタナ。’82年のアメリカ、AMAスーパーバイクシリーズでデビッド・アルダナの駆ったヨシムラ・カタナ(GSX1000S、現地ではGS1000S名がベース)をモチーフに、いや、極力まで忠実に再現しつつ、公道も走れるようにと仕立てられたものだ。車両をまとめたショップ メローズの中川さんに、製作経緯を聞いてみよう。
「7年ほど前に、この個体とは別の補強済みフレーム+足まわりで製作を始めま...
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T.T.Rモータース CB1100F(ホンダ CB1100F)全体の仕上がりを支える各部塗装の使い分けに注目したい【Heritage&Legends】
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AMAスーパーバイクレーサーをモチーフに普段使いにも配慮
堂々とした立ち姿の中に前後18インチホイールが醸し出すスマートさも印象的な1台。ベースはホンダCB1100Fで、手を入れたのはCB-FやCBX系に強いT.T.Rモータースだ。オーナーは10〜15年前にもCB750Fを所有し、通勤などに使っていたのだという。その時気に入っていたことや思い入れが強かったことから、改めて普段乗れるCB-Fがほしいと思い、T.T.Rの林さんに相談する。そこにこの車両が出てきたため入手し、カスタムの手が入っていっ...
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安田商会 CB750F(ホンダ CB750F)シャープな車体デザインとカウルのマッチングを確認【Heritage&Legends】
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CB-Fとカフェレーサースタイルを融合させる習作
CB-Fシリーズを幅広く手がける安田商会が手がけたCB750FC。これまでに紹介してきたCB-F各社とは少々趣が異なっているのは、一目瞭然。
その違いを作り出しているのは、やはりロケットカウルと言えそうだ。アメリカ市場をCB750Fourで席巻した後、ヨーロッパ市場へのホンダ・ブランドの浸透を目指すべく作られたCB900F。その軸のひとつとして、当地の美術品や工芸品にヒントを得たシャープでエッジの効いた外装デザインがあった。そこに丸みを帯びた...
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タジマエンジニアリング CB1100R(ホンダ CB1100R)確立したエンジン&車体メニューの見本となる1台へ【Heritage&Legends】
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現代的ディメンションに耐久性を加えるフレーム補強
「当店に在庫していたカスタム済み車両をリフレッシュ、それと同時にフレームを“やっておきたいから”と創業者の田島さんが補強した上で全体として組み直したものです。これが田島さんの最後の加工フレームになったと思います」
こう、タジマエンジニアリング・村嶋さんが概要を説明するCB1100R。田島さんはCB-F/Rの17インチ化に際してネック部やエンジン前後/後ろ下などへの補強手法、またディメンションも約100mmのトレールを確保というようなメニューを...
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テクニカルガレージRUN HAYABUSA(スズキHAYABUSA)ハヤブサを知るショップに製造メーカーがアプローチ【Heritage&Legends】
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新しい試みで作られたNEWハヤブサ用高質パーツ群
’21年春の発売から約1年強。一新された第3世代ハヤブサをストリートでも見かける機会が増えたが、それに合わせるかのようにテクニカルガレージRUNからそのハヤブサ用パーツが一気にリリース、販売に移された。これはそのパーツ群の装着車にしてデモ車だ。ツインサイレンサーでミラーフィニッシュの「TTフォーミュラー4-2-2フルチタンEXシステム」マフラーなどからは、新型車にふさわしい作りも見えてくる。同店代表の杉本さんは「新しい試みだったんです」と言う。...