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市本ホンダ CB1100R(ホンダCB1100R)フルリメイクに加え外観も派手目から上品へ変身【Heritage&Legends】
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外装載せ替えと仕様変更を重ねて新たなステージへ
「この車両は元々がマーメイド(人魚)として作られて、その後キャバ嬢になってたんです。それを手放して“ホンダCB1100Rに乗りたい”という方に譲ったんですけど、キャバ嬢はインパクトがあり過ぎた(笑)ので、貴婦人化しようというプロジェクトで作業を進めたんですよ」
チームCB’sこと、市本ホンダの市本さんがこう説明してくれるCB1100R。ちょっと特殊な感じもあるだろうから少し砕いて説明すると、今から25年ほど前に、市本さんが“息子さんが将来乗るよ...
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ホンダ伝説の逆輸入車「CB1100R」とは? レースのために生まれたスペシャルCB/80年代の販売価格&現在の中古価格もすごい!
レース参戦を視野に入れワークスマシンの技術を投入した、ホンダ「CB1100R」
1980年にイギリス・アールズコートショーに登場したCB1100Rは、当時「ここまでレーシングイメージを醸し出す市販モデルはない」と評された、センセーショナルなモデルだった。
1970年代終盤に、改造範囲のごく狭いプロダクションレースが盛んになったこともあり、当時の最大排気量である1100㏄のスポーツモデルを、と企画されたモデルだった。
レースデビューは、80年秋のオーストラリア6時間耐久レース。
CB900Fのエンジンをベースに排気量を1062㏄まで拡大、フレームもCB900F用をベースに各部を専用設計した...
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脈々と流れる空冷4気筒の血統【HONDA CB】#ROOTS of BRAND
量産初の4気筒エンジンで世界を席巻したマイルストーン
50〜60年代にかけ、世界最高のオートバイといえばトライアンフやノートンなどイギリスのメーカーによる、650cc前後の空冷並列2気筒エンジンを搭載したモデルだった。
60年代すでに世界GPでその名を轟かせていたホンダは市販車での世界最速も目指し、65年に初の大排気量車としてCB450をデビューさせる。
CB450も空冷並列2気筒だが、排気量の小ささをDOHCによる高回転化で補うという意欲的な設計だった。
しかし性能でライバルを大きく越えられず商業的には失敗。
この苦い経験がホンダにCB750Fourを開発させた。
69年にデビューした...
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新世代CBの魅力を底上するチタンのフルエキ!『WYVERN RealSpec リアルスペック・フルエキゾースト』#GEARS TEST
車体にピタリと沿わせて張り出し量を抑えたサイレンサーが機能美を漂わす
ネイキッドモデルの気軽さとストリートファイター的な切れ味の良さをホンダ流にバランスさせた新世代モデルがCB1000R。
エンジンはスーパースポーツモデルのCBR1000RR系だけに、鋭いピックアップと高回転域での伸びを魅力とするが、正直なところ、市街地で多用する低回転域ではもう少し穏やかな反応とトルクの太さが欲しい。
ワイバンのフルエキゾーストはアールズギア代表の樋渡氏が実走テストを繰り返し、車両のキャラクターに合わせて作り込まれているが、今回試乗したCB1000R用は低中速トルクを重視した特性。
4→2→1の集合方式...
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【コラム】CB750FOURにRCB!「無敵艦隊」と呼ばれた、ホンダのCBレーサーたち
ホンダCBの歴史は、メーカーとしての世界戦略の成功の他に、レースでの栄光も共にあった。「走る実験室」という言葉の通り、レースから市販車へとフィードバックされるテクノロジーも数多く、サーキット、公道両方において世界を席巻していく礎となっている。
「レースは走る実験室」。故・本田宗一郎氏の有名な言葉だが、ホンダはその創生期からレースをマシン開発、宣伝の場ととらえ、マン島TTレースや世界GPに積極的にチャレンジ。ワークスRCシリーズを擁して60年代の世界GPシーンを席巻し、66年には50、125、250、350、500の全クラスでマニュファクチャラーズタイトルを獲得する快挙を成し遂げる。マン島...