ライター
蒸れや乾燥を防ぐ"湿度コントロール機能"を搭載!ゼロスグラブ/ROM「ゼロスクラブウインター」<ギアーズテスト>
操作性にもこだわった安全、快適な冬グローブ
外気温が15℃を下回ると、防寒性能の高いウインターグローブが欲しくなる。
ウインターグローブは保温性確保のため中綿が入っているので左右レバーやウインカースイッチが操作しにくくなり、構成部品の多さから高価になることも難点だが、それを一気に解決したのがレッドバロンのオリジナル用品ブランド『ROM』から登場したゼロスグラブ・ウインターだ。
開発コンセプトは「快適性と安全性と操作性を追求」という、相反する要素を高い次元でバランスさせようというもの。
まず快適性だが、デュポン社のコンフォマックスを中綿に使用し、高い保温性と断熱性を獲得。
内装には肌に優し...
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デイトナの「最新グリップヒーター」はスイッチ一体型でトップレベルの暖かさ!<ギアーズテスト>
グリップ一体型スイッチでスッキリ装着、操作もスムーズ
DAYTONA「ホットグリップ ヘビーデューティービルトイン4Sn」
グリップヒーターは冬専用の装備と思われがちだが、実際の使用頻度は意外なほど多い。
僕は防寒グローブを着けたときの操作性悪化を嫌って外気温5℃以下までは3シーズングローブ+グリップヒーターで凌いでいるし、夏場でも雨のときは積極的に使う。
グリップ外径はφ33.6㎜と発表されているが、実測では約32.5㎜。ちなみにニンジャ1000の純正グリップは約31.5㎜なので差はごく僅か。
これまでのグリップヒーターのネガ要素は発熱体の内蔵によってグリップ外径が太くなることと、スイ...
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カジュアルなのにプロテクションもばっちり! 普段使いもできるウインタージャケット/コミネ「プロテクト KVパーカ JK-604」
プロテクターフル装備の軽快パーカ
ライディングウエアは転倒や衝突の衝撃からライダーを保護するため、肩、肘、背中のプロテクター装備が当たり前になり、胸部プロテクターを内蔵、または後付けできるものも増えている。
ただ、プロテクション性能の高いウエアはスポーツライディング系やアドベンチャー系の「いかにも」なデザインが多く、街乗りやストリートバイクとのマッチングは今ひとつ。
そこで充分な保護性能とカジュアルなフォルムを両立したコミネの新製品を紹介しよう。
デザインは完全にスエットパーカ。
こうしたデザインのライディングウエアは以前からヨーロッパで人気があり、日本でもストリートライダーを中心に浸透...
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ネットで格安販売されているフォグランプは使えるのか? 「SUPAREE LEDフォグランプ」を取り付けてみた!【編集部員の自腹でテスト】
価格はバーゲン、明るさは文句ナシ!
バルブ交換だけでは明るくならなかったので、思い切ってフォグランプ本体をLEDタイプに換装してみました。
この「SUPAREE」は汎用ではありますが、本体デザインはBMW純正品にとてもよく似ていて、しかも2分割式ステーの台座寸法が「GSならピッタリはまるシンデレラフィット!」という話も聞いていたので思い切って購入。
左右セット、汎用ステーにスイッチ付きハーネスまで付いて8000円はハッキリ言って出血価格であります。
ワタシのGSには純正のハロゲンフォグがついていたので、スイッチや配線はそのまま利用して本体のみ換装しました。
カプラー形状が違ったので若干の...
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元WGPライダーのタイヤインプレ! アメリカ生まれのハイパースポーツラジアルタイヤ『DUNLOP SPORTMAX Q4』
今回の試乗担当は元WGPライダーの八代俊二氏。スーパーバイク世界選手権のテレビ解説でもお馴染み! ハイパースポーツラジアルタイヤ「SPORTMAX Q4(以下:Q4)」は、アメリカを拠点に開発され、日本国内に導入されるダンロップのバイク用タイヤは、この「Q4」が初めてとのことだが、その実力、国内開発タイヤとのキャラクターの違いは気になるところ。 サーキット走行や、ジムカーナ競技用で装着するライダーも多く見かけるようになり、「ツーリングも楽しめる」なんて声も聞こえてくるし…。 そこで、元GPライダーの八代俊二 氏に、Q4のポテンシャルについて聞いてみた!(PHOTO:松川 忍 INTERV...
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走行風でスマホを冷却『MOTOFIZZ デジケースマウントAC-L MF-4737』#GEARSTEST(2019/10)
タナックス伝統の質実剛健な作りは信頼感絶大
スマホは今やストリートライディングに欠かせない存在。
ツーリングではナビを常時表示させているライダーが多く、信号待ちなどの時間に渋滞情報や天気予報、SNSをチェックする頻度も増えているはず。
だが、画面表示や通信を常時行えばスマホの発熱量が増え、保護機能が働いてシャットダウンすることがあるし、電池寿命を低下させる原因にもなる。
バッグタイプのスマホマウントは傷付きや落下防止の点で安心感が高いが、こと「放熱」に関しては不利と言うしかない。
そこでタナックスが開発したのが、バッグの底面にスリットを入れ、走行風を取り入れてバッグ内のスマホを冷却する仕...
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バッテリー電圧や充電状態をスマホで確認『Batt Check バッテリーチェッカー』#GEARSTEST(2019/10)
診断機能と記録機能が付加されていることがポイント
オートバイはエンジンから車体まで電子制御化が進み、加えてETCやスマホナビ、グリップヒーターといった電装アクセサリーが一般的になったことでバッテリー管理の重要性は増すばかり。
メーター内に電圧を表示する車種もあるが、全体から見ればまだまだ少数派。
そこでスマホ画面でバッテリー状態を確認できるアイテムをテストしてみた。
取り付けはバッテリー端子に接続するだけ。
本体は38㎜×27㎜×18㎜とコンパクトで、重量も僅か22・2g。
しかも防水構造だから装着場所に困ることもない。
テスト車のKATANAはシート下にちょうどいい隙間があったので、取...
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煽り運転対策に効果てきめん! MITSUBAの「バイク専用ドライブレコーダー」をチェック!
煽り運転が怖い昨今、ライダーもドラレコ装着の機運が高まっている
既存のオートバイ用ドライブレコーダーは自動車用の転用かアクションカメラ的な製品がほとんどだが、オートバイ専用に日本国内で開発されたのがミツバサンコーワの新製品。
ソニー製カメラは対角162度の広視野角、フルHD、夜間や逆光に強いWDR搭載の防水構造。
本体はIP55の防水防塵性能と振動加速度試験10Gクリアの耐振性を備え、6軸Gセンサーと無線LAN機能も内蔵している。
EDR−21Gを僕のニンジャ1000に装着してみたが、電源の取り出しを含めて取り付け時間は1時間ちょっと。
ネイキッドモデルならカメラの固定と配線の引き回しに...
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嬉しいが機能が満載、ライディングデニムならではの魅力が詰まった一本! クシタニ『エクスパンドライダースパンツ』
車体の傷付き防止も含めて樹脂製のほうが安心
ジャケットやシューズはライディング用でもパンツは普通のデニム、というのが一般的なライダーのファッション。
革やナイロン製のライディングパンツは見た目が大仰で洗濯も面倒といった理由から敬遠されがちだ。
ただ、カジュアルウエアのデニムはライディング中の動きやすさや安全性は考えられていない。
ライディングを前提に作られたデニムを穿いて走ってみれば、その違いに驚くはずだ。
クシタニのエクスパンドライダースパンツは、肌触りのいいコットン74%、高強度のコーデュラナイロン24%、伸縮性のあるポリウレタン2%の生地を使用し、ライディングポジションに合わせてカ...
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タナックスの新型バッグ「シートシェルケース」を使ってみた! バイクとのフィット感は良好、取り付けも簡単、気になる容量は?
樹脂製トップケースとナイロン製シートバッグの中間のような作り
ツーリングを楽しむライダーの多くがシートバッグを積んでいる。
荷物量が増えるとタンクバッグには収まらないし、そもそも最近の車種はタンク形状と材質の関係でタンクバッグの装着が難しいからだ。
ツーリング用品ブランド「タナックス」のモトフィズは、数多くのシートバッグをラインアップしているが、高強度ポリエステルのバッグ本体にポリカーボネートのトップ(蓋)を組み合わせた人気商品『シェルケース』のシートバッグ版が登場した。
底面の内寸は40㎝×26㎝で、ほぼB4サイズ(本誌2冊分)の長方形。
高さ18㎝で約25Lの容量があるので、2〜3泊...
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ツーリング中に気になるスマホの電池消耗には、ワイヤレス充電が便利なんです!『LOFON ワイヤレス防水充電パッド』
1個持っていると便利なアイテム
オートバイでのスマホ利用時はスマホホルダーをハンドル回りに固定し、車体側から引いたUSB電源に接続する方法が主流。
この場合、スマホをホルダーに付け外しするたびにUSBコードを抜き差しする手間が掛かり、端子の消耗も心配になる。
そのネガ要素を解消してくれるのがワイヤレス充電パッド。
取り付けは普段使っているスマホホルダーにワイヤレス充電パッドを貼り付け、USB電源と接続するだけ。
ワイヤレス充電対応のスマホなら、ホルダーに着けるだけで自動的に充電が始まる。
USB電源ソケットがQC2.0またはQC3.0仕様なら急速充電も可能だ。
充電パッドは防水構造なので...
ライター
着るだけで疲労回復?? そんなインナーウエアの実力は?『VENEX RECOVERY WEAR リラックスロングスリーブメンズ』
数値化はされてないが、疲労回復効果を実感
アスリートの世界では機能性ウエアが普及している。
着圧によって運動時の筋力アシストや疲労軽減効果が注目され、競技時に着用するライダーも増加中。
僕も寒い時期は着圧機能を備えた防寒インナーを着ていて、その疲労軽減効果は実感できている。
逆に「積極的な休養」を開発コンセプトとして、疲労回復効果をアシストするのがベネクスのリカバリーウエアシリーズで、半袖と長袖のTシャツ、タイツ、ネックウォーマーやブランケットになるクロスが揃っている。
「着るだけで疲れが取れる」の理由は、ウエアの生地にある。
元の素材はポリエステル90%、ポリウレタン10%だが、繊維1...