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ブライトロジックGSX1100S(スズキGSX1100S)空冷カタナのベストバランスを構築する【Heritage&Legends】
ヘリテイジ&レジェンズ|Heritage & Legends
愛車とのバイクライフを、より豊かに楽しむためのアイデアを提供する新雑誌。インターネットのみでは決して探しきれない、全国の腕利きショップや最新パーツ&アパレルの深堀り情報も満載!
美しさは細かい配慮と作り込みの現れ
この空冷カタナ=スズキGSX1100Sはブライトロジックによるカスタム車両。7月24日に本稿で紹介したKATANAカスタム同様に、’20年東京モーターサイクルショーのラボ・カロッツェリアブースに展示予定だった。2台のKATANA&カタナは「同じブラックボディにブラックで同デザインのMAGTANホイール、アルミ地シルバ...
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SD-BROS GSX1100S(スズキGSX1100S)カタナらしさをそのままにバランス良くアップデート【Heritage&Legends】
ノーマルをよく知ってからカスタム化に着手する
コーティング剤のCR-1によるバイクのコーティングを主業務にする、愛知のSD-BROS。ここと長い付き合いのあるお客さんのスズキGSX1100Sカスタムだ。
2019年は春の東京モーターサイクルショーでジーロットヘルメットなどを扱うゴッドブリンクブースに展示。同年秋、10月いっぱいはバイカーズパラダイス南箱根で展示されていたから、見たこともあるという人も多いのではないだろうか。
「オーナーさんは元々別の車両をもってらして、そちらをフルにいじってたんですけど“カタナに乗りたい”ってなったんです。それでファイナルエディションを買ってきたんですが“...
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モトジャンキーGSX1100S(スズキGSX1100S)アップデートを重ね、現代車とも楽しく走るカタナ【Heritage&Legends】
徐々に進められていく進化も楽しんでいく
カスタムは、依頼者のオーダーを受けて手がける人の引き出し=考えの柔軟さや手法の多彩さ=によって、仕上がりが変わってくる。引き出しが多く、かつそれをどう有効に使ってくれるのか。このモトジャンキー製カタナを見ると、そんな考えに駆られてくる。
「“サーキット走行を前提にして、かつワインディングでもスーパースポーツ車とともに走れる”がコンセプトです。それで補強の材質や溶接にこだわって、縦と横の剛性バランスを考えながらフレームに手を入れて、峠道でも固すぎずにしなやかに走れるパーフェクトな仕上がりを目指しました。
結果的に19カ所を補強したんですが、狙いはうま...
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しゃぼん玉GSX1100S(スズキGSX1100S)フルメニュー・カスタムを地で行くブラックSPL.【Heritage&Legends】
ヨシムラ刀1135Rを目指しつつ独自の手法も施す
バイク向け大型洋・用品店の顔とカスタムショップの顔を持つ、しゃぼん玉。カスタムに関してはさまざまなヘビーチューンも手がけ、ZRXシリーズやゼファーシリーズ、カタナといったモデルはその中軸にある。中でもカタナはショップオリジナルで純正形状のカーボンまたはFRP外装(フロント/テールカウル、シャークフィン)やスクリーンも販売するなど力が入る。
そこでこのカタナだが、全身がきれいな艶のあるブラックで仕上げられ、ある種の凄みも見せている。
「このお客さんも長年当店とお付き合いさせていただいていて、この仕様はひとつの完成と言えます。仕様としてはヨシ...
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テクニカルガレージRUN GSX1100S(スズキGSX1100S)ノーマルの印象を維持しバージョンアップに備える【Heritage&Legends】
これから先を乗り込むためのベース作り提案
新型KATANA登場で改めて脚光を浴びる、空冷スズキGSX1100Sカタナ。今選ぶとなると弱点対策と現代化が必須だが、実際はどうするか? このテクニカルガレージRUN製カタナは、その見本とでも言える内容を持っている。RUN・杉本さんにその内容を聞いた。
「この車両はファイナルエディションがベースで、できるだけノーマルルックスを維持して状態を良くしたいというオーダーをいただいたんです。ですからフレームも無加工、ホイールもフォークもエンジンもノーマルです。STDマフラーのままが絶対条件など、ある意味厳しい制限があったんですが、こちらからの提案も織り込...
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ブライトロジックGSX1100S(スズキGSX1100S)状態のいい最終型を基に足まわりをアップデート【Heritage&Legends】
現状と将来も考えつつカスタム感も満たす快調カタナ
空冷のスズキGSX1100Sカタナがコンスタントに入庫し、多くのカスタム車を製作するブライトロジック。ベース車はユーザー持ち込みもあれば、作り置きするものもある。
後者ではベースフレームをチェック→修正、必要なら加工。エンジンも同様に仕上げ、足まわりはアップグレードしてノーマルプラスアルファで製作することが多いという。その際にベアリングやシール類の新品交換ほか、車両コンディションを引き上げのポイントとなる作業を入念に行っている。
「車両製作の様子をブログでアップすると、途中でお客さんが付くケースも多くて、そこからはオーダーで好みに作り替え...
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GBスズキ カタナ(スズキGSX1100S)/クラシック耐久レース用に18インチで仕立てたカタナ #Heritage&Legends
伝統の旧車、ひいてはスズキブランドを長く愛してもらうために
イギリスのスズキ現地法人、GB(グレートブリテン)スズキが、自社旧車供給プログラム強化の一環として「チーム・クラシックスズキ」を設立したのが’15年末のこと。その中で当地で人気が高まってきた、1970年代の欧州耐久選手権戦的なクラシック耐久レースシリーズに向けて、スズキGSX1100Sカタナをベースにした18インチレーサーを作り上げた。
このカタナレーサー、そのお披露目とも言える’16年のイギリス・バーミンガムショーでは、フレームやエンジンなどほぼ全バラ状態から観客の目前で完成車へと組み上げてしまうというパフォーマンスも披露。
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10月5日(土)から〈バイカーズパラダイス南箱根〉で新旧カタナ展「KATANA TURN ME ON」を開催!!
新型KATANAの展示はもちろん、魅惑のカスタムカタナをじっくり見られるロングランイベント
ライダーの聖地・箱根に、2019年夏、新たに完成した施設「バイカーズパラダイス南箱根」。すでに訪れた方も多いかもしれませんね。
悠々とした広大な敷地に建つ、ライダーのためのドライブインです。施設内には、ソファーやハンモックがあり、旅の疲れを癒やすのはもちろん、仲間やそこで出会ったライダーとの談笑も楽しめます。
まさにその名の通り、バイカーズパラダイス。そして、10月5日(土)からは、新たな展示がオープンします。
「KATANA TURN ME ON」produced by MotorMagazin...
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クォーターGSX1100S (スズキGSX1100S)/オリジナルカタナの可能性を無限に引き出す超絶カタナ#Heritage & Legends
カタナに次々盛り込む驚異的アップデート
「最新の変更点はドライカーボン製タンクへの換装と角度可変スクリーン、それからシートです。あとフロントディスクをプラスミューでワンオフ製作しました」クォーターの平田さんはこう切り出す。同店は平田さんの加工技術や整備/カスタム哲学に惹かれて、多くのリピートユーザーがカスタム化や整備を依頼する。
「タンクはドライカーボンで、カタナノーマルを元に治具を作り、そこから雌型を起こして成形し、焼き上げてもらいました。この車両はこれ以前にもアルミタンク化してましたすが、前側のカウルとのラインが微妙にずれていたりしたので、新作ではそこも補正して、違和感をなくしていま...