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ブルドッカータゴス GPZ900R(カワサキ GPZ900R)ニンジャの良さを強調し手の入れしろも残した好見本【Heritage&Legends】
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今という時代にニンジャに乗ることを考えた入門車両
元祖Ninja、GPZ900R。1984年の登場だから、もう40年近くが経っている。最終仕様となるファイナルエディションでも2003年の発売と、そこからでも20年だ。そんなGPZ900Rに今乗るにはどういう仕様がいいのか。その指標となるのが、ブルドッカータゴスによる、この車両だ。
「これからニンジャに乗るという方向けの入門車として作りました。全体としてはノーマルに準じたフルカウル仕様で純正の良さを残しつつ、今風の足まわりに仕立てるという具合で...
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独自の表面処理R-Shot#Mをチューニングとも組み合わせてニンジャ各車の状態を維持する|トレーディングガレージ ナカガワ【Heritage&Legends】
もう30年近くニンジャ系チューニングを手がけ、多くのメニューやパーツを作り上げてきたTGナカガワ。少し前から手がけてきたオリジナルの表面処理、R-Shotは特許技術のR-Shot#Mという仕様を加えることでパーツの寿命を飛躍的に伸ばし、同時にチューニングの効果はより生きるものとなった。車両の最新例や、耐久性の実証実験から、今後に注目してみたい。※本企画はHeritage&Legends 2022年5月号に掲載された記事を再編集したものです。
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サンクチュアリー コウガ Z1R-II(カワサキ Z1R-II)17インチの要素を満たしコストも考慮したコンプリート【Heritage&Legends】
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細かな部分にもぜひ注目したい内容が多数という車両
Z1-R由来の角型ボディ。その燃料タンク容量を13から20リットルに増量し、Z1000Mk.Ⅱの19/18インチの車体&エンジンに組み合わせたZ1R-Ⅱ。それを前後17インチのコンプリートカスタム、RCMとして仕立てたのがこの車両だ。手がけたのは滋賀県にあるサンクチュアリーKOUGA。車両のポイントを同店代表の立入さんに聞いてみた。
「オーナーさんは雑誌を見て“RCMがほしい”と連絡をくださって、その時たまたまベース車がショップにあったので、...
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トレーディングガレージ ナカガワ GPZ900R(カワサキ GPZ900R)今の理想型と言える1078cc+フルR-Shot#Mエンジン【Heritage&Legends】
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チューニングエンジンや17インチをより生かすように
GPZ900Rのエンジンについて多くのステージメニューを用意してきたトレーディングガレージ ナカガワ(以下TGナカガワ)。後継系列各モデルのパーツを使うことでスープアップとともに弱点対策を行い、内部パーツや補機類、点火系などにもオリジナルパーツを加えてきた。もちろんそれだけでなく、加工技術や表面処理という面、組み立てという部分でも、GPZ900Rエンジンに安定した高パフォーマンスを与えるようにしてきたショップだ。
排気量はノーマル908cc...
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T.T.Rモータース CB750F(ホンダ CB750F)現役当時のフォルムをキープしながら充実度を高める【Heritage&Legends】
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純正ルックスを生かし今回は発電系を充実化
いわゆるスペンサーカラーで仕立てた外装に、FC純正のブーメランコムスターホイールを履いたナナハンのCB-F。
「ホイールに同じFCがベースです。元々は他のショップさんで購入されて、エンジンオーバーホールもされたそうです。その後当店に来られるようになって、そこからあとのメンテナンスはうちでやっていただいてます」と、TTRモータースの林さん。
「あんまりやり過ぎないで、CB-Fが現役だった’80年代初頭当時の香りをしっかり残した車両という感じで乗り続けて...
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ウイリー WR600RS|自社製フレームで正式許可を得たストリート向け生産車【Heritage&Legends】
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コンストラクターの夢の実現、ロードゴーイングレーサー
今では目の字断面アルミスイングアームや各種ビレットパーツで知られる、宮崎県のウイリー。代表の富永保光さんはモトクロスライダーを経てショップ(モトショップ・ウイリー)をオープン、’80年代中盤にはオリジナルアルミフレームのエンデューロレーサーを製作した。このマシンは当時のオフロードブームとともに行われた有名エンデューロでも優勝を果たすなど実績を残したので、そちらを記憶している向きも多いかもしれない。
その後富永さんは以前から抱いていた「ビモ...
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ブライトロジック GSX1100E(スズキ GSX1100E)オーソドックスルックに潜む的確な走りのスペック【Heritage&Legends】
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シンプルに楽しめるバイクという作り込みを貫く
スズキの4ストロークスポーツの多くに冠せられるモデル名「GSX」。同社初の4ストロークモデルGS750、すぐ続いたスケールアップ版のGS1000がDOHC2バルブで、その後継として1979年に現れたモデル=GSX1100E(末尾のEは当時のスズキではキャストホイール装着車を表した)が初めて付けた。GSはGrand Sportの頭文字。GSXでは4バルブヘッドとなったことから、それを表すXを加えた。
フロント19/リヤ17インチを引き継ぎながら、当...
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各部チェックから磨き上げまで! 愛車整備の10のポイント【後編】
バイクの季節がやってきても、長い間、お休みしていた愛車で快適に走り出すには、やはり整備が大切。そこで前回と今回の2回に分けて、愛車整備に大切な10のポイントをご紹介。後編では、6.冷却系、7.エンジンまわり①吸気系、8.エンジンまわり②点火系、9.洗車、10.磨き上げ&注油をお送りしよう。なお、前編からも含めて、かなりのパートをチェックするので、メモを用意してチェックリストを作るのも、次回の整備や作業の目安にできていいのでお勧めだ。前編はこちらをチェック!※本企画はHeritage&Legends 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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トレーディングガレージ ナカガワ ZRX1200R(カワサキ ZRX1200R)全身にわたって理想のスペックとセットアップを施す【Heritage&Legends】
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ほぼ完成域と言える作り込みの先も楽しんでいく
フレームマウント化されたビキニカウルやシングルシート。さらにホンダNR(オーバルピストンV4の750cc)の高彩度・赤をベースにフェニックスをイメージしたグラフィックでのフルペイント、各部のゴールド&ブラックパーツ。それだけをピックアップしても、かなりのレベルにある車両だと思えるZRX1200R。
「今回はちょうど整備と車検のタイミングで入庫しました。この状態にいったん完成してから(撮影時点の’22年秋で)もう5年以上経ちますけど、いい状態をその...